シスターみみっくのなんだかわからない堂

日常のよしなしごとをつづります。正教会のお祈り、読んだ本、ハマリものなどなど。

久しぶり。

2006-07-11 15:07:33 | レビュー
昨日銀行に行く用事があったのだが、ダンナがいつまでたっても帰ってこないので愛車ビビちゃんが使えず、久しぶりにバスで北大通(釧路のメインストリート。今は郊外のモールに押されて昔の面影はないらしい)に出、銀行の近くに古本屋があるので帰りがけにちょっと覗いてみた。ゲ○とかブッ○オ○じゃない、昔ながらの古書店ね。
やっぱいいなあ~、神保町がナツカシス、活字中毒の私にとってはまっこと宝の山であった。

そんで講談社文庫版の「若草物語」購入。
角川文庫版(吉田訳)でシリーズ全部読んだけど、掛川訳の方が省略なしなんだなあ、劇とか端折ってないし。面白い。続編も読みたいな。
ひとつ読めばいいものを、たまにこんなアフォな熱を出す。

あと購入したのはもう一冊、「南の島に雪が降る」。
小林よしのりの「戦争論」で知って、機会があったら読みたいなと思っていた。
実はずーっと前から軍隊生活を描いた『○○よもやま物語』みたいのは結構持ってたりするので。
しみじみと名著。女形の追っかけは置かれた状況を考えると笑うに笑えず。
復員後も芝居を志して消息不明になった人の人生が気になる。
ものにならなかったとしても、ああいう経験をしたことを後悔しないで生きたのならよかったなあと…
私が買ったのは旺文社文庫版(絶版)だけど、手に入り易いのは↓かな
南の島に雪が降る

光文社

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