PARK'S PARK

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朝には紅顔ありて、夕には白骨になれる身なり。

2008年08月23日 | 宗教・哲学関連
●知人の葬儀に参列しました。
享年60才。あまりに早い御逝去でした。
天寿を全うせずに西方浄土に旅立った方の葬儀に出ると、非常な虚無感”諸行無常の儚さ”を感じます。
      

■蓮如上人の『「御文書」五帖 白骨章』の一説を思いおこしました。
『朝(あした)には紅顔ありて、夕(ゆうべ)には白骨となれる身なり』
「朝には美しい生き生きとした顔をしていても、夕べには白骨と化してしまう身です」

◆この名文を私は自分なりに現代的に解釈している。

人間の体内には生まれた時から時限爆弾がセットされている。
それは”いつ””どこで””どのような”形で爆発するかは、まさに神のみぞ知るのです。
爆発するのは今日で、脳溢血で当突然死するかもしれない。
爆発する前に、臓器パーツの耐用年数の方が早く来て天寿を全うするのかもしれない。

★この世で唯一確実なことは、人間には必ず死がおとづれることです。
それを避けることはできないのです。

テイクオフした飛行機は必ずどこかに着陸します。
今まで地上に降りなかった飛行機は1機もいない。
無事にソフトランディングできれば、本望ですが、急降下して墜落は嫌ですね。

体内の爆弾がいつ爆発しても良いように、悔いの無い”生き様”を見せて行きたい。

改めて故人の御冥福をお祈りいたします。合掌