PARK'S PARK

パクのお庭にようこそ。環境問題、ロハス、バイオ、空手、映画、多言語など情報満載です。少々硬派な内容を目指します。押忍

ニンテンドウの功罪

2008年08月28日 | 世の中を良くしたい!
●ニンテンドウを始めとするゲームの罪は非常に大きいと思う。
そのひとつは、あまりにリアルにできているために、仮想と現実の区別がつかなくなっている事でしょう。
特に、物を壊す、人を殺す設定が多く、実際に人を殺すことに抵抗が無くなってしまう。
これは少年期の人格完成の時期に大きな悪影響を与えると思うのです。
        

こんな話しを思い出しました。
昔、催眠術講座に通った時に、事前に絶対にしてはいけないことを注意された。
女性の服を脱がせてはいけない。他人に危害を加えさせてはいけない。
催眠状態の人間にナイフを持たせて他人に射せと命令しても、深層心理がブレーキをかける。
しかし、あれは人形です。人形にナイフを射しなさい!と言うと簡単に射すそうです。
わき道にそれました。

要はバーチャルと現実の区別がつかないために、常識では考えられない凶悪犯罪が立て続けに起きている。

■もうひとつは、運動をしなくなったこと。
何時間もテレビ画面を見続けて、全く動かない。
小学生の時期に屋外を走り廻って、鍛えられる筋力と運動神経が全く鍛えられず、大人になっても体力が無く、我慢することができない。
       

◆さて報道によると「ニンテンドウWii」が欧米の中高年者にブームを巻き起こしているとの事。
興味深いのは、ブームの中心はボウリング、テニスなどの体験型ゲームとの事。
これは実際に身体を動かして、得点を競うもので、「Wiiパーティー」と称されているらしい。

身体を使い、実際にあるゲームをするのですから、前述の運動不足、バーチャルと全く反するものですから、大賛成です。
ニンテンドウDSは私も購入して、中国語会話のスキルアップのために使っているがこれも問題なく使える素晴らしい商品です。

★ニンテンドウのブランド価値は日本企業で第5位です。
今まで、個人的には恥ずかしい文化の輸出ととらえていたのですが、これで少々汚名が払拭できれば良いのですが。