京女のハマリゴト

好きなこと、美味しい店、キャラ弁、アッチャー(°▽°;) な出来事など、主婦ライターが京都から発信する雑多な出来事!

ジャジャーン!! お雛様登場!!

2006-02-18 07:01:56 | ハマってます!どっぷりと!
ジャジャーン!! やっと飾りつけができた!!

園から帰ってきた子供に「見て見てぇぇぇ」と手を引き、お雛様の前へ連れて行ったら

娘「うわぁ~」と目をキラキラさせて嬉しそうな顔。

やっぱり女の子はお雛様が大好きなのね。

息子「ウワッ。すっげっ!!」と早速、喜びのダンスを開始…(°∇°;) !!

私「ヽ(`Д´)ノ あかん、あかん!! お雛様の前では飛び跳ねたり、ボール遊びしたらあかんよ。

息子「なんでぇ?

私「お人形の首が折れたら●●(長女の名)ちゃんがお嫁にいけなくなっちゃうから!!」

娘「そんなんいややぁ~」


とにかく、これからは私が細心の注意を払わなければならない。。。。。


さて、お雛様ですが、我が家では京都式に向かってお殿様が右、お雛様が左に飾っています。

これは、昔から左が上座(向かって右のこと)と言われ、御所での天皇と皇后の座する位置をならったものです。

では、何故、関東や他の地域では向かって左となったのか?

それは、明治天皇のご即位の際、洋装の天皇陛下が西洋のスタイルで皇后陛下の右に立たれた事からこの風習が広まったのです。

つまり、明治になって皇居も東京へうつり、このスタイルが定着したというもの。

京都では、今でも「天皇さんは東京へちょっとご旅行にいってはるだけやし、また御所に御戻りにならはる」という感覚が根付いているので、明治以前の飾り方を続けているのです。

あくまでも、京都の人は東京の御所を認めない、御所は京都という高い高いプライドがあるのですね。もう100年も経つのに、しつこいというか伝統というかある意味とても尊敬してしまう京文化のひとつです。





我が家のお雛様は私の母が揃えてくれたもので、お顔は京都風の切れ長です。

凛とした感じが気に入ってます。




泣いている人、怒っている人…いろいろいます。


じいさんもいます。。。。



牛までいます。。。。モォォォ!!





マウスを乗せてみてね。

お道具もいろいろあります。

普通に見えているこの茶器などは、本来お雛飾りのものではないのですが、母が趣味でそろえたもの。

子供たちが唯一さわってもいい飾りでもあります。

隠れている画像は鏡台や針箱。

昔のお嫁入りの道具ですね。

細部にまでこだわったつくりです。

あ、鏡にいらぬものが映っている…il||li _| ̄|● il||li




とりあえず、箱をしまいザッと片付けて出来上がり。

我が家では3月3日までではなく、4月まで飾ります。

旧暦にならってというのと、片付けるのが面倒だからという2つの理由からです。

ハァァァ、しんどかった。


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