日本のメディアって、すぐに立ち位置をかえて報道するので
手のひら返しばかりで信用できない。
しかも、表面的な結果に対する評価で
コロコロ変えるものだから、タチが悪い。
最近のワールドカップ関連ではそれが顕著で
開幕前の岡田ジャパンに対する評価が
カメルーンに勝った今では急上昇。
たしかに“勝てば官軍”だけど・・・。
“全てが岡田監督の戦略だった”とか
スクープみたいに大々的に恥ずかしげもなく言い出してる。
実際には世界のサッカーファンからみたら
今回の勝利は驚きの番狂わせとはされるけど
日本はつまらないサッカーをする後進国としての評価でしかないし
日本としても、この勝利が先につながるとは思いにくい。
イタリア代表の鉄壁の組織的守備の「カテナチオ」に対して
とうとう「オカナチオ」とかふざけたネーミングも出てきた。
イタリアは守備的だけど
守りながらパスをつなぎ、攻撃に展開していくサッカー。
カメルーン戦の日本代表は、なんでもいいからクリアして
死に物狂いで相手の攻めをはじき返すサッカー。
後者は極めて原始的で、少年サッカーの指導者が
子供たちにしている指導とは真逆のやり方。
この試合をみた子供たちはどこを目指すのかと
不安になってしまうほどなのに。。。
結果だけの表面的なことだけでなく
もっと主張をもって各メディアには報道してほしいね。