大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

12/23 木 大阪城公園 フクロウ現る!

2010年12月23日 | Weblog
 一昨日と同じように鳥たちが少ない。ただツグミだけが、やたら多い。

 天守閣東配水池で知人と出会う。先ほどみどりのリズムでも出会った方だ。ちょどシジュウカラ、ヤマガラ、コゲラの混群が飛び回っていたので一緒にしばらく観察。少し立ち話をして別れる。

 元博物館から桜門へ。空堀の上にアオジを見つける。「 アオジが少なくなった! その内大阪城公園の珍鳥になるなぁ」 と先の知人と話していたところだ。
 双眼鏡で眺めたり、カメラを向けたりしていると、ポケットの携帯が震えている・・・。
 出ると、先の知人。 「淀君の自刃の所にフクロウがいる」 エッー!!!!!えっー!!! 
 
 山里丸へ走る。ひたすら走る。「今まで居たのにカラスに追われて・・・」 と ならない事を祈りながら走る。
 間に合った(^O^)。うれしぃねー。しかも、見やすい。撮影しやすい。近い枝で動かない。
 見つけた知人の了解を得て数人にメール入れる。こういうときはメールが一番。何人にも電話はできないから。

 帰宅後調べてみると、大阪城公園のフクロウは今回で7回目。私が撮影するのは2回目。初めての時の事は今も鮮明に思い出せる。
 1998年10月28日。宝くじに連続当選したようなラッキーな偶然が続いた。あの日の事は一生忘れられない。

①平日だが、たまたま有給休暇を取っていた。(休暇を取る時は、重要な用がある時。風邪などで高熱や下痢の時。激しい二日酔いで死んでいる時。なのに)

②たまたま大阪城公園に出かけていた。

③9時になれば、西の丸庭園に入ろうと、豊国神社東側で時間調整していると、奈良のT氏がやって来て何かと話しかける。時間になったので、西の丸庭園に向かおうとするが、部類の話し好き。とまらない。心の中で、終わってくれと祈りながら焦っていた。

④その頃、千里のH氏が、大阪城の芙蓉花壇横でフクロウを見つけ、私の自宅に何度も電話するが留守。私に連絡しようと知人、友人などにあたって、探し回ってくれたが居所不明。(携帯電話が無かった時代)

⑤フクロウを観察したのが偶然H氏だった。H氏でなければ、そこまで努力してくれなかった。

⑥豊国神社東側で、T氏につかまっている時に、偶然H氏がやってきた! 「ここに居たのか!探してたんや!フクロウが居るで!」 と駆け寄ってきた。T氏につかまっていなければ、既に西の丸庭園に入っていてH氏とは会えなかった。

⑦ともかく、聞いた場所へ駆けつけるが既に飛去した後だった。

⑧残念!落胆(>_<)。しかし、何故か、市民の森を探そうと思った。
重い足を引きずって市民の森を歩く。(広い砂浜に落としたイヤリング一つ探すより困難だろう)ところが偶然、茂った木々の樹冠部にフクロウを見つけたのだ!!。(根拠もなく、市民の森方面を探した偶然)

 どれだけの偶然が重なって出合えたのか。当時はフクロウの写真を枕元に置いて眠れない日々を送ったものだ。

 今日も、キマユムシクイ、ヒガラともに出合いなし。オオタカは早朝の西の丸庭園に1羽。カメラマン1人。シロハラは少し増えたようだ。しかしツグミとは比較にならないが。
 カモも全体にはかなり減少している。この時期カモがやや減少するのは基本パターンである。ヨシガモ♂は南外堀に1羽。♀型は3羽。
 今日は、フクロウが上手く撮影できたことで、すべてOK!

●今日の観察種。情報含む。
 ツグミ、シロハラ、ウグイス、メジロ、オオタカ、シジュウカラ、シメ、モズ、ジョウビタキ、アトリ、ヤマガラ、メジロ、アオジ、フクロウ、トビ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 カワウ、カイツブリ、ハシビロガモ、オカヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、カルガモ、マガモ、コガモ、ヨシガモ、コサギ、アオサギ、カワセミ、キセキレイ、ハクセキレイ、ササゴイ、ユリカモメ、セグロカモメ、バン、オオバン。
コメント
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