大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

3/16 春 2か所でウグイスさえずる。

2015年03月16日 | Weblog
 豊国神社東と愛の森で 「ホーホケキョ」 ウグイスがさえずる。この声は春を実感させる。
 気温も上がる。梅に、メジロが 「チィーチィー」 と群れる。

 春を告げるイカナゴ。今年はやや不漁だったとの報道。ようやく店舗に並んだ。

 今年もタッパー用意して待っているでー。の言葉に 「何ぃー!」 と言いながら、実はよしよし。俺の 「くぎ煮」 の味のとりこになったな。と内心うれしくてたまらない。
 数軒にプレゼントするのが恒例。

 東北出身の人が 「くぎ煮」 を知らないと聞いて驚いた。梅ぼしに各家庭の味がある。韓国ではキムチに各家庭の味がある。同じように関西では、春に 「くぎ煮」 を作る。それぞれの家庭の味で。

 「最後の一羽。オオウミガラス絶滅物語」 を紹介したい。(アラン・エッカート著 浦本昌紀・大堀聰訳 平凡社)

 この本が出てきたのは、オオウミガラスはイカナゴをよく食べていたから。
 この鳥は主に北極海に生息。「ペンギン」 と呼ばれていた。

 その後、南極で見つかった鳥がこのオオウミガラスにそっくりだったので、ペンギンと呼ばれるようになった。
 つまり、南極で見られるペンギンは、北極にいたオオウミガラス(=ペンギン)に似ているからペンギンと呼ばれるようになった。

 「収斂進化しゅうれんしんか」=同じような生活をしていると、全く別の種なのに姿が同じようになってくる。
 モズも昔はタカの仲間と思われていた。共に動物を襲って食べる。くちばしがカギになっている。形態、生態ともによく似ている。 でも全く別の種。 

 ・・話しが、また脱線・・・。飲みながら書いていると、調子に乗って方向が分からなくなってしまう。

 飛騨の森のオジロビタキ。今朝も見つけられなかったが、梅林で飲んでいると、大将から 「出てきたー」 とメール。やれやれ、まだ旅立った訳じゃなさそう。
 ちなみにこれまでの記録を開いてみると終認は、4/3・4/17・4/26などで4月までは居てくれそう。遅い時は5月の記録もある。

 ただし、これが♂だとしても喉に橙色が出ることはない。ニシオジロビタキ(パルーバ=ヨーロッパの種)は2年目からそうなる。
 これが(アルビキラ=シベリアの種)だったら、第1回夏羽でそうなる。(鳥くんの、比べて識別!野鳥図鑑 の説明は間違ってるように思う)

 コイカル1羽、人工川で。最近はここでよく見られている。単独行動。

 ツグミ11羽。すべて地上。 シロハラ33羽。すべて地上。 かなりフレンドリーな奴も。

 みどりのリズムでアトリ21羽、林床で採餌も驚いて飛び立つ。
 カワラヒワは市民の森で2羽。

 ジョウビタキは、もみじ園で♀。空堀、飛騨の森、梅林で♂、計5羽。
 梅林でメジロの群れ40羽+。

 オオバンは、東外堀37、南外堀1、西外堀5、北外堀35で計78羽。
 カイツブリは、南外堀、西外堀、北外堀で計3羽。

 オカヨシガモ、東外堀、南外堀、内堀、北外堀で48羽。
 ヨシガモ、東外堀、南外堀、内堀で13羽。

 ヒドリガモ、東外堀、南外堀、北外堀で74羽。
 マガモ、本丸日本庭園池で3羽。

 カルガモ、北外堀2羽?
 ハシビロガモ、北外堀72羽。
 コガモ、南外堀、西外堀で5羽。

 ホシハジロ、東外堀、南外堀、内堀、北外堀で181羽。
 キンクロハジロ、東外堀、南外堀、内堀、北外堀で162羽。

※追加情報=ヒレンジャク南外堀2羽。飛騨の森トイレ裏15羽+。

●今日の素敵な鳥たち。
 キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、ツグミ、セグロカモメ、シジュウカラ、シロハラ、アトリ、カワラヒワ、ジョウビタキ、アオジ、メジロ、カイツブリ、ハクセキレイ、コサギ、カワウ、モズ、ウグイス、アカハラ、ゴイサギ、エナガ、オオタカ、アオサギ、オジロビタキ、コイカル、ヒレンジャク。
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6 コメント

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オジロビタキとヨシガモ? (yujipoco)
2015-03-16 21:09:33
はじめまして
いつも楽しく拝見しております。私は滋賀県大津市在住ですが、実家の豊中に帰省した3/14午後、思い立って人であふれる大阪城公園に来ました。飛騨の森は静かで鳥見の人もほとんどいませんでしたが、鳴き声とともにオジロビタキさんに出会えました。また、さくら広場前の内堀にヨシガモ数羽がいましたが、そのうちの一羽はどう見てもカルガモとの交雑種♂に見えるのですがいかがでしょう?写真も撮りました。
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こんばんは。 ()
2015-03-16 21:36:30
yujipoco さま

こんばんは。
コメントありがとうございます。
オジロビタキ、最近は、西の丸庭園に入ってしまうのか、なかなか見られない時があります。 幸運でした。
その場所は、いつもヨシガモとオカヨシガモが見られるところです。交雑種とのことですが、残念ながら私は、そのような個体を見た事がありません。今後注意してみたいと思います。
返信する
正誤 (GEN)
2015-03-17 18:21:40
鳥君の図鑑、訂正が出てます。図鑑158ページの囲み3枚の顔写真の下、オジロビタキ♂2w(誤)→1w(正)・喉がうっすら・・・・成鳥羽になるのが1年遅い(誤)→早い(正)

別にブログの記述を変える必要は無いとも思います。ご自身の図鑑に赤を入れておけば・・・でも、この図鑑、たくさ~んの訂正が公表されてます。
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オジロビタキとヨシガモ?2 (yujipoco)
2015-03-17 21:43:10
こんばんは
3/15の午後に歩いたものをブログに投稿させていただきました。カモ、どう思われますでしょうか?
http://blogs.yahoo.co.jp/yujipoco/33826203.html
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正誤 ()
2015-03-18 11:29:34
GEN さま

ありがとうございます。
やはりそうでしたか。誤植かなーと思っていました。
実はハイタカ属の翼指についても間違ってると思う説明が。
やがて改訂版が出るのを楽しみにします。どちらかと言うと好きな図鑑です。
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オカヨシガモ ()
2015-03-18 11:35:40
yujipoco さま

ありがとうございます。
オカヨシガモでしょうか。頭部の印象がたしかに。
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