PARK'S PARK

パクのお庭にようこそ。環境問題、ロハス、バイオ、空手、映画、多言語など情報満載です。少々硬派な内容を目指します。押忍

ホンダイズム!

2008年08月06日 | ニュース拾い読み
●日経産業新聞の記事によると、ホンダ「狭山」工場では47.5秒に1台の自動車が製造されているとの事で、これは世界最速らしい。
自動車が作られることを見たことが無いから比較はできないが、自分の目の前をは47.5秒に1台通過していくとイメージすると無茶苦茶早い気がする。
60秒に1台が国内の自動車メーカーの最速水準らしい。
しかも「混流生産」と言って8種類の車が混じって作られていく。
       
        【非常に狭い工場で最速で最高の車が生産される】

■記事によるとこの成果は逆転の発想から得られたらしい。
最先端には程遠い狭く古く、部品が山のように積まれている、まさに「狭山」状態らしい。
しかし工場を移転するとか、増築する行動はしなかった。
「いつか大規模生産するから、と大きな入れ物を作れば多くの無駄が発生する」
限られたスペースの中で、増産要請に応えるには様々な工夫の積み重ねが必要であった。
狭山で構築した生産システムは、そのままの密集ぶりで鈴鹿や海外工場に導入される。
「狭い狭山に導入できれば広い場所では問題なく導入できる」と言う。

◆しかし笑ったのは、天井が低くて車高の高い車が造れなくて苦肉の策で車高の低いオデッセイを造ったら爆発的な大ヒットになったそうで信じられないですね。

★ここには、無駄や過剰投資を嫌う『ホンダイズム』がある。
大企業になるな!大きな町工場になれ!と言う哲学が根底に流れています。
わが社も「世界に羽ばたくバイオの雄」とかでなく、とりあえず地域の優良企業を目指して頑張ろう!