僕の好きな時間

2011年09月30日 17時31分08秒 | B地点 おむ

 

 

夕方はいつも、ウトウトしてしまう。
でも、この時間になると目が覚めてくる。
ほわ~っとアクビをすると、頭がスッキリする。
空を見上げると、
もう日暮れだ。
あたりを見回すと、
街灯の明かりが点っている。

僕の好きな時間だ。
よっちゃんが、川をじっと眺めている。

僕の好きな時間だ。
ゆうちゃんの瞳が、真ん丸になる。

僕の好きな時間だ。
おかか先生が、ウンチをする。

僕の好きな時間だ。
「ほ、ほっとけ」
「うふふっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 


捏造っぽい使用前・使用後

2011年09月29日 17時06分38秒 | B地点 おかか

 

 

カメラのお兄さんが旅行に行っていた三日間 ――

おかか先生は、目の薬を付けなかった。

そのせいか、悪化してしまった。


(※参照、「目の状態」(前日))

カメラのお兄さんは心配して、また病院に行った。

追加の薬も、処方された。
「というわけで、先生。また薬を付けましょう」
「ん? 薬だと?」
「へん! ごめんだね!」

「ちょ、ちょっと、先生……」
「だめですよ、薬を付けなきゃ」
「薬なんざ、お断りだ!」
「大体、その薬は、ほんとに効くのかい?」
「効くっていう証拠でもあるのか? え、おい?」
「ありますとも」
「なに~?」

「実験の写真があります」
「実は、ヒガンバナにあの薬を塗って、効くかどうか実験したんです」

「は、花に薬を塗ってみたってか!?」
「そうです。証拠の写真をご覧ください」
「お、面白い。見せてもらおうじゃないか」
「これが、薬を塗る前です」
「薬を塗ったら……こんなに綺麗になりました!」
「どうです? 凄い効き目でしょう!」
ずこー
「効き過ぎだろ……」