やっぱりフラットに観てみても1~2話はあんまり面白くなかったんですね。
って思えるくらいにはこの3話は相応に面白かった。確かにこりゃ受けるわって感じるくらいには。
さっきまで目の前で話してた仲間がいきなり首食われて死んでるんですもんね。そりゃある程度は衝撃的だわなあ。
ただ、驚くほどに感慨はないし、全く泣けなかったのも事実なんですよね。自分の中で。
結局マミさんは単なるスケープゴートとして使われた感がアリアリで
ここで泣いちゃうくらいに感情移入させるには
個人的には全然描写不足のキャラクターだと思っていて、薄っぺらいと言えば薄っぺらいとは思いつつ
だからこそ恐怖感の演出には最適なキャラでもあったんでしょうね。これは単なる御伽噺じゃないんだぞ、って思わせるには十分の回であった事は間違いなく
感動は一切しなかったけど、感嘆はせざるを得ない回かなあ、と。同時にほむらの頼もしさも光ってた回でしたけど(笑)。
これ割と頭の中の妄想を形にした感じのストーリーだとも思っていて
夢一杯元気一杯の魔法少女アニメに対して
素直に「そうか?」って思えなくなった人が作ったアニメって言うか、ひねくれもの向けの作品でもあるんですよね。
ふと、魔法少女ものがもっとガチだったら面白くね?って思った空想を上手く形に出来てる
そんな実現力と実行力は正直評価に値するんじゃないかな、と観てて素直に思いました。
ある種子供的な発想でもあるんですけど、
自分もそんな空想した事ないとは言い切れないだけに
共感する部分もあるなあ、っていう。うん、観終わった後の感触は思ったほど悪くはないですね。
この調子で行ってくれたらランキングに変動も起きるかも。去年作ったやつ。
ただ、感動はないし、マミさんに対しての感慨も一切ないし、単なる囮にしか思えないのは事実で
その辺のキャラに対する感情移入の幅をどう広めて行くのかにもちょっと興味はあるかも。自分の中で。
果たして自分は感動で泣く事はあるのか・・・?っていう自分に対する期待もあったり(笑)。
ある意味夢見る少年少女への嫌がらせっていうか、大人の意地悪っていうか、そんな身も蓋もない部分は斬新だなと思えた第3話でした。
これから感想も継続出来そうで楽しみですな。なんか先週は愚痴ばっかでアレだったので。
しかし、再放送でフラットに観れるっていうのはいいですね。
放送中は色々雑音が聴こえて惑わされる部分も絶対にありますから。
凄い気楽に気軽に観れてるのが嬉しいですね。
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