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《前回の続きです》
~訳ありのH運用~
予備知識として、まず中央快速線用電車の平日の運用範囲を示します。
東京~立川~高尾~大月~河口湖(中央線・富士急線)
立川~拝島~青梅~奥多摩(青梅線)
拝島~武蔵五日市(五日市線)
拝島~高麗川(八高線)
このうち、太字部分の区間はH編成しか入線できない区間になっています。これらの区間についてすべて共通していることは、10両編成が入線できない区間ということです。このため、H編成は4両編成と6両編成の2つの編成を連結して10両編成となっており、分割可能な編成であることから「分割編成」と呼ばれています。そして、東京方の4両を付属編成、6両を基本編成と区別しており、編成番号札にも「フ1」とか「キ1」と記してあり、番号札の裏側に「分割可能編成」とステッカーが貼られています。
余談ですが、
かつては、特別快速に使われる運用や立川~青梅間・高尾~大月間を運転する電車についても編成の限定がありましたが、いずれも現在は解消されています。特に、高尾~大月間には高さの低いトンネルがあるため特殊なパンタグラフを装備していないと通過できないトンネル(「狭小トンネル」と呼ばれる)があり、現在のH編成には「高尾以西運用可能車」というステッカーが貼られていました。
~訳ありのH運用~
予備知識として、まず中央快速線用電車の平日の運用範囲を示します。
東京~立川~高尾~大月~河口湖(中央線・富士急線)
立川~拝島~青梅~奥多摩(青梅線)
拝島~武蔵五日市(五日市線)
拝島~高麗川(八高線)
このうち、太字部分の区間はH編成しか入線できない区間になっています。これらの区間についてすべて共通していることは、10両編成が入線できない区間ということです。このため、H編成は4両編成と6両編成の2つの編成を連結して10両編成となっており、分割可能な編成であることから「分割編成」と呼ばれています。そして、東京方の4両を付属編成、6両を基本編成と区別しており、編成番号札にも「フ1」とか「キ1」と記してあり、番号札の裏側に「分割可能編成」とステッカーが貼られています。
余談ですが、
かつては、特別快速に使われる運用や立川~青梅間・高尾~大月間を運転する電車についても編成の限定がありましたが、いずれも現在は解消されています。特に、高尾~大月間には高さの低いトンネルがあるため特殊なパンタグラフを装備していないと通過できないトンネル(「狭小トンネル」と呼ばれる)があり、現在のH編成には「高尾以西運用可能車」というステッカーが貼られていました。