本日、当選時40歳未満の県議を対象に組織される「全国青年都道府県議会議員の会」の総会、勉強会が東京都庁で行われました。
昨年の改選により、全国で290名が対象者で、私も当選時がギリギリの39歳であったので、今任期中は会員資格があります。
平成15年に発足され、その当時から入会し、毎年総会と勉強会を行ってきました。
今回も多くの若い議員が入会し、活発な意見交換ができました。
勉強会は、ジャーナリストの田原総一朗氏の講演を聴きました。
TVのように、政治家の実名を出し、エピソードを交え歴史を振り返っていきました。
強固な体制を組んでいたのは中曽根内閣まで、予算も歳入が歳出を上回り、減税や福祉に回してきたとのことで、バブルがはじけた以降は、負担の配当で借金を増やし過ぎて、現在の1,000兆円に超える負債になってしまったとのことです。
地方分権については、国会議員も官僚も全くその気はなく、地方分権を進めたことにより、住民にどのようなメリットがあるかを説明し、世論の後押しがなければ今後も進まないとの見解でした。
私は、国は外交防衛、社会保障のみを行い、あとことは地方で行う仕組みが理想と思います。
しかしそれには、予算の再配当をどのようにやっていくかが課題です。
最後に、政治家は経済は必ず良くなるということを言い続けてなければいけないと助言をいただきました。
地方の時代と言われ続けて、早10年以上、真の地方分権はまだまだほど遠いところにありますが、本日集結した若い議員が、二重行政、三重行政を解消すれば無駄が省け、スピディーな行政運営ができることを住民に説明し、地方分権を推し進めていかなければこの国は変わりません。
今日のメンバーでの議員構成であれば、必ず改革はできることを強く感じましたが、それは現実ではないので、歴史的背景から改革は必ず地方からですので、その気概を持って今後も活動して参ります。