1月4日(木)本日のごはんは、
「赤飯」
「松風焼き」
「田づくり」
「黒豆」
「紅白なます」
「関東風お雑煮」でした。
新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
本日は、月初めの「赤飯」に加え、おせち料理を取り入れたメニューでした。おせち料理は「今年も家族みんなが1年間、健康で幸せに暮らせますように」と意味が込められており、大きく分けて「祝い肴(いわいさかな)」「口取り」「焼き物」「酢の物」「煮しめ(煮物)」の5種類に分けられます。祝い肴は、祝いの場で酒の肴として用意され、「祝い肴三種」として1品1品に願いが込められています。関東では、「黒豆」「田づくり」「数の子」、関西では「黒豆」「たたきごぼう」「数の子」の三種が一般的です。本日は、祝い肴三種の「黒豆」「田づくり」に加え「松風焼き」「紅白なます」を提供しました。それぞれ、以下のような意味があります。
黒豆:「まめに働けるように」「元気に働けるように」といった健康を意味している。
田づくり:いわしは畑の肥料に使われており、田んぼが豊作になると言われていたことから、豊作を祈願する意味がある。
松風焼き:表面にはケシの実をふりかけ、裏面には何もついていないことから「隠し事がなく、正直な様子」を表し、悪いことをせず、真っ直ぐに生きていこうという思いが込められている。
今日の松風焼きは、ケシの実の代わりに青のりを振りかけ、羽子板状に切りました。末広がりに切ることで「幸せが末永く続くように」という幸福祈願の意味も込められています。
紅白なます:なますに使用される大根とにんじんが根菜であることから「根を張るように」という願いが込められている。
そして、本日は関東風お雑煮を合わせて提供しました。関東風お雑煮は、焼いた角餅を使用することが多く、鶏肉を入れて作ります。関西風お雑煮は白みそで味を付けるのに対して、関東風お雑煮はしょうゆ仕立てのすまし汁が一般的です。また、今日は北海道産の「利尻昆布」を使用し、だしを取りました。
昆布とかつお節のいい香りが漂い、鶏肉や野菜の旨みがたっぷりと詰まった一品です。
午後のおやつは「芋きんとん」と「お茶」です。
さつまいもに三温糖を加え、絞って形を整えました。さつまいもそのものの甘みを感じることができます。こどもたちは、ゆっくりと味わって食べていました。