快刀乱麻!長野県議会議員・西沢まさたかが行く

「快刀乱麻!長野県議会議員・西沢まさたかが行く」のパーソナリティで長野県議会議員 西沢まさたかのブログです。

一般質問概要①

2006年06月30日 | Weblog
6月27日一般質問に立ち、「浅川の治水対策について」、「市町村の関係について」質問をしました。
浅川の治水対策の問題は、地元中の地元の議員として、議会毎に質問をしています。
毎回少しづつ内容が変わり、流域住民をはじめ、水防責任者である長野市は戸惑ってしまいます。
今回、前回の2月県議会で、100年に1度の災害に耐え得るための案として、放水路案が突然示されましたが、そのことについて詳しく聞きました。
以下、6月28付信濃毎日新聞の記事を引用させていただきます。

県の原悟志土木部長は27日の県会一般質問で、県営ダム計画を中止した浅川(長野市―上高井郡小布施町)で、将来「100年に一度の大雨」に対応する手段として検討している「放水路」について、旧ダム建設予定地付近から同市豊野町の浅川左岸に計画中の遊水地付近を経て、浅川に再放流する約6キロ区間で検討していると説明。建設費用は約90億円になるとの見込みを明らかにした。西沢正隆氏(政信会、長野市)の質問に答えた。

 県はこれまで、放水路の起点は「(計画中の)檀田遊水地より上流側」と説明。当初は千曲川まで通す案を検討していた。

 県会で原部長は、放水路は幅約4メートルのトンネルとし、浅川の水が千曲川に流れ込めずにあふれる「内水氾濫(はんらん)」対策として計画中の遊水地付近まで通す、と説明。いったん貯水し、浅川の水位が下がってから放流するとした。県河川チームは、貯水に内水対策用の遊水地を活用できるか、別の遊水地が必要になるかは今後検討するとしている。

 この日説明した放水路は、中・下流で当面の治水水準が異なることを前提にした案。県は国からの指摘を受け、対象区間全流域で「50年に一度」の水準に見直すことを検討しているが、同チームは、将来治水安全度を上げるため、水準を統一した場合でも同じ位置に放水路を設けるとしている。

今回は、過日ブログで書いたように、30年に1度から60年に1度の災害に耐える安全度で示され、同河川で安全度が異なっていました。
このことは、国から指摘されていて、日本の河川で同河川で安全度が異なる河川はないからであります。
そこで、今回は河川内全箇所で、50年に1度の災害に耐える安全度とする方針を県は国に示しました。

一般質問に立つ!

2006年06月27日 | Weblog
本日15時過ぎの予定で一般質問に立ちます。
本会議のメインは一般質問であります。
各会派の所属議員により、時間が配分されます。
私は4名の政信会に所属しているので、時間は36分、その内14分を割り当てされました。
ちなみに最大会派は9名で71分であります。
約30名ほど5日間に亘って行いますが、くじで順番を決めます。
内容は、「浅川の治水対策について」「市町村との関係について」質問します。
詳細は後日発表います。
県庁議事堂にきていただければ傍聴は自由にできますし、県議会HPで生中継しています。
http://www.pref.nagano.jp/gikai/tyousa/movie/index.htm
また、県内のケーブルテレビでも生中継されます。
ぜひご覧下さい。

6月定例県議会開会(知事出馬表明)

2006年06月22日 | Weblog
6月定例県議会が本日13時より開会いたしました。
何と知事から、「県民の皆様からの信託を投票日にちょうだいしたなら、サーバント・リーダーとして県政改革を担わせていただきたい」と事実上の出馬表明がありました。
これで、現県政を継続するか、新しい県政を選択するか構図がはっきりいたしました。
来週の27日から一般質問が始まります。
6年間の総括について、質問が集中すると思われます。
私も6月27日(火)15時過ぎに一般質問を行います。(内容は後日発表)
長野県議会HPのインターネット中継、もしくは各地域のケーブルテレビで放映されます。
議場での傍聴も気軽にできますので、お越し下さい。

知事選告示まで1ヶ月

2006年06月21日 | Weblog
知事選告示まで1ヶ月を切りました。
この段階で立候補予定者は1名という状況は誰も予想が付かなかったと思います。
ここ数日動きが最終局面になりつつあり、村井前衆議院議員が浮上してきました。
「明日の長野県を考える会」の世話人代表の近藤連合会長は、逓信の出身であるので、当然郵政民営化に反対した村井氏には一目を置いていると思います。
村井氏本人も意欲があるようであります。
1ヶ月を切り、やっと立候補予定者が揃いつつあります。
あとは現職ですが、どの時点で出馬表明をするのでしょう。
現職の場合、引退表明をしなければ出馬すると考えて良いのではないでしょうか。
ここ数日が注目されます。

知事選の行方さらに混迷

2006年06月19日 | Weblog
知事選の候補者選定により、自民党は若林氏を「明日の長野県を考える会」に提出しました。
それから1週間、民主党は候補者を白紙にしてから協議、自民党は候補者を決定してから協議との考えの相違からなかなか前に進みません。
本日は県議会7会派(自民、県民ク、緑のフォーラム、志昂会、県民協働ネット、緑新会、政信会)の代表は、「考える会」の近藤会長と協議し、候補者選定を要請しました。
そして、「考える会」で擁立した候補を一致団結して応援すると決めました。
恐らく、近藤会長は自民党色が強い若林氏を選定しないと思います。
猪瀬氏も辞退とのことですから、羽田雄一郎氏を提案してくることが濃厚ではないでしょうか。
一部では村井仁前衆議院議員を推すとの声もあります。
本当に毎日状況が変わる現状を県民はどう見ているのでしょうか。
嫌気をさしているとの声も聞きます。
一番大事なことは、最終的には、県民が知事を選ぶことを忘れてならないことです。

6月定例県議会日程

2006年06月17日 | Weblog
6月定例県議会が以下の日程で開会します。
田中知事2期目の最後の県議会で、出馬宣言するか注目されます。
補正予算は総額56億4000万円余、条例改正案10件、人事案3件が提出される予定です。
また共産党県議団から提案予定の高校廃止や生徒募集停止に県会の同意を要する条例改正案についても議論の対象になります。
この条例改正案、知事の動向について注目下さい。

日程
6月22日(木) 開会(13時)
23日(金) 議案調査のため本会議なし
  24日(土) 休日
25日(日) 休日
26日(月) 議案調査のため本会議なし
27日(火) 一般質問及び質疑
28日(水) 一般質問及び質疑
29日(木) 一般質問及び質疑
30日(金) 一般質問及び質疑
7月 1日 (土) 休日
2日(日) 休日
3日(月) 一般質問及び質疑
4日(火) 各委員会
5日(水) 各委員会
6日(木) 各委員会
7日(金) 議案調査のため本会議なし
  8日 (土) 休日
  9日(日) 休日
  10日(月) 付託案件部各委員長報告
採決・閉会

知事選 告示7月20日 投票日8月6日


ポンプ操法知ってますか?

2006年06月13日 | Weblog
昨日は、W杯サッカーの日本代表の試合結果大変残念でした。
次のクロアチア戦は大和魂でがんばってもらいたいものです。
皆さん、「ポンプ操法」を知ってますか?
本日朝5時に、ポンプ操法大会に向けて、地元の長野市消防団第7分団の練習を激励に行ってきました。
消防団が小型ポンプを使って、速さや姿勢等を4人1組になって行う競技で訓練も兼ねています。
7月2日に長野市大会があり、5年に1度回って来る当番年に、各地域の代表12分団でその上の大会を目指し争います。
選手たちはもとより、28名の団員が一致団結して、4月から朝5~7時まで、ほぼ毎日練習が繰り返されます。
第7分団の皆さんに、敬意を表すとともに、ご健闘をお祈りいたします。
消防団は日本中必ずどの地域にもあり、いざという時のために我々の地域を守っていますので、消防団の活動にご理解下さい。
写真は練習風景です。

自民党、知事選公募結果発表!

2006年06月12日 | Weblog
昨日自民党県連は、国会議員、県議会議員、職域支部長合同会議を行いました。
公募は、若林健太氏、市川周氏に絞り選考した結果、全会一致にはならなかったので、推薦には至らないが、「輝く明日の長野県を考える会」に公募結果として若林氏を選んだことを伝えることになりました。
「考える会」と協議の結果、正式に推薦するか決めます。
これは、県民には非常にわかりにくい結果となりました。
県議会議員間の議論でも、様々な意見があり統一されている状況ではありません。
今週から20日にかけて、大きな動きがあると思います。

浅川の治水対策について②

2006年06月11日 | Weblog
新聞報道によると、県の青山篤司出納長は9日、浅川の河川整備計画の認可に向け、中・下流で治水安全度が異なる現在の計画原案を変更し、対象区間全流域で「50年に1度の大雨」に耐える安全度とすることを検討する方針を示したようであります。
現在、中流部で「30年に1度」、下流部で「60年に1度」の大雨に耐える治水安全度を目指す内容でありましたが、同一河川で安全度が異なる点について、国土交通省に指摘されていることから、苦し紛れの代案であります。
また7月頃までに認可を目指していましたが、見通しが立たないので50年確率に変更しようとしているのではないでしょうか。
改修済区間も掘り下げをすることとなり、手戻りはないように河川改修を進めるという約束についても無視しています。
長野市は到底了承しないでしょう。
また流域住民に対し、納得いく説明ができない状況下で信頼関係が構築していない現在、方針転換をしたことにより、一層不信を招くことになるでしょう。
これは6月県議会で、しっかり議論していきます。 

文教企業委員会の中南信地域現地調査②

2006年06月10日 | Weblog
2日目は、南信発電管理事務所春近発電所、上伊那教育事務所、木曽山林高校を視察しました。
長野県企業局は、電気事業、水道事業、観光施設事業を行っております。
電気事業は、発電をして中部電力に売電しています。
県下で、発電所14ヶ所、その出力合計は9万9,050kwに達し、年間3億9,876万7千キロワットアワーの電力を供給しています。
南信発電管理事務所は、14ヶ所中、11ヶ所の発電所を管理していて、視察した伊那市の春近発電所では、2万3,600kwを出力しています。
昨年は、少雨で目標の電力量の69.9%しか発電できませんでした。
今後は、このようなクリーンエネルギーを重要視し、売電単価も高く設定することで推進されていくことと思います。
これは国策でしっかりやらなければなりません。
写真は、発電する歯車部分です。
上伊那教育事務所では、岡谷市長他、岡谷南、東高校関係者が、統合を白紙撤回する趣旨の陳情をされました。
私も昨日寄稿したように、地域住民はまだまだ納得していません。