今日、マリンに行ったのですがそこで凄い物を観てしまいました。
秋春共にベスト4入りで甲子園も視野に入っていた強豪・千葉経大附が春は1回戦でコールド負けしている国分に敗れました。
13-9、乱打戦の末の決着でした・・・。
これが単純にラッキーパンチとかミラクル、或いは自滅だったならば「ラッキーだったね」で済む話なんですが
なんと安打数を相手より8打も上回る22安打（！）の上に投手も2人のみで乗り切って勝ったという所謂千葉経済が力負けした形だったんですね。
経済は13安打くらいでピッチャーも変えても変えても打たれて結局5～6人くらい使ってたんじゃないかな・・・。
こういう「大物食い」的な試合を初めて観たんですが、
漫画みたいに途中から球場が異様な雰囲気になってしまって観ていてドキドキが止まらず
別にプレイしてる訳でもなければ国分ファンでもない（むしろ初見）のにも関わらず緊張の度合いが半端なかったです
よく漫画では大物食いされる試合は異常なテンションで描かれてますけど、あれはリアルだったんだなあ、と体で実感出来ました
「あ、こういうことなのね。」と。経済のファン、在校生、応援団も途中から目に見えて切羽詰まっててとんでもない試合になってるな・・・、と。
しかし強豪に追われるプレッシャーに一度は潰されつつ、なんとか踏ん張って打ち勝った国分は凄かった！
去年から高校野球の試合を見始めましたがこれまでで一番ドキドキした試合だったかもしれない。
五十嵐、吉守、飯塚、そしてエースピッチャーの山本くん辺りはほぼ出塁
雑誌に描かれてた通りの切れ目のない打線は見事でした。
多分誰も観る前はこういう試合になるとは思ってなかっただけに会場の異様なテンションが兎角印象的でしたね。
エース山本くんが途中で死球連発で明らかにボロボロになってたのでこの先は分かりませんが、
ただこの日の試合だけでも確実に深い足跡を残したと思います。拍手！！
千葉経済は、打線は凄かったけどピッチャーという一点で一歩足りなかった印象です
確かに打線に関して言えば県でもトップクラスだと感じましたがピッチャーに関しては他の強豪のが少し上手だった気がしました。
この強力打線が抜けた後がちょっとどうなるんだろう？って気はしますが、新生経済にも期待しています。みなさんお疲れ様でした。
負けたけど、経済のホームランや食らいつきも流石のレベルでしたよ。
高校野球って、すごいですね。鳥肌立ちました。