堅壮院メダカ庵

百姓生活やメダカ飼育についての日々の記録です。

高年シンドロームー4 「道を求めて」

2013-02-11 | 自然と共生

○ 先般、私が色とりどりの美しい花が咲き乱れている花園にいる夢をみました。右の写真はカDscn5779ナダのブチャP7310073ードガーデンとアメリカのレーニエ国立公園の花畑ですが、とにかく極楽浄土を思わせるほど美しい花園でした。これこそ夢心地というのでしょうか?

○ 毎夜のように夢は見ますが、いつもは交通の混雑や勤めていたころの困った出来事など私が万事休すの場面に遭遇する夢ばかりなのに、先日は始めて見る素晴らしい夢でした。これはもしや私も極楽浄土に行く時が近いのか?・・・・・・・とも思いました。P8040045

○ 人間には「四苦八苦」があると言われ、始めのImg282四苦「生老病死」です。私はすでに生まれていますので、後は「老病死」の3つの苦しみが残っています。すでに老化は始まっており、病気も色々ありますが極端に苦しい病気ではなく、なんとか生きています。しかし、人間の死亡率100%ですから、近い将来に必ず「死」という苦しみがやって来ることでしょう。

○ モグラ叩きのように病気が出てくる年齢になると、どのように死ぬかということも考えなければなりません。そのためには「悟り」が必要であると言われますが、凡人にはとうてい及ばないです。兼ねてから般若心経を覚え、四国八十八ヶ所の巡礼Img191終え、「堅壮院積徳道生居士」という戒名まで戴きました。

○ 高年シンドロームへの対応策を講じてゆくにしても、「死」への準備はしておかなければなりません。そのために仏教を少し勉強してみたいと思っていましたので、先般、仏教大学の先生に大学で勉強することについて相談したところ、是非とも入学するように勧められました。しかし、宗Img141派のことや京都まで行けるか、視力が衰えているのに本が読めるか等々の課題があり、現在は思案中です。

○ 先日、朝日新聞に「仏教を歩く」という雑誌の広告が掲載されていましたので、早速、第1号を購入しました。今回は空海の特集ですが、空海の阿闍梨名「遍照金剛」ということを知りました今後は最澄、日蓮。親鸞などの祖師や仏教全体がわかるImg281入門書のようですので、続けて購読してみようと思います。

○ 我が家には比叡山で千日回峰行を2度達成された大阿闍梨である酒井雄哉先生に書いて頂いた「道」という書があります。また、「一日一生」という著書も戴きました。私のような凡人には無理とは思いますが。残る人生の内で少しでも「老病死」という苦しみについて、心の整理が出来るように考えてみようろ思います。 

 「求めても 遙かに遠い 道ならむ」  道生