無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

母の介護経験が老犬介護に役立ちました

2014年11月19日 06時50分24秒 | ボランティア
おはようございます。昨日は、65人の方々にアクセスいただきました。有難うございました。

昨日、安倍首相は衆議院解散を明言しました。首相の記者会見によれば、来年10月に予定されている消費税率10%への引き上げを1年半先送りし、その判断などについて国民に信を問いたいそうです。

NHKニュース 「安倍首相 衆議院解散の意向を表明」

市民の方々とお話をさせていただくと、消費税アップにより多くの高齢者が打撃を受けていることを強く感じます。中でも、国民年金生活者の苦しみは深い。年金が減らされ、消費税が上がれば、生活費は減ります。高齢者の方々は、これを補う術がありません。医療費等も増えるだろうことを考え、不安な日々を過ごされています。これを何とするのか?問題の先送りではないでしょうか。

民主党政権時代に、あらゆる行政改革の見直しと、議員自ら身を斬る覚悟をし、行うと言っていましたができませんでした。しかし、自民党政権では、アベノミクスを盾に、多くの金融政策・振興策を中心に、経済政策を行ってきました。しかし、民主党政権下でも言っていた行政改革及び議員自ら身を斬る改革は行われていません。今回の選挙においても、一票の格差が二倍以上の地域が複数あり、最高裁判所が言っている違憲状態を起こす恐れがあるでしょう。このままで、本当に解散の大義があるのか、甚だ疑問です。私は、まず議員自ら身を斬る改革をし、また、大鉈を振るった行政改革をする必要があると考えます。特に、無駄使いの見直しが求められると考えています。この点に注目し、各党の選挙戦を見て行きたいと思います。

さて、現在「議員定数・議員報酬・政務調査費」に関する市民アンケート調査を行っております。そんな中、ある市民の方より、妻が行っているボランティア活動について「子どもが応援している」との言葉をいただき驚きました。若い方々は、ネット世代です。NPO法人のブログをご覧になり、保健所収容犬を助けたいという思いに共感していただき、ご自分は飼えないけれど、友人知人に保健所収容犬情報を広げてくださっているそうです。有難いことです。この分野は、何の補助もなく、地方では理解もありません。中には、「儲かるからやってるんだろう」等と言う人もいます。実際に、前回選挙時に配布された私を誹謗中傷する怪文書には、「拾った犬猫を売っていると市役所で自慢していた」という内容も含まれていました。ボランティア精神が欠如した方々には、棄てられた犬を保健所から出して、毎日毎日世話をして、新しい飼い主を探し送り出すというボランティアは理解できないようです。理解しないどころか、「儲かるからやるんだろう」と考えるようですが、情けない。世の中、金で動く人間だけではありません。自分の愛犬と同じような犬が、ガスによる窒息死で殺処分されることを見過ごせず、小さな行動をするボランティアさんが全国に増えています。それに共感し、応援をしてくださる若者が白河市にもいるということを嬉しく思います。白河の未来を担う若者に、小さな命を大切にする心を育んでほしいと願います。



糞尿にまみれ、衰弱した状態だった老犬を保健所から引き取って2カ月が過ぎました。オムツ姿ですが、今も元気にしています。下には低反発シートを敷きました。人間も犬も年を取れば同じ。家族であれば最後まで看取るのは当然のことです。母の介護経験もあり、私は犬の介護も全く苦になりません。それどころか、やりがいも感じます。

先日、ブログでお知らせした旭町の迷い犬は、希望者に譲渡されたそうです。また、須賀川の県中保健所に、脚の不自由なコギーミックスがいるそうですが、これも譲渡希望者がいるそうです。福島にも小さな命、弱い命を大切に思う方々がいると知り、嬉しく思っております。