大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

ツバメ到着!!レンジャク舞い飛ぶ 2021.3.1

2021年03月01日 | Weblog
 まさに季節は春。園内を歩く気持ちが素晴らしい。
 今朝最初に出合った鳥は第二寝屋川のセグロカモメ。最初に出会った鳥友は大将。太陽の広場東の森だった。トラツグミが見当たらない。彼もまだ見ていないと言う。

 今期の越冬トラツグミは、主に太陽の広場東の森、元射撃場、一番やぐらで見られる。しかし今朝は最初から空振りで始まった。

 東外堀のカモのカウントに向かうと、対岸の梅林でレンジャクが見える。東外堀に飛び出してまた枝に戻る事を繰る返している。
 飛んでいる虫をフライングキャッチして食べているのだろう。レンジャクとは分かるが黄か赤かまでは分からない。

 その時、東外堀にツバメが飛ぶのに気づく。おー!今期初認だ! スマホの電話が鳴る?
 山男Tさんだ。
 東外堀でツバメ初認と! 私も今観察したと伝える。彼も今期初なので 「観察情報」 と電話してくれた。彼は非常に早い飛来日ではないかと言う。でも帰宅して記録を見ないと私の頭では返事できない。

 ツバメのここ3年間の初認日は次のとおり。
・2020年は、2月29日
・2019年は、3月13日
・2018年は、3月10日

 レンジャクが気になるがとりあえずカモのカウントから。
・オカヨシガモ 1羽 北外堀
・ヒドリガモ 41羽 東外堀25・西外堀10・南外堀2・北外堀4
・カルガモ 5羽 東外堀2・北外堀3
・ハシビロガモ 134羽 東外堀4・北外堀130
・コガモ 15羽 南外堀12・内堀3
・ホシハジロ 82羽 東外堀2・南外堀12・北67・第二寝屋川1
・キンクロハジロ 119羽 東外堀24・南外堀15・西外堀14・北外堀65
・オオバン 40
・セグロカモメ 3羽 第二寝屋川
・カイツブリ 7羽
・ハクセキレイ 9羽
・カワウ 18羽

 先日いつもの医院の指示で検査を受けた。結果もちろん糖尿病、高血圧。他に中性脂肪やコレステロールなども基準越え。
 その上に頸動脈狭窄、数年前は25%の詰まりが今は50%になっていると。血液が半分しか脳に行ってない・・どおりで頭の働きが。ツバメの初認日など全く頭に浮ばない。そして心臓肥大まで指摘される。確かに階段を上ると息切れ。
 あーあ。いよいよ危なくなってきたかも。好きに生きてきたからいつ来てもいいが・・・。

 2019厚生省発表の平均余命表をみると、75歳では余命12年ほど。
 何とか80歳までたどり着きたいと思う。その時に大阪城公園の記録をまとめたいと思う。60歳、70歳と本にしてきたが、最後に大阪城公園の記録の集大成をと考えている。

 その時まで、気力、知力、体力など維持していられるか不安もあるが、人生には夢が必要。私はそれを目標に日々頑張りたい。

 ここ数日レンジャクが多く観察されている。主に梅林の東外堀側。対岸から確認出来ているので慌てず、いつものコースで梅林へ向かうと、内堀の蓮如上人前でレンジャク!
 しばらくここでじっくり観察。黄も1羽混じっている。

 その後梅林の東外堀側へ。いる。いる。レンジャクが♪♪ほとんどヒレンジャクだがキレンジャクも。北端から南端まで東外堀に沿ってどこでも見られる。
 堪能して青屋門を出る。あまりの暑さにビールを買って北外堀を眺めながら飲んでいると対岸にレンジャク。結局合計は
・ヒレンジャク 73羽 内堀16・梅林54・北外堀3
・キレンジャク 5羽 内堀1・梅林4

・ツグミ 8羽
・シロハラ 17羽
・ツバメ 1羽 東外堀 初認
・アオジ 3羽 音楽堂西側上
・アトリ 2羽 音楽堂西側上と沖縄復帰の森。沖縄復帰の森は負傷した個体
・エナガ 4羽
・モス 1羽 城南地区
・ジョウビタキ 6羽
・その他 メジロ、シジュウカラ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ
★追加情報 トラツグミ3羽 太陽の広場東の森・一番やぐら・豊国神社裏。アカハラ1羽 青屋門。シメ2羽 修道館裏。マヒワ10羽 人工川。

☆鳥ことば☆
・カワウ なすがまま。
・エゾセンニュウ 永遠の悲しみ。
・カッコウ でしゃばり。
・コイカル 調和。
・カヤクグリ 恋を疑う。秘密。
・コサメビタキ 美少年の心。
・ハクセキレイ 一緒の旅行。

■■キレンジャク(2011.3.26 内堀の青屋門側)
 3月11日の東日本大震災で被災された多くの方々に心からお見舞い申し上げます。
 被害の全容はいまだに分からない状況。原発も大事故が起こった。連日ニュースはこの事ばかり。家族を亡くした人の映像は辛い。一刻も早く復旧復興を願っている。
 レンジャクがヤナギやハナミズキから内堀に飛び出してフライングキャッチを繰り返している。東日本にはこのキレンジャクが多くて、ヒレンジャクの方が少ない。だからキレンジャクが混ざっているとついついそちらに注目する。
 この日は快晴だったので空抜けの位置でも問題はない。何度か挑戦しこの1枚撮影成功した。
撮影できたといううれしさと東北地方の事を思うと複雑な心境になる。
 口座が開設されたニュースをみてすぐに義援金を振り込んだ。しかしアリバイ証明をしているような後ろめたい気持ちもない事はない。
 全国民が思っているように自分にできる事はほかにないのだろうかと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする