パッキーの多言語日記(ヒッポファミリークラブ板橋)

多言語活動、ヒッポファミリークラブで体験する面白い話や、小ネタをきままにつづっています。

昨日の続き。

2015年07月09日 | ヒッポファミリークラブ

アンニョンハセヨ 

昨日のナオの話の続きですが、

彼の日本語の話し方がお父さんのMシーナにそっくり。

話す時の語尾がそのまま、Mシーナと話しているのかなと思うぐらい。

 

で、何故なのかナオに聞いてみると

(と言っても本人は気が付いてないのですが)

 

日本語を話す相手は、主にお父さんとのこと

 

それをそっくり、意図的に真似をしているのではないと思いますが、

結局は自然に真似をしている。

逆に言うと、ことばは真似をして話せるようになるでしょうね。

 

で、こんな面白い会話がありました。

ナオは話したいことが沢山あるのですが、

ことばを選びながら色々話します。

なので、それでね、それでーーーと

すぐに出てこない時があり・・・・

そんな時、おばちゃんの私

先に「あーxxxxだからね」とか

「それ、&%$#だったからでしょ」と

話の落ちを待ちきれなくて、

相手が話そうとする前に、口をはさむ症候群・・・おばちゃんによく発病

 

で、何度かそのやり取りが続くと、普通の人なら

「ちょっと、こっちの話もきいて

となるのですが、その時、彼は

「ねえねえ、ちょっと ナオの話 聞いてみて」と

実に、丁寧に、提案するような口ぶりでした。

 

すると私も、「なに、なに、どうなったの?」って気持ちで

話を聞くことができました。

 

まあ、ちょっとしてことですが、

たぶん、お父さんのMシーナがそんな言い方なのかな?

それは不明ですが、

兎に角ことばの振る舞いを見ていると

ナオの場合は日本語の相手が少ないので

お父さんから全部もらっているというのが

よくわかります。

 

そういえば、大分前にアメリカの大学生を受け入れした時に

日本語が女の人の言い方なので、

「あなたの日本語の先生は、女性でしょ?」と聞いたら

なんでわかるのと驚いていました。

 

ことばは勉強するものと皆思っていますが

実は人からもらっているものなんですね。