君は転んで血を流す

もう僕は夢のあとが見たいから

夏色キセキ 第8話「ゆううつフォートリップス」 感想

2012-05-26 03:53:07 | 2012年 春アニメ



親にとっては都合であったり人生の設計の一つとしての行動なんだろうけど
実際子供が引越しで失うものって半端なく多いですよ。あの時失った友達に関しては今でも後悔してるし
行ったら行ったでよそものみたいな扱い受けて傷付いたりして
正直得るものは何もなかったです。
代わりに空っぽになるだけ、っていう。だから、例えそれがわがままであってもこうやって反抗するエピソードには感情移入してしまうんだよな。
結局仲良かった友達の事引き摺ったり慣れなくて話すらも出来なくなったり、引越しで狂わされる部分ってご多分に多いと思うから。
しかしまあ子供は親と一緒にいるべきだとも思うし、その辺もまた難しい問題だよな。どうやって折り合いを付けるのか。


今週の見所は、そんな友人の為に夏海が泣いたり仕方ないなんて言うなって叫んでた部分ですね。
仕方ないって言葉は散々行動した後に言う諦めのセリフであって、最初から諦めてる人が言うセリフじゃないと思うんですよね。
実際好転するかしないかはともかく、行動を起こすって事自体が強い思い入れの証でもあると思うから
そういう意味ではみんなの絆だったり、絶対に離れないだとか、そういう気持ちを確認する為のアニメなのかもしれません。
同時に、これ観てたら横浜から引っ越すときにもっと抵抗したり、思いを確かめてれば良かったって今更ながら後悔しました・・・(汗)。
あの時夏海が泣いたって事、それ自体に彼女の好きって気持ちがめいっぱい詰まってて、その表現は実直に素敵だなあ、と。そう思った訳です。





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