恋愛の彼岸

2010年03月23日 17時47分00秒 | B地点 おかか

 

 

おかか先生は、今、
恋をしているのです。
先生のテリトリーは、川のこちら側ですが、
この日、この時、先生は、対岸まで出かけてゆきました。
これは、たいへん珍しいことです。
恋人を、捜しているようです。
これから、デートなのでしょうね。
いそいそと、恋人の許へと、急ぎます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


緊張の花見

2010年03月23日 17時11分00秒 | B地点 おかか

 

 

「桜が咲いてから、四日めですね~」
「一分から二分咲きってところですかね」
「うむ。しばらくの間、花見が楽しめるなあ」
「ね、みんなでお花見しようよ」
三人は、花見の計画について相談した。
しかし、花見をする場所が決まらない……。
「あっ? よっちゃん、どこ行くの?」
「僕はさ、桜を、できるだけ近くで見たいんだよ」
すたすた
「ここから見るのが一番いいと思うんだ」
「ほら、とってもよく見えるよ」
「綺麗だなあ~!」
「僕はやっぱり、リュックの上がいいな」

ひょい
「いつものリュックの上でお花見するのが、一番いいよ」
「う~ん、最高だよ」
「……おかか先生は、どこがいいですか?」
「私か? う~ん、そうだなあ」
「……よし! 思い切って!」

ばっ
ひょい

「カメラの若造の、膝の上で花見!」
「うむ、なかなか良い場所だ」
「良い場所だぞ」
「良い……場所だぞ……」
「よ、よよ、良い……場所……だ……ぞ……」

ぎゅう~
「ふふっ。先生、かなり無理してますね」
「うむ……乗り慣れないもんだから……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ちょっとケガ

2010年03月23日 15時20分00秒 | G地点 その他

 

 

クロ子さんです。
相変わらず、マイペース。
クロ子さんは、草の中で寝るのが好きです……おや?
耳の付け根に、傷があります。

ボランティアさんからうかがったところでは、チャチャ(発情中)にやられたそうです。

※クリックすると、モザイクなしで拡大表示されます。ご注意下さい。

治りかけています。きっと大丈夫でしょう。

※クリックすると、モザイクなしで拡大表示されます。ご注意下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


負けて嬉しい

2010年03月23日 14時54分00秒 | G地点 その他

 

 

ナナちゃんが、リュックの上で、くつろいでいる。
そこへ、チャチャがやってきた。

ひょい
「やあ、ナナちゃん。いいとこにいるね!」
「へへへ。このリュック、いいでしょ」
「僕にも乗らせてよ!」

「い、いやよ」
「なんであんたに譲らなくちゃならないの」
「……あ! いいこと考えた」
「賭けをしましょう。賭けというより、ゲームかな?」
「桜の花が咲いてたら、あんたにリュックを譲るわよ」

「えっ?」
「う~ん、桜の花か……」

きょろきょろ
「明日あたりかなあ……?」
「ふふ。まあ、そんなとこね」
そこへ、カナちゃんがやってきた。
「ねえねえ! 桜が咲いたよ」
「とっても綺麗だよ!」
―― ナナちゃんは、潔くリュックを譲った。
チャチャは、リュックの上で、ごきげんだ。
ナナちゃんは負けたけれど、悔しくはなかった。
むしろ、嬉しかった。
待ちに待った桜の花が、遂に咲いたのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


少女からオンナへ

2010年03月23日 14時42分00秒 | G地点 その他

 

 

やってきたのは、カナちゃんである。
読者諸兄姉の慧眼にはとうに明らかなことであろうが、
カナちゃんの鼻には、「黒いポチ」ができた。
単なる汚れではないし、傷でもない。

ちゃんとした「鼻の模様」である。

(悪い病気のせいでなければいいのだが……。)
これは、2009年05月10日の写真。

まだ何もない。鼻全体がピンク色である。
同年、10月30日

ゴミと見紛うほどだが、ほんのちょっぴり、黒い点ができている。
そして、同年、12月06日

だいぶ大きくなってきた。
この「ほくろ」によって、カナちゃんにオトナの女としての魅力が増した ―― と筆者は俗っぽく愚考する次第であるが、読者諸兄姉のご高見は如何であろうか。