シスターみみっくのなんだかわからない堂

日常のよしなしごとをつづります。正教会のお祈り、読んだ本、ハマリものなどなど。

産科医院の磔刑図を聖母マリアに代えたところ……

2007-05-12 21:13:57 | ニュース、時事
エキサイトニュースより。
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081178856587.html
[ミラノ 9日 ロイター] イタリアのミラノ医科大学付属産科医院(マンジアガッリ)が、出産する移民女性の感情に配慮して、病棟の壁にかけられていたキリスト磔刑図を聖母マリアの絵に代えたところ、右翼系政治家から非難を受けている。
マンジアガッリは年間7000人の女性が出産する大病院だ。同医院のバシリオ・ティソ院長によると、聖母マリアの絵のほうが磔刑図より母性にあっているし、宗教的メッセージ色が薄いという。
(中略)
しかし、同市の保健省の責任者は、今回の決定は「愚行」と非難する。
「外国に行ったって、そこの信仰、文化、伝統をあらわす宗教的シンボルを取り払ってくれなんて、口が裂けても言いませんよ。私たちが自らのルーツを恥じている、と誤解を受けるような行為は慎むべきです」
右翼国民同盟のイグナシオ・ラ・ルッサ氏は、同医院に行く妊婦たちに十字架を持ってゆき、壁にかけるよう呼びかけている。
(後略)

これさあ、何で怒るの?
ハリストスからマリヤに替わっただけじゃん。
それに産科ならなおさらねー。
生みの苦しみをご自分も経験された生神女の御絵の方が合ってるような気ガス。
いやまあ、ハリストスの受難はそれにまさりまくりなんだけども。
それにしてもわからん…
イタリア人はマリア様大好きとオモテターヨ