君は転んで血を流す

もう僕は夢のあとが見たいから

DRY/ART-SCHOOL 11.11.30

2011-12-01 16:02:52 | 今日の好きな歌






今日から12月。流石に寒くなってきた。




でも、個人的に寒いのは好きです。
冷たい風にビュービュー吹かれて物思いに耽るのが好きです。
って書くと
どんだけ黄昏小僧なんだよ、って思われそうですけど(笑)。
昔は夏が嫌いだったんですが
今は夏は夏で夏なりのロマンがあるよなー、って思い直しつつ
でもやっぱ
この時期特有の物悲しさはやはり自分の心境にフィットするなあって思う。
凍てつくような空気感が自分好みなのかも。

そんな中で地獄のスケジューリングが開始です。
今年の総括は今年の内に、
出来るだけギリギリにならないように更新出来たら・・・と思います。新年はスッキリしていたいですね。





【第89回】 DRY/ART-SCHOOL




【ねぇ 今日はどうして笑うの? おかしくも楽しくも無いのに】 

冬の時期には
冬らしい曲を・・・って冬っぽい曲を今聴いてるんですが
アートは別に冬バンドでもないのに
いちいち冬っぽい
それは何故だろう?って考えたら
歌詞の内容が正に冬っぽいんだなあ、って思いました(笑)。
ただ
こうやって剥き出しに嘆くのは
本当は春を望んでいる事の裏返しに過ぎなくて・・・って考えると
希望の歌ではなく
希望を願う歌っていうか
それもそれで、それがすっごくリアルな気はしてます。
世界とのバランスを取る為に
その中間の顔をして
でもそんな作為的な自分に嫌になってしまう。本当の顔を忘れるくらいに
ニセモンの顔を繰り返している
そんな自分に嫌気が差して、ふとした時でも考えてしまうような。
そういう人生の袋小路を歌った歌。
それは思った以上に
苦しく、哀しいような日常で。


【この雨が止む事は無いさ 永遠に少しづつ死んでいく】

止まない雨って実在するから人生は困る。
確かに
状況は好転するかもしれないですけど
精神だとか
自意識だとかの部分は
どうにかしようと思っても、どうにかなるもんじゃないですからね。
そことは一生付き合っていかなければならない。
そんな中で
こうやってずっと雨と一緒にいる
晴れの方が稀な事を理解しつつ
その事実を胸に置いて、現実を見つめながら生きていく。
それもまた一つの生き方ですよね。
裏を返せば
そんな状況の中でも、死ぬまで生きるって歌ってるようにも聴こえるし。
だから単純に憂鬱だとかそんな言葉では括れないよな、って
詞の意味を掘り下げてみるとそういう風にも思います。




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