深津絵里さん主演の「女の子ものがたり」の試写会に当選ｖｖｖ
観に行って参りました＼(^o^)／
漫画家西原理恵子原作の漫画を映画化したものらしいです(原作未読)
深津絵里演じるスランプ中の駄目漫画家高原奈津美が編集者のきつい一言で、
地方(多分、四国地方の漁村？)に住んでいた子どもの頃の事を思い出す…
きいちゃん、みさちゃん、なっちゃん(主人公)
幼いからこそ互いの境遇についてのきつい真実の言葉…家が汚い、貧乏、父親がいない、などなど…。
高校生になると、地方のさびれはさらに進み…、
奈津美の父親は失踪。
きいっちゃんの両親はあて逃げで逮捕。年少の兄弟を見るため、バイト。
みさちゃんはちんぴらの男と同棲。
…かなり、この時点で十分に、3人とも悲惨です。
が、さらに展開は暗いです。
奈津美は淡い恋を普通の男の子としますがいつの間にやらフェイドアウト。
奈津美の父親は家中の金を集めて賭博？そして死亡。
みさちゃんは別の暴力男と結婚、きいっちゃんも暴力男と結婚＆奈津美に借金、
「みさちゃんは幸せなの？」
「不幸じゃない」
こういったやり取りの後、「自分は私たちとは違うと思ってるだろう」と
みさちゃんと奈津美はケンカに、止めようとするきいっちゃん。
みさちゃんは「ここから出ていけ」と奈津美に叫びます。
「二度とここに戻ってくるな」と。
この言葉を胸に奈津美は、町を出ていきます。
切ない話です。
映画の場面転換というんでしょうか、次のカットへとつなぐ際の処理？が
雑で3か所ほど「え？」と思った所があっていささか残念でした。
落ち、も何となく読めてたので…うう～ん(；一_一)
雰囲気は良い感じでしたが、。。。。
「スタンド・バイ・ミー」＋「夏の庭」の女子校田舎仕立てな感じの映画です。
ひとつ気になったのが子役の子達が着ていたお洋服の色が…赤、青、黄なんですよね…。
どこかの三色旗を連想させる色合いで、、、、。
深津絵里さんの衣装やお部屋の雰囲気(こまごまとしたものとか漫画や山積みの本)、
うさぎのぬいぐるみとか可愛かったです。