大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

日毎減少する鳥たち 2019.6.11

2019年06月11日 | Weblog
 空模様が日々変わって予定変更になる。そろそろ梅雨の時期。もう梅雨に入ったのかよく知らないが。

 大阪城公園はだめ。例年のように、わずかにホトトギスやサンコウチョウの通過もない事はないが。それを目的に来ても徒労に終わる。

 この春大阪城公園に訪れた多くの鳥見人やカメラマンは、今ごろ各地の山などにでかけているのだろう。
 アオバズク、フクロウ、アカショウビン、ヤマセミなどなど。かつては各地に出掛けたなぁ~と懐かしく。

 今朝、大阪城公園で観察していると大将から電話があった。メールでないのは珍しい。
 小鳥たちの警戒音がして、ホトトギスが私の居るほうに飛んだ、見てないか?と・・・。
 
 ホトトギス? 全く聞こえていない。当然姿も見ていない、など返事。聞こえにくくなっているのは事実。

 その後大将と出会う。朝に近くを通ったので声を掛けたが、無視して通り過ぎたと言う。
 えー!びっくり。声をかけられたら当然返事する。聞こえてなかったんだ。
 これから鳥見どうしよう!!

●今日の鳥たち
 ツバメ、シジュウカラ、エナガ、コゲラ、メジロ、カワウ、カルガモ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。


◆◆アカショウビン (2009.5.24 音楽堂西側上)
 電話連絡をもらったのは出先だった。今も数人が撮影しているとの話しに激しく心が揺れた。しかし、切り上げて駆けつけても間に合わないだろうと動揺をぐっと飲み込む。辛い!
 今から行っても無駄になるのだと、自分の心に無理に言い聞かせる。心はそこから離れない。
 今春はカラアカハラが撮影できた。比較するとアカショウビンの方が、今後出会いの可能性は高い。出合う確率の低い方が先に撮影できたのだから結果はベストだった。
 アカショウビンまで願ったら罰が当たると必死に自分を慰めた。もちろん心は安まってはいないのだがそれしかできない。
 帰って来たのは午後4時前、電話をいただいてから相当経過している。小雨が降り続く。ダメだろうとは思いながら、車中から携帯電話で確認するとまだ居るとの返事。正直うれしい。即ハンドルを大阪城公園へ向ける。
 音楽堂西側上の小道に着くと数人が手招き。傘を掘り投げて、わくわくする心を隠さず小走りに向かうと、指さす林の中にアカショウビンが。
 昨年春に弓道場近くで撮影されて、驚きと羨ましさでいっぱいだった。寝られなかった。そのアカショウビンが撮影できるとは。連絡いただいたおかげだ。ありがたい。ただただ感謝、感謝。
 大阪城公園の野鳥全種撮影にまた1歩近づいた。私の寿命と、全種撮影と、どちらが先にたどり着くのだろうか。      
コメント
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