静春ー１ 「居候捕獲」

○　昨日から４月に入り、家の前の桜が開き始めましたが、昨日の朝は濃霧が立ちこめていました。先日来、孫が帰ってきていましたが、土筆とりや散歩をしながら、穏やかに年度替わりを迎えました。昨日、１日は昼間から孫と採った土筆を肴に焼酎を飲み、夕方からは学位を取得された知人ご夫妻等と 、近くの居酒屋で焼酎を飲みました。

○　今日は濃い黄砂がやって来ました。裏山も霞んで見えるほどです。春の花が咲き始めていますが、桜の白さもぼんやりと霞んでいます。

○　ところで、昨年来、我が家の天井裏に居候していた侵入者を今日逮捕しました。侵入者は、昨年、さんざんスイカを獲ったアライグマではないかと思い、リンゴやバナナを捕獲器に入れて樅の木の根元に仕掛けていましたが、先日、ＪＡや市役所のご指導を得て、餌をドーナツとキャットフードに変えて みました。早速捕獲器に入ったのは、アライグマではないようで、イタチのような感じがします。犯人を市役所に引き渡すために市役所の職員に来て頂きましたが、イタチにしては大きすぎる感じがします。

タヌキであれば解ります。アライグマではない様子です。アナグマやハクブシンは見たことはありませんが、我が家の近くに棲息する哺乳動物といえば、キツネ、イノシシ、ネズミ、リス、ウサギ、ヌートリアなどです。最近は外来生物が多い状況ですが、まさかミンクでは？？？とも思いましたが、種の同定をしないまま市役所に引き渡しました。

○　野生動物を捕獲する場合、鳥獣保護法や外来生物法等に基づかなければならないことは、農林行政が長い私は理解しています。市役所に電話をして、私が捕獲しても良いかを確かめましたが、市役所は「被害防除計画」を策定しており、市役所が行う防除を私が手伝うという形で実施したものです。捕獲禁止の動物であれば、市役所が判断してくれるでしょう。

○　昨年までは、４月の始まりは人事異動や新しい年度のスタートで慌ただしい日でした。しかし、今年は植木鉢の植え換えやゴルフの練習などで過ごし、昼間から焼酎を飲む生活です。本当の意味で、この春からが私の「林住期」の出発です。