大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

キレンジャク・ヒレンジャク 2021.3.9

2021年03月09日 | Weblog
 パソコン起動すると、初めに出てくる画面の絵が定期的に変わる。今回はフクロウの仲間2羽の写真。アナホリフクロウではないかと思うが・・・。

 スマホをかざすと瞬時に鳥の名が出てくるアプリができないだろうか。最初は顔や全身が入っていないと識別できなくても、徐々に改良されて体だけでもとか下面の写真でも鳥名が出る。もっと進化すると尾だけでもとか、体のごく一部でもOK。

 さらにはカメラに内蔵され撮影すると自動的に他のデーターとともに鳥名も記録される。
 そうなると識別で悩むことは無くなる。
 図鑑をひっくり返してあれやこれやと調べるのも楽しいかも知れないがすぐに判明するのもいい。こんな野鳥アプリを開発してくれないだろうか。

 大阪城公園も春。朝はやや肌寒かったが陽ざしとともに春の心地。
 今朝もレンジャク。南外堀の教育塔藤棚周辺。堀の中に飛び出して、時には対岸の木にとまる。キレンジャクが1羽とヒレンジャクが8羽。

 自衛隊の 「第36普通科連隊」 が装甲車やジープ風車両数十台を並べ、内堀にはボートが走り石垣にも隊員。訓練というか展示というか。
 カモが日々減少。春が近ずく。

・ツグミ 19羽 各所、シロハラより目立つ。
・シロハラ 12羽 各所。
・トラツグミ 2羽 太陽の広場東の森と一番やぐら。今期越冬のトラツグミはいずれも警戒心の強いタイプだったが、今朝の太陽の広場東の森では20メートルくらい離れた場所で観察していたが、全く気にする様子ではなかった。
・カイツブリ 4羽 東外堀、西外堀
・カルガモ 10羽 東外堀、南外堀、北外堀、第二寝屋川
・ハクセキレイ 14羽 各所
・ツバメ 1羽 東外堀
・オオバン 60羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀、第二寝屋川。特に第二寝屋川に多く
・ホシハジロ 68羽 南外堀、北外堀
・キンクロハジロ 151羽 東外堀、南外堀、西外堀、北外堀
・ヒドリガモ 20羽 東外堀、南外堀、西外堀、北外堀
・マガモ 6羽 東外堀、西外堀、北外堀
・コガモ 11羽 東外堀、西外堀、内堀、第二寝屋川
・ウグイス 3羽 元射撃場、豊国神社裏、大手前では稚拙なさえずり
・アトリ 2羽 豊国神社裏
・アカハラ 1羽 青屋門
・カワウ 15羽 西外堀、第二寝屋川
・ジョウビタキ 1羽 ♂空堀
・オカヨシガモ 5羽 内堀、第二寝屋川
・モズ 1羽 ♂愛の森
・ゴイサギ 5羽 北外堀
・ハシビロガモ 36羽 北外堀
・セグロカモメ 2羽 第二寝屋川
※追加情報 トラツグミ豊国神社裏。マヒワ3音楽堂西側上。ミサゴ北外堀上空飛翔。カシラダカ玉造口西側。

 レンジャクの所でKさんに声を掛けられ一瞬誰か? 失顔症の上マスクをしているとほとんど分からない。声を掛けられたからかろうじて分かったが。
 同所で大将が手持ちぶたさ、・・・何とカメラを忘れたという。彼にしては珍しい。元気に見えても還暦も遠くない。先輩として警告すると「自分でも驚くほど忘れものが増える」
 酒の会理事長とも出会った。キレンジャクの飛翔写真撮影成功。シャープに写っているキレンジャク。お互い呑み助の会話が落ち着く。 

☆鳥ことば☆ 
・キビタキ 自己愛。美しい水仙。うぬぼれ。
・サシバ 伝わらない心。
・コマドリ いつまでも忘れない人。
 
 「鳥ことば」はこれで終わります。前に書いたようにこれは自分の発案だと興奮気味に始めたのですが、既にあったと知って意欲は激減と言うかゼロ。
 しかし始めたからにはと、大阪城公園で記録のある鳥は最後まで続けました。

 「鳥ことば」 は大失敗でしたが、野鳥を楽しむ思いは変わりません。また新しい何かをやりたいと常に思っています。

■■トモエガモ(2002.1.8 西外堀) 
 3月で退職することにした。というより55歳になったのを契機に新しい道を選択した。
 巷ではリストラの嵐が吹き荒れ、中高年の人たちにとって厳しい時代が続いている。ほとんどの反応は「何で?もったいない!」一部うらやましいとの言葉もあった。
 あと5年間続けることができた、年収もそれなりに高くなっていた。がしかし、昔から心の中に60歳までには退職し自分の人生を歩みたいとの思いがあった。それを実行したということ。
 具体的に考えられるようになってくると、どんどん大きく膨らみ始めた。無職無収入になる不安と夢を実現させたいとの思いと。私自身決断をするまでの葛藤もこれと同じものだった。
 決断は子供たちが結婚し孫もできた。日々の生活は夫婦二人だけとなったこともある。しかし何よりの一番の理由は 「野鳥を見ると宇宙が見える」 「人生が見える」に尽きる。
 これまで信じてきたことより「広い世界」が見えてしまったのだ。心で野鳥を見続けていると見えてしまうのだ。
 一億数千万年も地球上で命を伝え続けてきた野鳥に接し続けると人生観が変わるのだ。
 退職日まであと2か月。休暇をとって心の中を旅しながら公園内を歩きまわってトモエガモに出合った。大阪城公園初記録である。私の選択を祝ってくれているように思った。寒い冬の朝だった。
コメント (2)
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