君は転んで血を流す

もう僕は夢のあとが見たいから

Son Of Altair/Buffalo Daughter 11.11.14

2011-11-15 04:28:22 | 今日の好きな歌





どうもどうも。今日は久々名盤レビューで神経を使いました。




前回もそうだったんですけど、今回の名盤レビューも
一週間以上ずっと聴き込んで
作品のテーマも考えて
その上でようやっとの思いの中完成させたレビューなので個人的にまた思い入れが出来ましたねえ。
この名盤レビューはペースは遅いものの、でも企画倒れにはならないで
地道に続いてるシリーズでもあるんですよね。
途中で一回書くのに変な神経使うから企画自体止めよう、って思いましたけど(笑)。
前回のも前々回のも含めて本当長い間支えてもらっている作品です。
そんな表現との出会いも常に感謝する今日この頃です。

あと、今週の「イカ娘」に堂々と鎌倉ネタが出てきましたね。
子供の頃遊びといったら
常に鎌倉だっただけに
色々と懐かしかった・・・んですが、何度も行く内に途中で飽きてしまった事も同時に思い出しました(笑)。
まあそれも今となっては懐かしい話だったりするんですけどね。





【第73回】 Son Of Altair/Buffalo Daughter



息を吸う音って
中々注目されづらいですけど
そんな呼吸音を用いて、一つの曲にしてしまった画期的な一曲。
当時も今もそんな最先端のアイディアに夢中なんですが
この曲とにかく長丁場の曲でして
歌が始まるまで5分以上も掛かる、っていう一応シングルの一曲目なのに究極的にラジオに不向きな一曲で(笑)。
でもその周りを気にせずに、自分たちのやりたい事をとことん貫いてる姿勢は感銘を受けるし
それが正にオルタナティヴロックだとも思うし。
そんなざん新なアイディアと
特徴的な構造が面白いこれまた隠れた名曲、って判断してもおかしくない楽曲だと思います。
前回に続いて同じ形容ですまないんですけど、でも実際隠れてる名曲って自分が思ってる以上に多いものだとも思う。

ひんやりとした楽曲のエッセンスに、前述のユニークな音像
長丁場なのに
長いとも感じない楽曲の心地良さ、快適さのある打ち込みによるエレクトロ・ロックミュージック。
流暢に聴こえる英語の発言もまた滑らかで聴き心地の良い、そんな一曲でもありますね。


ちなみに、この曲が好きな方は
ゆらゆら帝国の「ひとりぼっちの人工衛星」も是非聴いてみて欲しいです。
その逆も然り。
本当はもっと前に取り上げるはずの一曲だったんですが
「空洞です」を聴き込んでて「この曲バッファローのサンオブアルタイルに通じるな~」ってふと思ったので
良いタイミングと言えば良いタイミングでした。
艶っぽくて、質感の良い音楽を聴きたい人には是非、って感じの曲です。語感の良さもまた強み。





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