もう真夏と同じ。立ち止まったら一斉に汗が噴き出す。クマゼミも盛んに鳴く。
ウインドウズ10への強制バージョンアップに必死に抵抗し回避しここまで逃げてきた。 噂では今月いっぱい逃げ切れば何とか大丈夫とのこと。
ところが一昨日とんでもない事が起こった。
「ハードディスクに障害が起こりました。ただちに作業を止めて、データーのバックアップをして、点検に出してください」 のような表示。
ともかく20数年間の観察データーや、現在進行中の記録の編集や、写真や・・・その他を外付けのHDDやUSBメモリーにコピーするが、途中で何度もとまる。
再起動したり差し替えたりしている内に、USBが反応しない。接触不良かと動かすもダメ。 コピーしてバックアップしろと言いながらUSBがダメならどうしてコピーできようか(泣)
パソコンの故障が一番憂鬱。カメラやTVが故障してもこんな暗い気持ちにならない。
何度かしていると時に動く時もある。でもいつ爆発してすべてが終わりになるかも知れない恐怖。 急いで家電量販店へ向かった。 修理ではない。
時間をかけて、労力をかけて、お金をかけて、嫌な思いをして修理するなら、新しく買った方がいい事を知っている。 パソコンはそういう道具。
愛情ををかけて、修理しながら大事に大事に長く使う道具じゃない。 若い娘に次々乗り換えるのがいい(適切な表現じゃない)
ニコンが初めて出した1眼レフカメラ 「ニコンF1」 それからF2、F3と新型が出るのがほぼ10年サイクルだった。 30年前の旧型を使っても何も問題ない。 私の最初の1眼レフは 「ペンタックスSP」 だった。
使い込んで手に当る所は剥げて、真鍮の地金が見えるほど。手になじんで、見なくても手の感触だけですべての操作ができた。 何台ものカメラを使っていたがSPだけでも3台を並行して使っていた。
10年ほど使っても何ら故障はなかった。 以後ME、MEスーパー、ES、ES2、K2、K2DMDと買い換えたりしたが故障したためではなかった。性能面でも何ら困らなかった。
使えば使うほど愛情が沸いて、そのカメラを愛おしく撫でた。一緒にいい作品を作ろうと語りかけたものだった。 カメラは道具でなく、私の手の延長だった。
でもパソコンは4~5年すれば必ず故障する。お金をかけて修理しても、そのパソコンは遅れているから、もったいないだけだ、修理するなら買い換えた方が安くて、最新のものが使えると勧められる。
本当なら、1台のパソコンを10年以上使い込んで、キーボードの角が擦り切れて丸くなったものを、毎日掃除してやりたい。 今回も12年の春に購入したばかりなのに。 もっと長く付き合いたかった。
今朝、恐々電源ON. あの恐怖の表示が出るも、×で消して進めると、時間はかかったが使えている。 このブログもそれで書いている。 何故かパソコンの奥の方から、細い金属線をはじいたような 「ぶん!ー」 と音が時々聞こえる。
恐い!恐い! このパソコンでの最後のブログになるかもしれない。 真っ赤な赤丸の中に、白抜きで×の表示が常時出始めた。
「みなさん さようなら。 今までありがとうございました」 東芝ダイナブックT451/58EWより。
あっ! 家電量販店へ行ったらすべて 「ウインドウズ10」 あれほど避けていたのに。背に腹は代えられないというか皮肉というか。
修道館裏でちょと違うかな?とチョウに出会う。近くの地面にとまったので携帯で撮影して、チョウのひでキングに送る。 帰って調べてみたら、ゴマダラチョウかな? 前にも何回か見たことのあるやつ。 でもはっきり分からない。
●今日の鳥たち
ツバメ、カワウ、アオサギ、シジュウカラ、ゴイサギ、カルガモ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。