昭和31年8月第7版 定価150円
海月書林さんや古書モダンクラッシクさんで紹介されているのを
見て以来ずうっと読みたいと思っていた本です。
語り口はやわらかくて、でもきっぱり「ハイカラ(おしゃれ・粋)」について
言い切る文章が嫌味が無くてとてもいい。
ただ残念なのが大阪出身でいらっしゃるのに江戸=粋のような内容というのが…。
上方だって十分シックでハイカラなものあると思います。
年代的に前述の岡部伊都子と同じ年代で同じ関西人同じく離婚経験者ですが、
自分自身へのコンプレックスがあるかないか(容姿含む)で
人生がこうも違ってくるんだなぁと思いました。