前編を書いてから、いったい誰の演奏会だったんだろう?と気になってぐぐったりしてみたが、誰だかわからない。
なんか気さくそうな外国人のオサーンだったのしか覚えておらん。
オサーンよ、すまぬ。きっと名のある方であろうに…
で、申し込み用紙はあったけど、事前になんか、手続きがいるのかと思って入会希望のお手紙を出した。
しばらくしてから電話をしたら(たぶん声からするとI田さんだと思う)オーディションのようなものはありませんので練習初日にいらしていただければいいですよ~と明るく言われてホッとした。
いや実際、入ってみたらホッとしてなんぞいられなかったわけだが。
だって。
恐かったんだもん、マエストロ郡司。
私が入った頃はもうそれほどでもなかったようで、昔はこんなもんじゃなかった、と古参のかたによく言われたが、いや、これで優しくなったほうって、昔はどんだけ凄かったんだってのヒィー(((゜Д゜)))ガタガタ
私はひっぱたかれたことはないけど、指揮棒とか楽譜でひっぱたかれたり(ひっぱたいたはずみで指揮棒が折れて「折れたじゃないかぁっ!!」と怒り倍増だったこともあった。いやオマイがひっぱたいたから折れたんであって…休憩後、セロテープでぐるぐる巻きになった指揮棒は団員の笑いを誘っていたようだが私にはそんな余裕はとてもなかった)本番近いのに、本番出るな(・∀・)カエレ!!と言われたりするから、一瞬たりとも気が抜けなかった。
特に指揮の方を見ないとテッテ的に怒った。だから、曲や詞を覚えていようがいまいが必死で指揮者を見た。
出来てないフレーズを一人一人チェックされる順番がジワジワ迫ってくるともう口から心臓が出そうだった。
あまりにおびえた顔をしていたためか、私は順番を飛ばされることが多かったが、だからといって恐怖が減ったわけではなかった。
それでも口のあけ方や姿勢、表現方法などいろいろためになるなーと思ってビクつきながらも練習に通った。
初めてステージにのったのは、バッハ「マニフィカート」モーツァルト「レクイエム(ドゥリュース版)」1994年12月12日。
当初バッハはマエストロ郡司が振って、レクイエムはウーヴェ・グロノスタイの予定だったが体調不良で来日不可ということで結局マエストロが両方振った。
そのことが、この合唱団にい続けるか今回限りかの分かれ目になったように思う。
レクイエムを振り終わった時、マエストロは上半身を屈めたままの姿勢で、いっとき微動だもしなかった。
感動を、体全体で味わっているかのようだった。あるいは、湧き上がる感動を押しとどめていたのか?
ともかくそうやって立ち尽くすマエストロを見ていたら、ああ、もう踏まれても蹴られても絶対この人についていく!!という気持ちに怒涛の如く襲われた。
Mモード全開、どうみても洗脳完了です。本当にあり(ry
その後相変わらずおびえつつではあったが、何年かいさせてもらい、色々な曲を歌った。
宗教曲を歌うときの心構えのようなものも教えてもらった。
合唱は指揮者の要求に応えるために、どんな音でも出せるようにしておかないといけないんだなあということも実感した。
いつの間にか、誰が振っていようと指揮者をガッツリ見ながら歌うようになっていた。
これ、釧路に来てから自分でも振るようになってあらためてわかったんだけど、すごい大事なことなんだよね。
そのことを体で覚えさせてくれたマエストロには本当に感謝している。
ちなみに、どんだけ恐いかということは小説にもなっている
(賞までとっている)。
全文はこちらで↓ 郡司博先生ご本人のサイトです。
http://gunji-hiroshi.com/angel/angel-hiroshi.html
なんか気さくそうな外国人のオサーンだったのしか覚えておらん。
オサーンよ、すまぬ。きっと名のある方であろうに…
で、申し込み用紙はあったけど、事前になんか、手続きがいるのかと思って入会希望のお手紙を出した。
しばらくしてから電話をしたら(たぶん声からするとI田さんだと思う)オーディションのようなものはありませんので練習初日にいらしていただければいいですよ~と明るく言われてホッとした。
いや実際、入ってみたらホッとしてなんぞいられなかったわけだが。
だって。
恐かったんだもん、マエストロ郡司。
私が入った頃はもうそれほどでもなかったようで、昔はこんなもんじゃなかった、と古参のかたによく言われたが、いや、これで優しくなったほうって、昔はどんだけ凄かったんだってのヒィー(((゜Д゜)))ガタガタ
私はひっぱたかれたことはないけど、指揮棒とか楽譜でひっぱたかれたり(ひっぱたいたはずみで指揮棒が折れて「折れたじゃないかぁっ!!」と怒り倍増だったこともあった。いやオマイがひっぱたいたから折れたんであって…休憩後、セロテープでぐるぐる巻きになった指揮棒は団員の笑いを誘っていたようだが私にはそんな余裕はとてもなかった)本番近いのに、本番出るな(・∀・)カエレ!!と言われたりするから、一瞬たりとも気が抜けなかった。
特に指揮の方を見ないとテッテ的に怒った。だから、曲や詞を覚えていようがいまいが必死で指揮者を見た。
出来てないフレーズを一人一人チェックされる順番がジワジワ迫ってくるともう口から心臓が出そうだった。
あまりにおびえた顔をしていたためか、私は順番を飛ばされることが多かったが、だからといって恐怖が減ったわけではなかった。
それでも口のあけ方や姿勢、表現方法などいろいろためになるなーと思ってビクつきながらも練習に通った。
マニフィカトバッハ・コレギウム・ジャパン, ペーション(ミア), 野々下由香里, 太刀川昭, テュルク(ゲルト), 浦野智行, クーナウ, 鈴木雅明, ゼレンカ, バッハキングインターナショナルこのアイテムの詳細を見る |
初めてステージにのったのは、バッハ「マニフィカート」モーツァルト「レクイエム(ドゥリュース版)」1994年12月12日。
当初バッハはマエストロ郡司が振って、レクイエムはウーヴェ・グロノスタイの予定だったが体調不良で来日不可ということで結局マエストロが両方振った。
そのことが、この合唱団にい続けるか今回限りかの分かれ目になったように思う。
レクイエムを振り終わった時、マエストロは上半身を屈めたままの姿勢で、いっとき微動だもしなかった。
感動を、体全体で味わっているかのようだった。あるいは、湧き上がる感動を押しとどめていたのか?
ともかくそうやって立ち尽くすマエストロを見ていたら、ああ、もう踏まれても蹴られても絶対この人についていく!!という気持ちに怒涛の如く襲われた。
Mモード全開、どうみても洗脳完了です。本当にあり(ry
その後相変わらずおびえつつではあったが、何年かいさせてもらい、色々な曲を歌った。
宗教曲を歌うときの心構えのようなものも教えてもらった。
合唱は指揮者の要求に応えるために、どんな音でも出せるようにしておかないといけないんだなあということも実感した。
いつの間にか、誰が振っていようと指揮者をガッツリ見ながら歌うようになっていた。
これ、釧路に来てから自分でも振るようになってあらためてわかったんだけど、すごい大事なことなんだよね。
そのことを体で覚えさせてくれたマエストロには本当に感謝している。
ちなみに、どんだけ恐いかということは小説にもなっている
(賞までとっている)。
全文はこちらで↓ 郡司博先生ご本人のサイトです。
http://gunji-hiroshi.com/angel/angel-hiroshi.html
大笑いしてしまったのは私だけでしょうか。
最近のマエストロは(写真を見て判断ください)
荒川の指導されてるんですね、マエストロ。
これをご縁にこれからちょいちょい覗かせていただきますね。
>今年の夏に北海道参上
_人人人人人人人人人人人人人人_
> な なんだってー!! <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
_,,.-‐-..,,_ _,,..--v--..,_
/ `''.v'ν Σ´ `、_,.-'""`´""ヽ
i' / ̄""''--i 7 | ,.イi,i,i,、 、,、 Σ ヽ
. !ヘ /‐- 、u. |' |ノ-、 ' ` `,_` | /i'i^iヘ、 ,、、 |
|'' !゛ i.oニ'ー'〈ュニ! iiヽ~oj.`'<_o.7 !'.__ ' ' ``_,,....、 .|
. ,`| u ..ゝ! ∥ .j (} 'o〉 `''o'ヽ |',`i
_,,..-<:::::\ (二> / ! _`-っ / | 7  ̄ u |i'/
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!、\ \. , ̄ γ/| ̄ 〃 \二-‐' //
旭川かあ、遠いな…(´・ω・`)
「欅」の頃に在籍してました。
真剣だけどアットホームで、私はここでの「そんなに恐ろしくない先生」に習ってたので。。。
そんな先生の恐ろしい姿に出会ったのは新宿区合唱団でのフォーレ「レクイエム」の指導でした。
あんまり怒られないアルトなのにも関わらず、毎回震え上がって練習出てました。そして、少しでもきちんと音が出せるように(怒鳴られないように)禁煙に踏み切ったのもこれがきっかけでした。
禁煙したい方、怖いマエストロの難しい合唱曲にトライしてみてください。次の週に怒鳴られるのが怖くてきっと禁煙成功します。。。
こっち来て人数の関係でアルトにまわるようになってから、何であんなにアルトに爆弾落としまくってたかわかるようになったぴょん。
「マエストロ郡司」
いやぁ、いいですなぁ。
すっごく気に入ってしまいました。
よって我がブログでも試用させていただきます。
著作権等はありますか?(笑
関係ないですが今日は久しぶりに荒れてました~
ラララ~。
ちょいとご機嫌45度だったらしいのですが
練習していかなかった我が息子、娘たちのせいで
火に油をそそいだようで。アハハン。
久しぶりに見てる私の胃が痛い。
どんどん布教しましょう(何
自分ならまだしも、お子様方が爆弾食らうのはお辛いことでしょうね…
なんで釧路時代にもっとみみっくさんと話せなかったんだろうと残念でなりません。
いいなあ。
東京オラトリオ合唱団というところにいらしたのですか。合唱団に疎い私でも名前は聞いたことがあるような気がします。
私はもともと小学校からブラバンで、「合唱なんてかっこわるい!」と思っていたのですが、
宗教曲を知り、「これ以上かっこいいものはないのではなかろうか」と思うようになりました。
宗教曲ばかりやってる合唱団に入りたいよー。
でもマエストロ郡司怖そうですねえ!
私は多分萎縮して声が出なくなっちゃう気がしますが、
一方学生時代の厳しいブラバンの練習への郷愁もあって、Mの血が騒ぎます。
私は札幌でホテルのチャペルウエディングの聖歌隊のバイトに間違って受かっちゃったのがきっかけで声楽の個人レッスンを受けていました。
でもその先生がオペラを歌っている人だったため、
「まったく合唱はねえ…」というのが口癖で…(^_^;)。
超教派のクワイヤーにも2つ入っていたんですけど、ミサ曲の響きを愛する先生には私はかなりいやがられました。
それで「ああ、発声は曲と指導者によって色々変えるべきなんじゃなあ…」と知り、
そうと決まれば順応力の高い私、声楽のレッスンの時とはまるで違う声で適応いたしました!
旭川に来てクワイヤーや、無伴奏のミサ曲を女声小編成でやっているところがないか探しましたがなく、先生重視で10月からある女声コーラスに入ります。
教育大で声楽を教えている石田久大先生(オペラ歌手でもある)のところです。
でも70代のおばさまだらけ40人で…。
曲はフォーレのラシーヌとかパバーヌとかやってましたが、いかんせん無伴奏と違ってハーモニーが面白くありません!
あまり面白くなかったらやめるかも。
でも発声をきちんと教えてくれる先生につきたいのでがんばります。
マエストロ郡司さま、旭川にいらしたんですの?
もうしばらくはいらっしゃらないでしょうね。
バッハ・コレギウムとか生で聞きたいなあ。
マタイは確かうっかりチケットを手配してしまったオペラとぶつかって行けなかったんですよね。
お導きがないな…と思っています。
ぼちぼちですよ。