君は転んで血を流す

もう僕は夢のあとが見たいから

街の冬/曽我部恵一BAND 12.6.8

2012-06-25 21:33:55 | 今日の好きな歌





ちょっと前までそこそこ安定してたのに、急に不安定になっちゃってるのは
ぶっちゃけ私生活があんまり上手く行ってないっていうのもあるかもしれないですね。
っていうかそれも絶対に大きい。
なんだろう、頑張れば頑張るほどから回っちゃうっていうか
安易な失敗の繰り返しで半分自棄になってるのかなー・・・。  人間、いつまで経っても子供ですね。いつまでもじたばた足掻くんだろうな。

それはそうとして、最近新しい靴を買いました。
以前のは何故か歩いてる最中に巨大な爪楊枝がブッ刺さる位にボロボロの状態だったので
これで晴れて一安心、最後まで使い切ろうとするケチくささが仇になりましたね。いたいいたい。






【第280回】 街の冬/曽我部恵一BAND





この曲、メロディとサウンドはとっても明るくキラキラしてるんですけど
内容は生活保護を受けられずに死んでいった姉妹の話なんですよね・・・・・
怒りも暗さもなく、ただ事実のみを乗せて明るく何の曇りもなく歌ってるその音像が
逆に淋しく感じるといいますか、聴いてて物凄く切ない気持ちになる、と同時に
忘れちゃいけない残酷な現実をも想起させてくれて。
存在認識でもするべきなんだな、と。
今は不正受給が問題になってるだけにタイムリーっていうかより一層この曲の内容が心に迫って感情が締め付けられます。
でも、その度にここにある命をいとおしく想える気持ちだったり・・・色々な意味で尊い、本当に尊い曲です。


あと、自分は絶望を空元気のように、我慢するかのように明るく歌われるのも好みなんだなあ、と
ラクリマの「Letters」含め最近はよく感じますね。それもまた人間らしいっちゅうか。