福島県の有機栽培に拘る農家さんが自殺した。
摂取制限により精魂込めて栽培した野菜の出荷ができないこと
土壌に拘る有機栽培だからこそ、土に自信が持てなくなったこと
そして、いつまで今の状況が続くか分からないこと
ほか、様々な想いがあったのだろうと想像するが
自殺だけはしないでほしい!!
あなたのその真面目で真摯な野菜栽培に対する姿勢、技術は
日本の有機栽培にとって、必ず必要な力だから。
苦しいだろうけれど、厳しいだろうけど
その野菜を必要としている子供たちは他の地域でも多いはず。
その技術を他の地域にも広めて、もっと多くの子供たちに
「安全な野菜」を提供することもできたはず。
今回の被害に対する補てんも、満足いくものではないだろうが
少なからずあるはず。
だから、頑張ってほしかった。。。
被災地の皆さんの力を必要としている人たちはたくさんいます。
だから、苦しい今を乗り越えて、その先の日本復興のために
みんなで力を合わせていくためにも、今を生きてください。
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福島県須賀川市で24日朝、野菜農家の男性(64)が
自宅の敷地内で首をつり、自ら命を絶った。
福島第一原発の事故の影響で、政府が一部の福島県産野菜について
「摂取制限」の指示を出した翌日だった。震災の被害に落胆しながらも
育てたキャベツの出荷に意欲をみせていたという男性。
遺族は「原発に殺された」と悔しさを募らせる。
男性は30年以上前から有機栽培にこだわり、自作の腐葉土などで
土壌改良を重ねてきた。キャベツは10年近くかけて種のまき方などを工夫し
この地域では育てられなかった高品質の種類の生産にも成功。
農協でも人気が高く、地元の小学校の給食に使うキャベツも一手に引き受けていた。
「子どもたちが食べるものなのだから、気をつけて作らないと」。
そう言って、安全な野菜づくりを誇りにしていたという。
福島の野菜農家が自殺 摂取制限指示に「もうだめだ」asahi.com