優しいまなざしを

2010年09月30日 15時28分58秒 | B地点 その他

 

 

いつもの川岸
この日は、雨だった
おむさんの背中が濡れている
ゆうちゃんも濡れている
ゆうちゃんは、おむさんの許へと走り寄る
ふたりは、仲良しになった
おむさんを見上げる、ゆうちゃんの瞳には、深い信頼が
おむさんも、優しいまなざしを返す
この日、おかか先生は姿を現さなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


不可逆過程

2010年09月30日 00時18分54秒 | 一期一会

 

 

ぴーちゃんのこのケージには、たなが2段、付属している。
正式名称は、「ハンギング・トレイ」。

成猫なら、ぴょんと飛び乗れる高さだが、ぴーちゃんの体格では、飛び乗るのは無理である。

ところがぴーちゃんは、側面(の柵というか金網というか)をよじ登って、このたなの上に乗るようになった。ご覧の通り。
しかし、降りることはできない(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


かりをしましょう

2010年09月29日 20時53分11秒 | 一期一会

 

 

当然ながら、生まれたての仔猫は、走ることもできないし、狩りもできない。
ぴーちゃんも、当初は、よたよたと歩くことしかできなかった。

ネコジャラシにも、反応しなかった。
だが、だんだんに、トタトタッと走ることができるようになった。

そして、ご覧のように、ネコジャラシを追うようになった。
日ごとに成長していくのが、よくわかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


男子の夜会用略式礼服

2010年09月29日 19時09分46秒 | B地点 その他

 

 

闇に光る二つの目……。
ん? ゆうちゃんだろうか?
いや、ゆうちゃんではない。

ボランティアさんがタキシードと呼んでいる猫である。


タキシード君は、かなり前からこのあたりに住んでいる。
私が観察してきた限りでは、彼は暗い時間帯にのみ現れる。
時折、おむさん達のテリトリーを脅かしているようだ。
 

おっ、ゆうちゃんもやって来た。
ゆうちゃんはまだ仔猫、タキシード君は成猫だから、体の大きさが異なるけれど、被毛の模様が似ているので、夜目・遠目では区別がつきにくい。

こちらは、ゆうちゃん。

わかりやすいのは、矢印の部分である。
こちらは、タキシード君。

その名の通り、黒い上着を着込んだような模様である。



おむさんと睨み合う、タキシード君。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


けっきょく土下座する

2010年09月29日 16時04分59秒 | B地点 おむ

 

 

おむさんは、膝の上に乗って、のんびり過ごしている。
そこへ、おかか先生もやって来た。
おかか先生も、ゴキゲンらしい。
脚のまわりを、スリスリしている。
おむさんは、先生のそんな姿を、ぼーっと眺めている。
おかか先生の尻尾が動く。
―― それを見ていたおむさんは、思わず、

手を出してしまった!

ガリッ

(※参照、「かっこよく去る」

「あいたたた!」
「はっ!? し、しまった!」

←我に返った
「ばかもんっ! いきなり何をするか!」
「ああ……この手が……つい……勝手に動いて……」
「おかか先生、ごめんなさい」

しょんぼり
「……いいさ。気にするな」
「動いているものに手を出すのは、猫の本能だからな」
「僕、土下座してお詫びをしますよ」
「なあに。土下座なんか、しなくていいさ」
「許してやるよ。それに私も、怒ったりして、おとなげなかったよ」

「先生、すみません……」
「さあ、仲直りのキスだよ」

ちゅっ
「せ、先生……」
「ごめんなさいっ!」

ばっ
「キスだけは、勘弁して下さいっ」
「……おい! 私のキスがそんなに嫌かっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


スーパーすっきりー!

2010年09月29日 12時29分43秒 | 一期一会

 

 

ぴーちゃんは、たっぷりミルクを飲む。
よく遊び、よく眠る。

良い子である。
……しかし、一つだけ、問題がある。
まだ一度も、うんちをしないのだ。

おしっこはちゃんとするし、トイレもしっかり覚えてくれたのだが。
預かったのが09月21日で、この日は29日だから、もう九日目になる。

数日前から、獣医に診せて浣腸等の処置をしてもらうべきかと考え、ボランティアさんにも相談してみたが、「動物病院での処置はかなり残酷なのでとりあえず温浴マッサージを」とのアドバイスを受けた。

そこで、当初からの排泄マッサージに加えて、ぬるま湯に臀部・下腹部を浸してのマッサージも試みた。

(顧みれば、キジトラ兄弟の時にも、便秘には悩まされた。)

そして、遂にこの日、私が見ていない間に ―― ぴーちゃんは、うんちをした。

※猫の便の写真です。クリックすると、モザイクなしで拡大表示されます。ご注意下さい。

さすがに量は多めだが、よいうんちである。

ことによると、今までのトイレが、狭すぎたのか。(偶然かもしれないが、この日、トイレを、大きいものに変えたのである。)

※猫の便の写真です。クリックすると、モザイクなしで拡大表示されます。ご注意下さい。

肛門部の出血等のトラブルも無いようだ。

よかった、よかった。これでもう、何も問題はない。

もちろん私は、うんちのうたを朗々と唄ったのである。