大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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キビタキなど増えた 2019.9.6

2019年09月06日 | Weblog

 今朝も蒸し暑い。全身汗ぼとぼとになって歩いている。 鳥の方は昨日よりよくなっていた。 昨日が底なら今朝は少し上向き。

 大阪城公園の鳥たちは、いつも一定の数がコンスタントに通過している訳ではない。多くなったり少なくなったり波のように変化する。だから鳥見には当たり外れがある。これが病みつきにさせる理由のひとつ。

 いつでも決まった時期に決まった場所にいけば確実に見られるなら、数年もすれば飽いてしまうだろう。 恋のように不確定な要素が多いから人は鳥にひかれる。

〇キビタキ♂飛騨の森、東外堀沿い藤棚で計2羽。♀型一番やぐら、梅林南側上、飛騨の森など7羽、合計♂2♀7の9羽。

〇オオルリ♂若と♀梅林南側上の2羽。

〇センダイムシクイ3羽 市民の森、音楽堂西側上、豊国神社東。

〇コサメビタキ1羽 修道館西。

〇昨日聞いたサンショウクイの情報。はっきりしなかったが、今朝観察者に出会い聞いてみる。玉造口でサンショウクイの群れに出会う。北西に移動して見失う。撮影した写真で確認すると11羽だったと。

〇ハイタカ1羽が元射撃場、梅林南側上桜広場で観察されている。いよいよ戻ってきたのか。

〇カワセミ1羽 北外堀。青屋門付近、昨日も同じ所で観察。

〇イソヒヨドリ♀1羽 第二寝屋川。

〇その他、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、コゲラ、カワウ、コサギ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

 

◆◆キビタキ(1992.10.31 沖縄復帰の森)

 大阪城公園でカメラをセットして出てくるのを待っていると、通りがかりの人からバードウオッチングですかと、声を掛けられることがよくある。話の中にウグイスやメジロなど、一般に広く知られた野鳥の名前も出てくる。

 800ミリの巨大なレンズが目を引くことや、バードウオッチングという行為が一般に認知されてきた証拠だろう。 ちょうどキビタキの♂を観察撮影している時なら、入っていますからどうぞとファインダーをのぞくように勧める事がある。

 ほとんどの人がファインダーから目を離すと驚いた表情で 「こんなきれいな鳥がこの公園にいるのですか?」「名前は何ですか?」 などと聞く。

 私も初めて見たときには、これほど美しい野鳥が大阪城公園で見られることが信じられなかった。相手の気持ちはよく分かる。 こんな時は、少し前から知っているだけのことだが、自分の宝物を公開しているような気持になる。

 キビタキは道路標識にある黄色と黒の色合いなのでよく目立つが、かつて子供を連れて何度もここに来ていたのに気付かなかった。 今まで多くのものを見たり聞いたりしてきたつもりだったが、実際には自分に意識のあるものしか見ていなかったのだ。

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