5日め

2012年07月12日 21時49分01秒 | B地点 おむ

 

 

 

壮絶な闘病が続く。
だが、昨日あたりが、苦しさのピークだったようである。

総じて、少しずつ良くなっているようだ。
おかか先生と、よっちゃん。

かつての、彼らの憩いの場所。

宅地開発が進んでいる。


※参照、工事は進む

ここには、すばらしい花を咲かせる桜の巨木があった。

今はもうない。

※参照、もう心の中の場所
おかか先生たちは、これから、どうなるだろうか……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


闘病

2012年07月11日 21時24分00秒 | B地点 おむ

 

 

 

闘病生活である。
排尿痛が、とても酷いようだ。

尿意をもよおしても、痛むので、うまく出せない。数分もの間いきんで、やっと少量、排尿する。

その繰り返し。

痛みをこらえながら、時間をかけて、何度も何度も。回数で言えば、相当な頻尿である。
トイレに入る余裕がない時もある。つまり、部屋の各所で、そそうをしてしまうことがある。

疲れ果てて、ぐったりと横になったまま、たらたらと垂れ流しをすることもある。
かなり、つらいだろう。

尿の出は、「たらたらっ」と垂れる時もあれば、或る程度勢いよく「ちゅっちゅーっ」と出る時もある。

かろうじて、尿閉にはなっていない。
療養食を食べる。
私の膝に乗って甘える。
おかか先生は元気だ。
よっちゃんも。
小さなケージしかないので、とりあえずそれを、横に倒して使う。

おむさんは、以前の保護の際に、障子を破ったり欄間を抜けたりしたことがある。だから、私が部屋にいないときは、ケージに閉じ込めることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


退院

2012年07月10日 21時20分30秒 | B地点 おむ

 

 

 

おむさんは、退院した。

一泊の入院の間、「たらたらと」ではあるが、一応、排尿はできたそうである。

なので、カテーテル挿入はしなかったとのこと。
尿検査の結果、結石がたくさんあったとのこと。
また、細胞も出ていたとのこと。

診断はやはり、結石と膀胱炎。
排尿痛もかなりあるだろう、とのこと。

なお、腎機能・肝機能は問題なし。
今後一週間の処置……

(1)食事は、特殊療養食とする。(結石を溶解させるような尿を生成させる。)
(2)抗生物質を一日2回、経口投与する。(膀胱炎治療のため。)
(3)エリザベスカラーを装着する。(局部を舐めると良くないので。)
この日のおかか先生。
この日のよっちゃん。
これから先、どうするか。

おむさんが、今回、回復するにしても、リリースすれば、また同じことの繰り返しになるだろう。
かつ、そのたびに、症状はより重篤になるだろう。

ならばいっそ、「飼う」という方向で考える。
懸念されるのは、

(1)脱走させずに飼えるか。
(古く大きい日本家屋なので、構造上、猫が逃げやすい。)

(2)これまでに保護した際の経験からして、おむさんのメンタル面が不安。
あるいは、夜鳴き・昼鳴きが不安。
つまり、おむさんが室内飼いに耐えられるかどうか。

こういったことについて、いろいろ考えたり、医師やボラさんに相談したりする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


入院

2012年07月09日 11時32分30秒 | B地点 おむ

 

 

 

深夜 ―― 01時23分。
01時24分。

排尿している。
なんとか、排尿できる。

完全に尿閉にはなっていない。
06時35分。

11時32分。キャリーに入れる。

深夜からこの時刻までに、少なくとも3回の排尿があった。頻尿である。おそらく、痛みがあって、尿が一度に出し切れないのだろう。

12時06分、動物病院に到着。
さしあたり、尿検査が必要である。
そこで、排尿を促すため、夕刻まで病院に預けることになった。

その間、病院では、皮下輸液をして、排尿を待つ。

夕刻。私はもう一度病院に赴いた。
この間(昼から夕方までの間)、排尿が少量あったとのこと。

尿検査の結果、
 ・結石あり。
 ・白血球あり。

病名としては、「尿路結石」と「細菌性膀胱炎」。

獣医師の考えに従って、引き続き入院させることになった。期間は、さしあたり1晩。すなわち、翌日の午後まで。

それまでの間に、痛み止めも使ってもらう。そして、

(a)排尿があるようなら……そのまま退院。私の部屋で療養させる。

(b)もし排尿がなければ……命に関わるので、
・カテーテルを入れて尿を出す
・血液検査をして腎機能を調べる
・点滴をする
等の処置をしてもらう。

 ―― という治療計画が決まった。

というわけで、おむさんを病院に預け、私はいつもの場所へ。

よっちゃん。「瞬膜の突出」が見られる。あまり体調がよくないようだ。
おかか先生。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


緊急保護

2012年07月08日 20時10分49秒 | B地点 おむ

 

 

 

いつものように
おむさんがやってきた。
しかし……
今日は様子がおかしい。

いつものようにリュックに乗ったのはいいが
リュックの上でおしっこしてしまった!

その直後も、こうして、おしっこをする……。

普段は決して、排泄を見せない猫なのに。
また、おしっこをしている。
いや、しようとしているが、出ないようだ。
このような姿勢で、3分くらい、いきんでいる。

排尿障害である。きっと、また、いつぞやのように、尿路結石のせいで、尿閉になりかけているのだろう。排尿痛も、あるに違いない。
尿閉になったら、死んでしまう。

Fさんと相談して、急遽、保護することにした。

急なことで、キャリーがない。だが、キャリーを用意して出直せば、その間におむさんはどこかへ行ってしまうかもしれない。そこで、おむさんをリュックに入れて、背負って運ぶことにした。

途中、おむさんがリュックを内側から開けて脱走するという、恐ろしいトラブルがあったが、捕獲して問題解決。拙宅まで連れてきた。
おむさんのカルテがある、なじみの病院は、この日、休診だった。

ほんとうの尿閉なら、一刻を争うので、緊急に診てくれる病院を探さねばならないが……

一応、排尿はできる。
水もよく飲む。食欲もある。動作も問題ない。

病院は、明日でもいいだろう。
というわけで、一晩、様子を見ることにした。