恐ろしいことが起きた

2010年11月30日 16時22分16秒 | B地点 おむ

 

 

「カメラのお兄さんが、また新しい眼軟膏を持ってきてくれたよ」
「さっそく、おかか先生に付けてあげたいけど……」
「ふん。ごめんだね」
「薬を付けるのは、もう、うんざりだよ」
「ちゃんとお薬をつけないと、とんでもないことになりますよ」
「へへん! とんでもないこと? 何が起きるというのだ?」
「そ、それは……」
「……あっ先生! 空を見て下さい!」
バラバラバラバラ

その時、上空にヘリコプターが飛んでいたが、
突然、エンジンが停止した。

ふっ
ひゅ~るるるるる~~~
「ああっ! つ、墜落する!」
ちゅどか~ん
←呆然

「……」
←唖然

「……」
「……とんでもないことって、あれか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


眼軟膏 一年で五本使用

2010年11月30日 16時08分16秒 | B地点 おかか

 

 

おかか先生は、元気である。

毎日、幸せそうに見える。
秋口は、毎日のように嘔吐していたが、最近は吐かなくなった。
口の脇の汚いヨダレも、一時期は酷かったが、今はほとんど目立たなくなった。

07月22日から09月28日までの歯周病治療は、効果があったyようだ。
だが ―― こんな目やにが、まだ出る。
眼軟膏の投与を続けているが ―― このところ、効きが悪いように感じられる。やはり耐性菌が発現してしまったのか。
この日、これまでと同じ薬が追加処方された。

なお、(これは偶然であるが、)初めてこれが処方されたのは、ちょうど一年前の同じ日であった。

一年間でこのチューブを5本使った。これが6本目である。
この日、あらためて、薬を変更する可能性について獣医師に相談した。

さしあたりこれを継続投与して、様子を見、その上で判断することになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


嘘がばれた時の対処法

2010年11月29日 16時29分16秒 | B地点 おかか

 

 

おむさんである。
お気に入りのリュックに乗っている。
安らぎのひとときである……が、
今日も、おかか先生がやって来た ―― 。
「おい、スペースがちょっと空いてるな」

「でも狭いですからね。先生を乗せることはできませんよ」
「いやそうじゃないんだ。ゆうちゃんが乗りたいと言ってるんだよ」

「あ、ゆうちゃんだったら小さいから乗れますね」
「んじゃ、さっそく」

ひょい
「ちょ、ちょっと!? ゆうちゃんを乗せるんでしょ?」

「いや、実はな」
「リュックを温めておいてくれと、ゆうちゃんに頼まれたもんだから」

「えっ!?」
「ほ、ほんとかなあ……」

「ふふふ。ほんとだとも」
「……あっ」
「先生。ゆうちゃんが来ましたよ」

「な、何? ……まずいなあ」
「僕、さっきから聞いてたけど」
「おかか先生の言うことは、でたらめだよ」
「やっぱり! 先生! 嘘を吐きましたね!」
「ひどいじゃないですか! 何とか言ったらどうです!」

「ぐはーーーっ!」

がくっ

「いや、あの……オムイ外伝じゃないんですから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


平和の守護者

2010年11月28日 16時45分16秒 | B地点 おむ

 

 

(日が暮れたので、以下すべて、ブレレボケ写真です。)

短め尻尾のキジトラ猫が、おむさん達のテリトリーに侵入してきました。

おそらく、ここに登場している猫です。
おむさんが、さっそく迎撃に向かいます。
かなり近付きました。一触即発。
勝負は一瞬でした。
侵入者は敗走しました。

このように、おむさんはいつも、テリトリーの平和を守っているのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


つけよう

2010年11月28日 16時41分16秒 | B地点 おかか

 

 

「おかか先生。困ったことになりました」
「ん? どうした?」
「先生の目のお薬が、無くなっちゃいました」
「むっ、そうか。五本目の眼軟膏も、使い切ったか」
「ですから先生、今日は、お薬をつけられません」

「う~む、そうか」
「では、代わりの物をつけることにしよう」

「代わりの物……?」
ひょい
「尻をつけよう」

ぴとっ
「あ、あのう、先生。お尻をつけても、意味がありませんよ」

「……」
「仮に意味があるとしても、目につけなくちゃ、だめでしょ?」

「まあまあ。細かいことを言うな」
「何もつけないよりはましだろ?」

「……要するに、リュックに乗りたいんですね」