快刀乱麻!長野県議会議員・西沢まさたかが行く

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水内ダム総合調査会

2012年02月07日 | Weblog

7日、顧問を務める水内ダム総合調査会が開催されました。
この調査会は、昭和32年5月17日、当時の信州新町町長、信更村長、東京電力で河川災害を防止するため河床の変化と原因等を調査検討することを任務としています。
国の管理と思われている犀川でも県の管理区間があり、水内ダム周辺はそれに当たり、信州新町が長野市と合併と同時に、自民党所属県議3名が当会顧問に就任しました。
私が水害を目の当たりにしたのは、昭和58年信州新町の祖父宅が被害にあったのが初めてでありました。
このように信州新町は、水害との戦いで、何度も犀川が決壊して多くの被害をもたらしてきました。
その原因の一つに、水内ダムが関係しているとのことで調査会で調査してきました。
現在までに、久米路第1河川トンネルが完成し、第2河川トンネルが平成25年度末完成予定で、4月から掘削に入ります。
また排水機場を11機敷設予定で、今年度から来年度にかけて、2機目の排水機場が完成予定であります。
東京電力は、穂刈橋付近の堆砂した土砂を1万7,000㎥排出する工事を6,000万円の予算で実行しています。
先人たちの長期間の話し合いの結果、現在ではそれぞれが治水に取り組んでいるところであります。
会議後、久米路第2河川トンネル、穂刈橋付近土砂排出現場等を現地調査に行きました。
トンネルは、176.5m、断面は15mと、河川トンネルでは長野県一大きい断面とのことです。
1日も早く、地域住民の安全・安心のために完成を願うばかりです。