快刀乱麻!長野県議会議員・西沢まさたかが行く

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長野県歯科保健推進県民大会開催!

2012年02月17日 | Weblog

16日、長野県歯科保健推進県民大会が開催されました。
歯や口腔の健康づくりは、全身の健康を保ち、人々の生活の質向上を図るとともに、健康寿命の延伸、医療費削減につながることから、議員発議の条例として、平成22年「長野県歯科保健推進条例」が策定されました。
条例制定後、昨年に引き続き県民大会が開催され、行政関係者、歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士などが多く出席しました。
歯科医師でもある、前新潟県福祉保健部長石上和男氏の講演が行われ、歯科保健先進県である新潟県の取り組みについて聴きました。
新潟県では、昭和56年からフッ化物洗口を開始、その結果30年後の平成22年には小・中・高校生のむし歯本数は1/5以下に、喪失歯数は0.75本となり、11年連続日本一むし歯が少ない県となりました。
新潟県は、昭和53年歯科医師である石上氏を採用し、予算措置も多いときは9,000万円、今年度も6,000万円と長野県とは比べものにならないほどの取り組みであります。
その結果、県民一人当たりの医療費が全国最低となり、健康長寿県の座も奪われつつあります。
新潟県は歯科保健の取り組みは昭和40年代からと歴史があり、予算についても長野県はまだまだ後進県であります。
そこで、長野県も歯科保健推進条例を具現化し、歯と口を大切にして健康長寿ながのを確立するため、「長野県歯科保健推進計画(案)」が作成されました。
この計画をもとに、県民への歯科保健について普及啓発をし、条例を具現化することで、県民の歯の健康が保たれることにつながるよう努めなければなりません。
私は条例策定の研究会の一員でもあるので、長生きは歯と口の健康からを県民に意識付けする活動を今後も展開して参ります。

現在、3月10日まで「長野県歯科保健推進計画(案)」に対してパブリットコメントを募集しています。(詳しくは長野県HPへ)