春のセンバツ高校野球大会で21世紀枠が設置されたのが2001年からで、今年は最後の9校に長野西高校が北信越代表として残っています。
21世紀枠は、部員不足などの困難の克服したチームや、文武両道で他校の模範となるチーム、あと一歩で甲子園ながらチャンスを逃し続けているチームなどを別枠で選抜甲子園に出場させ、多くの野球部員に夢と希望を与えようというものです
秋季都道府県大会ベスト8以上、また参加128校以上の都道府県はベスト16以上の成績を残していることが条件で、東日本、西日本から各1校、全体で1校、計3校選考
参考までに9校を以下に紹介しますが、長野西は選ばれるでしょうか?
1月24日(金)に発表されます。
北海道 北海道立 天塩高校・・・全校生徒162人の「小規模校の星」としてがんばって
いる。厳しい環境の中、全道大会出場を果たした。(道地区2回戦)
主な出身者→ポール牧(タレント)、ラッシャー木村(プロレスラー)
東北 秋田県立 角館高校・・・屋内練習場がない限られた練習環境の中で、秋に東北
大会出場、夏も県大会準優勝など好成績を収めた。(県優勝、東北大会ベスト8)
主な出身者→五井孝蔵(元プロ野球選手)、柳葉敏郎(俳優)
関東東京 東京都立 小山台高校・・・文武両道をモットーに、限られた練習時間を有効に使い、今秋の地区8強をはじめ近年好成績をあげている。(都ベスト8)
主な出身者→菅直人(元内閣総理大臣)、雁屋哲(漫画原作者)
北信越 長野県立 長野西高校・・・前向きな姿勢で明るく元気に野球に取り組み、今秋初の県大会出場で4強、北信越大会出場も果たした。(県3位、地区1回戦 )
主な出身者→山田真美(作家)、土屋竜一(元シンガーソングライター)
東海 三重県立 伊勢高校・・・文武両道を実践し、限られた練習時間の中工夫を凝ら
してチームを強化し、秋の東海大会に56年ぶりに出場。(県準優勝、地区1回戦)
主な出身者→楠田枝里子(タレント)、小倉久寛(俳優)
近畿 和歌山県立 海南高校・・・基礎から育成された地元選手中心で秋の近畿大会出場
を果たすなど躍進した。文武両道の教育を実践している。(県準優勝、地区1回戦)
主な出身者→小野田寛郎(陸軍軍人、ルバング島生還者)、山下慶徳(元ヤクルト)
中国 島根県立 大東高校・・・学校は県東部の過疎地にあり、チームは地元出身選手
だけながら今秋県大会で3位に入った。文武両道。 (県3位、地区1回戦)
主な出身者→野々村直通(開星高校野球部元監督)、福山博之(プロ野球選手)
四国 香川県立 坂出高校・・・今秋の県大会で優勝し四国大会に出場した実績。文武
両道を実践し学校全体に活気を与えた。 (県優勝、地区ベスト8)
主な出身者→日本橋ヨヲコ(漫画家)、喜国雅彦(漫画家)
九州 鹿児島県立 大島高校・・・離島チーム特有の困難を抱えながらも、今春と今秋、
強豪ひしめく県大会で4強の成績をおさめた。 (県ベスト8)
主な出身者→山口達也(NHKアナウンサー)、碩真也(SOUTH BLOWボーカル)