大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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トラツグミの怪! ルリビタキ。 2019.3.25

2019年03月25日 | Weblog
 いつものように始めに太陽の広場東の森を観察。先日トラツグミを見た場所を見ると、いる!いる!トラツグミがいる!

 あの日出会った人にトラツグミを伝えた。何人かが見に行ったが居なかったと聞いた。あの時だけの事かと思っていた。
 その後、元の公園事務所前で観察されているので、同じトラツグミが移動しているのだろうと。

 なのに、今朝のトラツグミは何? まったく同じ場所に居る。太陽の広場東の森の中央辺り。探しにくい場所ではない。
 今朝は順光側に回って撮影しようと近づいたら飛び立ってしまった。どこかに下りるかと目で追うが、南の方へみどりのリズムの先で見失う。

 あの飛び方なら公園事務所の方まで行ったかも。途中みどりのリズムや市民の森にも目をやりながら公園事務所に。でもどこにも見当たらなかった。
 謎?トラツグミの怪。

 久しぶりに大将に出会ったら、公園事務所のトラツグミは右側を負傷と。個体識別のポイントだが、前回撮影は左側しか写っていない。
 今朝は右側を観察したが、撮影前に飛ばしてしまっている。同じトラツグミかどうか不明。同じトラツグミでもおかしくないし、二羽いてもおかしくない。

 豊国神社東でルリビタキが円弧の柵にとまっている。かなり成鳥羽に近い♂だ。撮影しようと回り込むと飛んで逃げ少し先に。
 ちょっと近づくと木の中に飛び込む。それ以上追いかけても・・・離れた木の中のルリビタキを数枚撮影し後にする。

 春が近付いて漂鳥と言われる鳥たちが次々と動き出しているのを感じる。

・シロハラ9羽 太陽の広場東の森、みどりのリズム、市民の森、豊国神社東ほか各所。音楽堂西側上で本種と思われるぐぜり風の声を聞いた。

・ツグミ2羽 梅林。売店は撤収作業。今春は盛り上がらなかったのでは。あの台風の影響か梅花もいまひとつだった印象。

 この梅林ローソンは多分赤字だったろう。和風に改装して通年営業の蕎麦屋にしてはどうだろう。
 名称は 「砂場そば 大阪城」 店の前には2メートルほどの砂の山。これが看板替わり。

 東京の連中は何かと蕎麦を自慢する。しかし蕎麦屋の発祥は大阪。秀吉が大阪城築城の時の砂置き場の前にあった蕎麦屋 「砂場そば」 が発祥。

 残念ながら現在は東京の業者に商標権を買い取られてしまっている。これを買い戻して梅林に開業。本場 「砂場そば」 本店を開店したい。
 新参者の東京の 「更科そば」 や 「藪そば」 に負けているのは癪。

 旧聞に属するが 「世界で最も住みやすい都市ランキング2018」 で大阪は3位に選ばれている。ウイーン、メルボルンに次いで3位! ちなみに東京は7位。

・ジョウビタキ♂3・♀1。もみじ園、豊国神社裏、北外堀天端、飛騨の森。

・モズ♂3・♀1。もみじ園、人工川、空堀、天守閣東側配水池。

・ウグイス1羽 城南地区、さえずり。

・シジュウカラ 各所でさえずり。
 「今も鳴く シジュウカラに 思いあり」 鳥鳥子

・アオジ3羽 一番やぐら、梅林。

・オオタカ1羽 西の丸庭園。

・エナガ2羽 飛騨の森。

・ツバメ3羽 北外堀ほか。

・アトリ1羽 飛騨の森。

 堀の中はますますさみしくなって春が来る。北外堀のカモなどカウントしようと向かっていたら高校生U君に出会う。

 北外堀はすでに数えたと言う。その結果を聞いてメモに書く。手抜きバーダーだ W
 あえて弁解すると、長く続けるには多少の手抜きもあり。U君のまじめで几帳面な性格を見込んでの行為。
 ちなみに彼は、今期越冬のスズガモを南外堀で初認した青年。お礼に写真をプレゼントしようと思っている。

・オオバン34羽 すべての堀と第二寝屋川。

・ヒドリガモ4羽 東外堀

・ホシハジロ20羽 

・キンクロハジロ112羽

・コガモ11羽

・カイツブリ6羽

・マガモ4羽

・オカヨシガモ2羽

・カルガモ3羽

・ハシビロガモ41羽

・ゴイサギ3羽

 プロ野球オープン戦が終わって阪神は最下位から何とか脱出。オープン戦は勝ち負け関係ないと言うが、、、木浪や近本頑張れ。

●今日の観察種
 トラツグミ、シロハラ、オオバン、オカヨシガモ、マガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、シジュウカラ、ジョウビタキ、モズ、カワウ、ウグイス、カイツブリ、アオサギ、アオジ、ルリビタキ、ツグミ、オオタカ、エナガ、ツバメ、ゴイサギ、アトリ、メジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

◆◆エナガ (1993.4.8 音楽堂西側上)
 大阪府内のちょっとした公園では、必ずと言っていいほど見かけるが、大阪城公園では見られない。Iさんの話によると5~6年前に教育塔の辺りで数羽の群れを観察したことがあったそうだ。
 このエナガは単独でメジロが主の群れの中に、シジュウカラやヤマガラなどと混群で行動していた。
 30~40羽の群れの中から1羽のエナガを探すのは大変で、チィチィチィと賑やかにメジロの群れが移動してくるとその中に尾の長いシルエットを探す。
 鳴き声も注意しているとメジロの声の中にジュリリジュリリと聞こえる時もあるので、シルエットと声を頼りに探した。
 動きは激しくひと時もじっとしていないので運まかせで多くのシャッターを切った。
 ちょうど花見のシーズンで、多くの人から「何を撮っているのか」と声をかけられた。「エナガ」と答えると、そんなに真剣に追いかけなくてもといった顔で、「どこの公園に行けばいつでもいますよ」と教える人もいた。いちいち大阪城公園にこだわって記録をしているとは説明しないで、「ありがとう」とすませる。
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