PARK'S PARK

パクのお庭にようこそ。環境問題、ロハス、バイオ、空手、映画、多言語など情報満載です。少々硬派な内容を目指します。押忍

★沢田研二/【我が窮状】

2008年11月30日 | 世の中を良くしたい!
●ジュリーこと沢田研二さんの新CD【ROCK'N ROLL MARCH】の9番目に【我が窮状】と言う素晴らしい歌が収録されている。



麗しの国 日本に生まれ 誇りも感じているが
忌まわしい時代に 遡るのは 賢明じゃない
英霊の涙に変えて 授かった宝だ
この窮状 救うために 声なき声よ集え
我が窮状 守りきれたら 残す未来輝くよ

麗しの国 日本の核が 歯車を狂わせたんだ
老いたるは無力を気骨に変えて 礎石となろうぜ
諦めは取り返せない 過ちを招くだけ
この窮状 救いたいよ 声に集め歌おう
我が窮状 守れないなら 真の平和ありえない

この窮状 救えるのは静かに通る言葉
我が窮状 守りきりたい 許し合い 信じよう



沢田研二さん自身が作詞し、作曲は大野克夫さんの名コンビです。

■さてU-TUBEを聞いてもらえば「窮状」と憲法「九条」をかけている事は、お分かりと思います。
優しいバラードに、自らの切実で真摯な思想をストレートな詞をのせていると思います。
還暦になったジュリーですが歌唱力は変わらず、素晴らしい魅力的な声です。

繰り返して聴くと、言葉の重さを感じます。
まさに「9条」は「窮状」に陥っています。
ユダヤ権力から押し付けられた”フヌケ化憲法”と言う人もいます。
理想と現実は違うと言う人もいます。
しかし、この憲法こそ理想であることは間違いありません。

◆沢田研二さんのルーツは私と同じ同胞と聞いています。「李花幻」と言うペンネームも使っています。
華やかなステージの影で、日本と世界の行く末を真剣に案じていた思いを込めたのだと思います。



★世界中の90%以上の人が「イマジン」を歌い反戦を訴えても、10%の人間が歌わなければ戦争は終わらない。
二度と過ちを繰り返さない為にも、この歌をひとりでも多くの方に聞いて戴きたい。
久しぶりにどっしりとした”反戦歌”を聞きました。
場がしらけても、カラオケで歌ってみようと思っています。
(できれば弾き語りで・・・)

「生物多様性」ゲーム

2008年11月29日 | 環境問題を考える!
●先日参加した「びわ湖メッセ」で興味深いゲームをもらった。
「Bidi」=biodiversity「生物の多様性」ゲームです。
世界中を7つの地域に分け、各地域に10種類の絶滅危惧生物カードがある。さらに天災、開発、公害、密漁、条約などのカードがある。



■山札から1枚ずつ引き、同じ地域のカードを5枚集めた人が勝者です。
ゲームとしては単純ですが、遊びながら絶滅危惧種を覚えられるしかけです。

◆現在地球上で生きている生物は500万から3000万種と言われています。
その中で、絶滅の恐れのある生物は1万6300種以上と言われレッドリストにあげられています。

★「生物の多様性」1羽の鳥は小さな虫を食べ、その虫は植物の葉を食べます。
その植物は土から生えています。その土はもともと散った葉っぱやたくさんの生き物の死骸でできています。


【今月のナショナル・ジオグラフィックの特集】

生命はそれぞれの場所で、他の生命とつながりながら、大きな命の広がりを生み出しています。

このゲームを通して、生物の多様性をみなしてみたい。

関係代名詞/そうそう、そう言えば・・・

2008年11月28日 | 多言語を喋りたい!
●オーストラリアで仕事をしていた時に、現地に長年住んでいる女性と関係代名詞の話しになった。
「関係代名詞って本当に便利なの。とりあえず言いたいこと言っといて、それから付け加えればいいからね・・・。日本語にも関係代名詞があればいいのにね・・・。」
言っていることは分かったけど、感覚的にはどうも分からなかった。



■最近、ある本で関係代名詞の話しを読んだ。
関係代名詞の教科書での訳し方は例の「・・・したところの~が・・・」ですね。
前もって、考えておいて、逆に考えなければいけない。
古文のレ点のように、逆から来るから非常に難しい。

話しながらそんなことは、頭が良くなければ、なかなかできない。
でも英語圏の人間は小学校高学年くらいになれば、簡単に使っている。

◆そこで頭の中をこんな風に整理してみるといいらしい。
「~したの、そうそう、それはね・・・」
具体的には
I went to park,where is very beatifur place.

昔、教科書で教わった翻訳方法なら
「とてもきれいであるところの、公園に昨日行きました」
これを今回の紹介で翻訳すると
「昨日公園に行きました。そうそう、そこはねとってもきれいだったのです」

もう一例
I saw a man and a dog that wore matching clothes walking in the park.
従来の訳では、こなれても
「おそろいの服を着た人と犬が公園を歩いているのを見た」です。

これをあまり考えずに、こう喋っているのです、
「男の人と犬を見たの、そうそうその人たちはね、おそろいの服を着て公園を歩いていたの」と非常に流れがいいのです。



★まだまだ、理解できたとは言えないけど、習うより慣れろですよね。
慣れないと、頭の中で翻訳してから喋るのですが、慣れてくると思ったことがそのまま口をついて出てくるようになりましたね。
でも、しばらく使ってないから全然駄目になっています。
また頑張ってNOVAに行こうかな~。

宝くじ/”夢”と言うエサ

2008年11月27日 | 世の中を良くしたい!
●「貧乏人が文句を言わないで払う税金」と言われている「宝くじ」の発売が始まりましたね。
「夢を買う」と言えば聞こえはいいですが、一般庶民は騙されて文句も言わずに買い続けている訳です。



◆国と自治体が胴元ですから文句が言えませんが、あこぎなシステムです。
何にしろ、収入の内の40%を国が収奪してしまう訳ですからね。
15%が印刷代などの必要経費、残った45%が払戻金です。
300円のくじを買うと「期待値」(懐かしいですね!)は130円台です。

しかも、一般市民が宝くじを販売してはいけない、海外のくじも買ってはいけない!権力と権限を持ったものは強いのです。

■農水省には競馬、経済産業省には競輪、国土交通省には競艇があるからと、何とか現ナマを稼ごうと文部省では「スポーツ振興くじ」=totoを始めたけど見事にコケましたね。
これらの公営ギャンブルの還元率は70%程度ですし、何かと経費もかかりますが、宝くじは経費はほとんどかからないから、丸儲けです。



★まぁ~宝くじはローリスク、ハイリターンであることは間違いありませんが・・・。
競輪や競馬と違って、宝くじにはまって財産を無くしたと言う人は聞きませんからね。
当れば、細々となら一生暮らして行けますしね。
3千円くらいで”夢”とやらを買うのはいいんじゃないですか・・・。

▼追伸:1等が当る確立を計算しました。
1千万本に1本当るとすると、確立は【1/1千万】≒【1/6の9乗】
つまりサイコロを振って、1の目が9回続けて出る確率なのです。
⇒こりゃ当らんわ!
でも、毎年、中信平で1人は当っていると考えれば、何だか当りそうな気がするし。
とにかく、宝くじは当てるつもりは駄目!寄付するつもりで買いましょう。
「宝くじ号」のタイヤを買ってやるつもりで買えば腹も立たないのでは・・・?

収穫の秋/1本の大根の重さ

2008年11月26日 | ロハスな生き方
●私の大好きな言葉がある。
「農薬の危険性を100万回叫ぶよりも、1本の無農薬の大根を作り、運び、食べることから始めよう!」
これは、尊敬する「藤本敏夫」さんが1975年に始動した「大地を守る会」の基本のコンセプトです。



■私も仕事では、有用微生物の研究・開発に携わり、社会のために貢献することを生きがいとしてきました。
そして口先だけでなく、鶏を飼い、堆肥を作り、完全無農薬・完全有機肥料で野菜を栽培しているのです。



◆そして大根の収穫時期です。形は悪いし、小さいけど、味は最高なのです!!
美味しい大根は、甘みが全然違います。
農大の大根踊りではないけれど、大根の収穫って、妙にウキウキする喜びがありますね。

★今週の収穫は大根、白菜、キャベツ、野沢菜、白カブです。
韓国製のトウガラシを買ってきたから、キムチが漬けられます。
野沢菜もつけなくては・・・。
韓国のようにキムチ休暇があるといいのですが・・・。

中国が輸出関税引き下げ

2008年11月25日 | 環境問題を考える!
日本農業新聞によると、世界的な穀物の高騰に対して、国内への供給を優先してきた中国が方針を変更するようである。 
12月から輸出関税をソバ、モロコシ20%⇒0、小麦20%⇒3%、米5%⇒3%、大豆5%⇒0に引き下げる。
この最大の背景は、中国の穀物生産が大豊作が見込まれるからなのです。

■中国はこれまで人口13億人を養うための食料を確保する為に供給優先政策をとってきた。
穀物の国際相場が落ち着き、生産が順調であることから国内価格の下落が懸念される。
世界的な金融危機に対して輸出により外貨を稼ぐ目的もある。



◆当然日本国内への輸出が増え、国内の穀物生産農家への影響も考えられる。
中国からの輸入価格が高かったから、既に北米、その他の地域にシフトしているから、ただちに中国からの輸入量が増えるものでもないようである。

★現在、世界中がリンクしているから、オールハッピーは無い。
地球上で食料が大豊作なのはうれしいが、中国からの輸入が増えれば日本の農家は少なからず影響を受ける。
私も仕事では中国の高級有機野菜、高品質の豚肉生産のアドバイスに関わっている。

安心・安全な食料が安価で世界中で入手できればいいのですが・・・。

川中美幸コンサート

2008年11月24日 | HANAとコンサート
●24日はJA主催の「川中美幸」コンサートに行きました。
このコンサートはJAの保険に入っている感謝企画で、毎年無料で見られるので楽しみにしているのです。



◆去年は「キム・ヨンジャ」その前が「ル・クプル」でした。
さて母の知人の4名を乗せて早めに着いたのです。
駐車場が遠くなるから、とにかく早め早めが基本です。

■ラジオのトークでも時々聴くのですが、軽妙で絶妙なお喋りが最高でした。
主催者の立場に立って肝心なポイントは絶対に噛まない。あくまでも主催者を立てる。
もちろん歌唱力は抜群です。早や変わりの衣装も含めて、本当にサービス精神が旺盛ですね。勉強になります。


   【すみません、1枚だけ撮りました】

★今夜のライブは最高だった!
コンサートはどんなジャンルでも楽しいですね。
これからも機会がある度に何でも参加していきたい。

防災訓練/緊急救命

2008年11月23日 | ロハスな生き方
●「備えあれば憂いなし」と言う言葉が好き。
それほど生きながらえることに執着心は無いけど、天災があった時に何も備えが無くてうろたえるのは格好悪いし、どうして準備しておかなかったんだろうと言う後悔はしたくない。



■22日は防災訓練と緊急救命の講習会に参加しました。
まず、火災が起きた時の、行動のおさらいです。
数年に一度は聞いているのですが、すぐに忘れてしまう。
消火器の扱いでさえ「ピンを抜く、ホースを持つ、レバーを握る」こんな簡単なことを忘れている。
実際に火事が起きたらパニックになるだろうから、もっとうろたえるんでしょうね。
もう一回復習、そして家の消火器の点検をしたのです。

◆続いて緊急救命講習会。心肺蘇生法は難しい。
AEDは簡単だけど、胸骨圧迫は人形でしかやったことが無いから、実際に遭遇したら自信が無いですね。
特に最近聞くのは、老人に処置して圧迫によって肋骨が折れた、と言う事例です。
そのことを質問したら「死ぬのと、骨折するのとどちらがいいですか?思いっきり押してください」との答えだった。



★良かれと思って、命が救えなかった時の責任問題は発生するのだろうか?
そんなことになれば、道義的には救わなければと思っても、怖くて手が出せない。

とにかく知識だけは、覚えておこう。
知っていて損することは無いだろうから・・・。

韓国の原発事情

2008年11月22日 | 環境問題を考える!
●韓国の原子力発電供給量は現在世界で第6位なのですが、さらに拡大させる方針に加速がかかっているようです。
韓国国内での原発によって供給される電力は総発電量の4割を占めています。これは日本をやや上回る程度、断トツ1位のフランスの70%台に続いて世界第2位のレベルです。



◆李明博政権の方針では2030年までに出力150万kw級の大型原発設備を10基建設する計画らしい。これによって原発からの電力供給割合は6割に達します。

■日本では1963年には原発が初めて稼動したのに対して、韓国では導入が15年も遅れ1978に稼動が開始したのです。
この遅れを補う為に、カナダの基本技術を元にイギリス、フランスの技術を取り入れ独自の技術を作ったそうです。

★韓国でも日本と同様に原発事故が起き、国民の不信感を招いている。
使用済み核燃料の貯蔵施設にも反対運動がおきています。
迷惑施設への見返り金は約230億円になるとのこと。
NIMBY=”Not in my back yard"迷惑施設は裏庭には来て欲しくないのです。

NIMBYは非常によく分かるのです。
しかし、安全を担保し、最も電力を使う東京のど真ん中に原発を建設するのが理想であると考えています。
そんな時代が来ることを願っています。



▼韓国の原発事情から、日本の事情に脱線してしまいました。

35秒で飲み頃/これは売れるぞ!

2008年11月21日 | 環境問題を考える!
●20日の日経産業新聞の記事によると、スチール缶入りの飲料を35秒で飲みごろの温度にする装置(IH缶ウォーマー)が開発されたと言う。
つまりコンビニにコーヒー缶などを常温で置いておいて、お客がレジに並んでから弁当と同じように「温めますか?」と聞いて会計をしている間に温めることができる。
地球温暖化対策技術開発事業の新規採択案件に内定しているらしい。

     

■原理はIH技術を使ったコイルによって缶が熱を発生して飲料が温まる仕掛けらしい。
コンビニでは、温かい飲料は専用の棚に保温されているのですが、熱が逃げるから非常にロスが大きい。
しかも棚に陳列してから適温になるまで2時間もかかるために、回転が早い場合にはお客が生ぬるいコーヒーを飲まされることもある。

◆これは自動販売機にも応用できるな、と思った。自販機はエネルギー効率が悪い代表としてやり玉に挙げられる。
これも温めずに入れておき、商品を選択してから、1本ずつ加温して取り出せばいい。

★やはりニーズのあるところには知恵が働くのです。
どうしてこう言う、素晴らしい発想の商品が早く出なかったかと思うくらいです。
人類の英知は馬鹿にしたものでは無いと思っているのです。

空手は湯飲みに熱い湯を注ぐ如し!

2008年11月20日 | 空手いのち!
●普段は空手の練習を週に4回しているのですが、仕事が忙しくしばらく練習ができなかった。
先日2週間ぶりに汗を流したのですが自分でも嫌になるくらい下手になっている。

      

■たった2週間休んだだけで、体は硬いし、型は忘れる、挙句の果てにパンパンに張った脚が夜中につってしまった。
日々の鍛錬は大切だな~、と改めて思ったのです。

◆空手の格言に「空手とは湯飲みに熱いお湯を注ぐ如し」と言う名文句がある。
湯飲みのお湯は何もしなければ冷めてしまい、飲んでもおいしくない。
おいしいお湯を飲むには、絶えずお湯を注いでいかなければならないのです。

      

★空手の修行のために来日し黒姫高原に住んでいる”C.W.ニコル”さんも有段者として頑張っているのですが、”人間は格闘技をしないと人生にゆるみがでる”と言いきっている。

緊張感を持った張りのある生活と、体力の維持のために、万難を排して練習を継続していかなければいけない。
自分に喝を入れるためにブログにあげました。

リサイクルバブルの崩壊

2008年11月19日 | 環境問題を考える!
●19日の日経産業新聞によると、中国向けのリサイクル物資の買い付け価格が暴落していると言う!
ペットボトルが象徴的なのですが、簡単にまとめれば、私達が燃えるゴミ、燃えないゴミ以外に大きく分別を強いられているペットボトルは今までは有償で中国へ”輸出”されていたのです。
輸出されたPETボトルは主にぬいぐるみの中綿として再利用されていました。

■自治体も、昔はペットボトルは燃やすとダイオキシンと言う猛毒を発生すると脅かされたので、仕方が無いので高い経費をかけて分別し高温の焼却炉で燃やしていたのが、逆にお金になるのですから、当然積極的に分別をすすめた訳です。
日本で不要となった物が中国で有効活用され、再びぬいぐるみとなって返ってくるのですから、長距離への輸送という環境負荷は問題ではあるが、リサイクルの優等生だったのです。



◆しかし世界的に景気が減速し、中国ではオリンピックの特需も終わり、さらに円高の影響を受けてペットボトル荷動きが完全に止まってしまったのです。
1kgが30円だった引取り価格が3円にまで落ち込み、ゼロ円になる可能性すらあるらしい。
またお金を払って処理してもらう時代が来そうなのです。
ペットボトルに限らず、古紙、鉄くずなども軒並み値崩れしている。
中国は、世界の生産工場としての役割では無く、大きな消費国=お客さんだったことを改めて実感する流れです。

★さて、リサイクルの輪が切れたらどう対処すればいいのでしょうか?
現在でも”売れなかった”ペットボトルは一般の燃えるゴミと一緒に燃やされている。特に生ゴミは水分が多く燃えにくいので、ペットボトルは恰好の熱源として高温を保つ為に混ぜて燃やされています。



そうなると”ゴミは燃やせ”の復活になるのです。
私の自論ですが、ゴミは自宅で燃やすのがもっとも環境に負荷をかけないのです。
できれば風呂でも沸かせば、最高の有効活用であると思っています。

逆に、消費者と業者の人手をかけて、車の燃料を使ってCO2を排出して回収し、船に載せて中国まで運び、水で洗い、粉砕し、化学処理し、ぬいぐるみに入れて、また日本まで運ぶLCAは異常に高い環境負荷になります。
それに対して各家庭の庭先で燃やせばそれで終わりです。
どちらが環境への負荷が高いかは論ずるまでも無いと思うのです。

▼やはり、ダイオキシンが出ませんと言う謳い文句で高い焼却炉を買わせようとする業者の圧力が一番強いのでしょう。

PET=ポリエチレンテレフタレートは塩素を含みませんから燃やしてもダイオキシンを発生しませんよ!
ダイオキシンは最高の猛毒です!、などと言う嘘も下火になってきましたが。

神田高校事件/悪人正機

2008年11月18日 | 世の中を良くしたい!
●神奈川県立神田高校で入学試験の際に、ピアス、茶髪などの受験生を不合格にした事件は皆さんご存知だと思います。
その校長先生が更迭されたことに対して、「校長先生は間違っていない」とする嘆願書の署名が集まっていると言う。



■ブログや世論をまとめると、校長先生は悪くない=受験にそんな格好で来る奴は落とされて当然である!とする意見が大半である。

私もその意見に基本的に賛成なのです。
世の中は甘くないんだよ。そんな格好で受験すれば落とされるくらい14歳になれば分かれよ!と思うのです。
不良生徒が来れば、真面目な生徒の迷惑になる。

高校を受験する15歳は社会に対しての自覚を持ち自分の行動に責任を持たなければならない年であると思う。
しかし多感な時代に、家庭環境、社会環境の影響があるのかも知れないが、自分の居所を見つけられずにいる事もあると思う。
もちろんこんな格好で受験することを認めた親の責任が大きいのですが!



◆しかし、一方で、これでいいのかな~、と思う面がある。
法然、親鸞聖人が唱えるところの歎異抄の冒頭の
「善人なほもて往生をとぐ、いはんや悪人をや」=悪人正機の思想です。



彼らを見放すことは、教育の放棄ではないのだろうか?
不良とレッテルをつけて切り捨てることは簡単なのです。
しかし、不良だからこそ更生させなければいけないのではないでしょうか?

北海道の北星学園余市高校の例がモデルになると思う。
ヤンキー先生こと、義家弘介先生が不良から立ち直り、立派に国会議員を務めている。
組長の女房だった大平光代さんも弁護士として活躍している。
イレズミ牧師の金沢康裕さんもいる。

不良状態の子どもを切り捨てることは簡単なのですが、更正する可能性は十分にあると思うのです。

★今日は取り止めが無いのです。
と言う事は、この問題に対して自分でも結論が出ていないのです。
具体的に言えることは、神田高校で不合格の烙印を押された生徒は一生立ち直れないでしょう。
一生、自分に自信が無く、惨めな、裏社会を過ごす可能性が高いことです。
これではいけない、全人教育が必要なのでは?

もうひとついえるのは「教育にはもっと金をかけるべきだ!」
教育への投資は、最も効率がいいし、何倍にもなって返ってくる。
変なばら撒きで2兆円使うより、教育に金をつかうべきだ。

韓国の大学修学能力試験

2008年11月17日 | 韓国大好き!
●今年も韓国の大学受験シーズンが始まった。
毎年11月の中旬の木曜日(今年は11月13日)に日本の共通一次試験にあたる”大学修学能力試験”が行なわれた。
国民総出の狂乱受験体制で、パトカーや白バイが遅れた受験生を運ぶニュースはこの時期の風物詩になっていますね。



韓国の大学進学率は80%以上で、フィンランドに続いて世界第2位の高学歴社会です。
韓国では出身大学によって人生を左右すると云われるほど、超学歴偏重社会で有名ですね。
SKY=ソウル、高麗、延世大学に入学したステイタスは東大、京大の比ではありません。

◆高校生は朝早くから、夜の10時過ぎまで、高校で勉強をする。
塾に通う生徒もいるようですが、学校での授業が加熱しているようです。
高校の責任とメンツで徹底的に教え込む。
韓国のニューカマーに聞いたところ、その意気込みがまったく違う。
しかも男性には兵役があるから、日本のボケーとして自分の居所も分からない若者とはまったく次元が違う厳しさがある。


  【高校の後輩がお辞儀をして先輩を応援する】

★韓国が学歴偏重の最たる国であることは間違いない。
私はこれを好ましいことだと思っています。
人生は生まれてから死ぬまでがすべて競争なのです。
人に負けたくない、勝ちたいと言う気持ちが、自分を高め、そしてそれが人類の発展に寄与して行くのだと考えます。
この厳しさが、敗戦から韓国を世界で一流の国にした原動力であると思います。
何しろ韓国は、現在戦争中なのですから。

もちろん、持って生まれた能力の無い者、競争社会に負けた人間に生きる喜びと、生活を保障する最低ラインは確保しなければいけませんが。
さらに言うなら、負け組みが暴走しない警備、統制に費用を使わなければならないでしょう。

首都を北海道に!

2008年11月16日 | 環境問題を考える!
●兵庫県知事が「震災はチャンス」と発言し、ヘラヘラ笑いながら、やっと発言を撤回した。
我が国の首長には知性と品性に欠ける人物が多く、情けなくなる。
関係ないが、閣議の前の映像などいつもみなニコニコして笑顔が耐えない。
企業ではみな顔が引きつっていると言う時期なのになんとも緊張感が無い。



■この発言はともかく、首都機能が東京に一極集中していることは、非常に問題であると思っている。
地震などの災害に対するリスク回避は次回に置くとして、首都が持つべき必須条件について述べてみたい。

東京都の食料自給率は1%!
都の外から持ち込み、廃棄物も他の地区に排出している。
まさに政治とビジネスと快楽だけの人工都市と言っても過言ではない。
江戸時代には最高のリサイクル都市、持続可能な社会の見本であったのに・・・。



◆さて、対して北海道の食料自給率は200%!
栽培好適地が北に移動して、今や米の収穫量は北海道が日本一になっている。
もともと熱帯作物の水稲が、ついに北海道で栽培されるようになっている。

しかも、北海道には広大な敷地が手付かずで広がっている。
東京の施設を改築するより、ゼロから理想的な新都市を建設した方がすべてにおいて良いことは明白でしょう!

IPCCの予測では(大きな疑問符つきだが?)100年後には平均気温が最悪6.4℃上昇するという。
東京と札幌の気温の差は約7℃であるから、ちょうど住みやすい環境と言えるでしょう。

★もちろん、100年後には石油も無くなっているだろうからナンセンスな予測であることは言うまでも無いのですが。
一応これを前提とすれば、これから暑くなる関西に移転するよりは、北海道の方が適していることは論ずるまでも無いと思うのですが。