京女のハマリゴト

好きなこと、美味しい店、キャラ弁、アッチャー(°▽°;) な出来事など、主婦ライターが京都から発信する雑多な出来事!

ピーゴロロ…今流行のアレです

2006-11-30 21:13:33 | 病は気から? 病気&怪我&病院ネタ
先日からコメントのお返事が遅れています。ごめんなさい。

実は…今、流行のアレに罹ってしまいました。




先日、取材のため大阪へ。

昼ごはんを済ませ、慣れない大阪へ向かうため少々緊張していたためか、

それとも昼に食べたひじきが2日前だったためか…お腹がヒリヒリと痛み出した私。

同行していた編集部のAさんもお腹の調子が悪く、彼女は10日前のヤクルトを飲んだためだとか…。

お互いB型のふたり。もっと賞味期限みないとね~なんて、和気藹々と話していたのですが…

取材が終了し、編集のAさんはそのまま大阪取材を続けるというので、別れて京都へ向かうため大阪から特急に乗った私。

特急に乗ってしばらくすると、嫌な音がお腹からしてきた。


ゴロゴロゴロゴロ… (´Д`;)

嫌な予感がする…

しかも、胃痛もヒリヒリからピリピリに変わってきた。

大阪と京都の間ぐらいに差し掛かると、かなりやばくなってきた。

お腹に差し込むような痛みが走る。なんだかお尻の方もヤバイ…。

危険だ。危険だ。こんなところでもらしたら、とっても危険だ。

が、

特急は止まらない。トイレもない。

我慢しかない~゜゜(≧Д≦)゜゜

あまりに痛いとプルプルきちゃうんだね~。目がクルクル泳いでいたと思う。

駅に着いたのでトイレに向かったけど、そこにはトイレットペーパーがなく、売店でティッシュを買う余裕すらなかったので、

自宅まで我慢することにする。

自転車を猛スピードで飛ばし、自宅のドアを開け、トイレへ直行。。。。

蛇口をひねる勢いでした。。。。。。。

こげ茶のうん●に腹痛…。

最初は胃潰瘍か?と思っていた私。

母の葬儀や仕事の忙しさでストレスかかっていたから、とうとう胃に穴があいたのかな…と。

が、近所のお医者へ行くと違っていた。

近所のお医者様曰く「貧血が起きてないから胃潰瘍じゃないです。

最近、流行のノロウイルスですね。お腹にくる風邪です。」

あぁ、とうとう私もか。

点滴を受け、待合室で会計を待っている間、そこはとても普通の待合室ではなかった。。。。。

バケツを抱えてゲロゲロする子供たち、「今、子供が車の中で吐いちゃって…」と慌てて受付に駆け込む母親、真っ青な顔でトイレ待ちするOL、トイレの中にこもって出てこないおばちゃん、老若男女みんなノロウイルスに感染していた。。。。

私もだけど。

恐るべし、今年の風邪!!

皆さんもお大事に~☆

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仕事で嵐山に…

2006-11-28 22:46:11 | お仕事ゴトゴト
今日は仕事中にランチを済ませなくてはならなかったので、

取材先からほど近い『CAFE BRANCH』でランチ。

最近、こんな風なワンプレートランチが流行っている。

今日のランチは750円ぐらい。比較的安い方かな?

お店の雰囲気はこんな感じ。



●丸太町通小川西入 ITPクリエーターズビル2F

さて、次の取材先は嵯峨野。

ところが、バス停でバスを待てども待てども来ない。

バスの時間があいまいなのは承知していたが、20分も遅れている…。

ようやく来たバスに乗り込み、嵐山まで。。。

で、バス遅刻のわけがわかった。

紅葉だ!!

今、京都は紅葉のまっさかり。

もう、嵐山は人・人・人。

車もいっぱいで流れていない。動けない車って意味あるんだろうか?

この時期に嵐山で見かける車は、県外ナンバーばかり。

だって、市民なら、この時期、嵐山に車で行くなんてことはしない。

駐車場はいっぱいだし、第一車が動かないからね。

紅葉はとても素敵でした。



真っ赤に燃えるような紅葉は美しく、嵯峨野の田園風景によく映えます。

小一時間の取材後、また帰るためにバス停に行くが、やはりバスが来ない。

待てども待てども来ない。

40分過ぎても来ない。

対面のバス停に目当てのバスがようやく停車し、運転手が叫ぶ。

「お客さん、すみません。もう少し待ってくださいね。すぐ参りますから」

終点まで行き、引き返して来たバスに乗り込むと、すごい混雑。

渡月橋あたりは人の頭が蟻がうごめいているような混雑ぶりだった。



「この時期には二度と嵐山には来たくない」

「来るなら自転車だ!!」

皆さんもお気をつけて~☆

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男性へ幻滅を感じるとき

2006-11-27 23:09:56 | 気になるNews (゜□゜)
女性がダメ出しするのは こんな瞬間だ

女性が男性と付き合っていて幻滅する瞬間ってこんな時だそう。↓

1位  飲食店などで、店員に偉そうにする(態度がでかい)
2位  割り勘で10円台まできっちり請求してくる
3位  蛾やゴキブリが出現したときに大騒ぎする
4位  食後に爪楊枝で思いっきり歯の掃除をする
5位  オフィスの机の上がフィギュアだらけ
6位  下着代わりの柄モノTシャツが、ワイシャツの下から透けている
7位  車の駐車が下手
8位  職場ではスーツ姿が決まっているのに、私服がイマイチ
9位  電車の中で携帯ゲームに夢中になっている
10位  おしぼりで顔を拭く


まとめると
(1)公共の場をどう意識するかについて、男女に違いがある(2)女性は男性に対し、恋人になったら、結婚したら、という視点で判断する。だから、公共の場で大人として振る舞い、男らしい男性を目指す。これが、女性に嫌われず、モテになるポイントらしい。


ふーん。

なるほど~(-公- )

ちなみに私が男性に幻滅を感じたのは

ものすごく鼻毛が伸びていて、唇の上でカールしているのを発見した時です。。。。

毎朝、鏡見てないのかな?と思っちゃった( ̄Д ̄;;


まぁ、それと同様に女性も幻滅されることがあるんだろうな~。

ウチの旦那はすね毛がパンストからはみ出ているのを電車で見た時らしい。

気をつけなくっちゃ!!



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いじめのきっかけ?

2006-11-26 22:03:15 | 気になるNews (゜□゜)
最近、ニュースで話題の「いじめ」。

娘が小学校に通い始めて、そのニュースにもナーバスになっている今日この頃。

先日、友人から電話があった。

沈む声に何か異変を感じて「どうしたん?」と聞くと、ポツリポツリと打ち明けてくれた。

聞けば、

その友人の娘がお友達のA子ちゃんから「あんたのお母さんって嫌われてんねんて。ウチのお母さん言ってたで」と言われたそうだ。

友人とA子ちゃんママとは近所付き合いの仲。

以前は遊びに行くほど親しかったらしいのだけど、最近なんだかよそよそしかったとか。

顔を合わせればチクリといやみを言う程度だったので、私の友人もほっておいたそう。

友人の娘とA子ちゃんは習い事も一緒なので、まぁまぁ仲がいい。

A子ちゃんママは自分の子に自分の友達のお母さんの悪口を吹き込んだそうなのだ。

ちなみに、私の友人は決して人の悪口を言う人でもないし、意地悪な人でもない。

今年、小学校の役員に選ばれ、淡々と仕事をこなし、育児も頑張っている素敵な人だ。そして、嫌われているなんて噂は聞いたことがない。

彼女のことを悪く言うこと自体が信じられないのに、A子ちゃんママのした行為はもっと信じられない。

子供に友達のお母さんが「嫌われている」って言うなんて。

確かに、人には好き嫌いがあるし、合う合わないもある。

嫌いなら大人なんだから付き合わなければいいし、自分の心にとめておけばいいこと。

それを自分の子供に伝える神経が理解できない。

私の友人はそのことを彼女の娘から聞いたそうだ。

「なぁ、ママ、A子ちゃんがな…」と。

友人は震えるほど怒りを感じたそうだ。子供の沈んだ顔、友達から自分の母親の悪口を聞かされた子供の気持ち…そんなことを考えたら悔しくて涙があふれてきたそうだ。

私もこの話を聞いた時、信じられなかった。そして同様にすごく怒りを感じました。

一体、A子ちゃんママは何を考えているのでしょう。


世間では「どうすればいじめをなくせるか」と話題なのに、

自らいじめのきっかけを作っている母親。

いじめって子供だけが原因じゃない。

必ず、その裏には大人のエゴや無知や下品さが隠れている。

子供の無邪気さを奪い、卑劣な行為をすることを覚えさせるのは大人なんだね。

A子ちゃんママは料理やお菓子作りやインテリアにも精通し、旦那様も地位ある人だとご自慢だ。

だけどね、こんなことするのってやっぱり最低。

子供を巻き込むのはルール違反。


友人には「お嬢ちゃんの様子をしっかり見ていてね。いじめがないかアンテナはっておくんだよ」と告げた。

何も起こらないことを願いたい。


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温かな心遣い

2006-11-25 23:56:32 | ハマってます!どっぷりと!
いつも親しくしている近所のおばさんが御寿司をくれた。

「今、疲れているでしょ。たまには家事を休んで」と。

家族4人分も。

「休みなよ」「体壊すよ」と気遣ってくれる人は多いけど、

こんな風に本当に少しの休息を与えてくれる人はあまりいない。

しかも、夕飯の支度を気遣って、朝伝えてくれる細やかな心配り。

だからこそ、すっごくうれしくて、涙が出るほど胸が温かくなった。

ありがとう。

御寿司とても美味しかったです。

人から優しくされると優しい気持ちが湧き出てくるみたい。

最近、ブルーな出来事が連発していたので、

心があったまりました。

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やってくれたな、おぬし!!

2006-11-23 21:44:54 | イタリアンな家族
先日の続き…。

先日のことは↓をみてね。


時刻は5時過ぎ。晩御飯の支度をせねば…と、傷ついた車のまま、今度はスーパーへ。

スーパーでレジを済ませたところで、葬儀に出席してくれた知人に会う。

お礼を兼ねて、ちょっと世間話をしていたら…

子供たちはスーパーの2階へ上がる階段の脇にある斜めのところを滑り台代わりに遊んでいた。

「やめなさい!! ヽ(`д´;)/」

そう言ってやめさせて、ふと息子のズボンに目をやると…

こんな感じ↓



見事に破れていた…( ̄Д ̄;;

しかも、今日、おろしたてのズボンだ。

買ったばかりのズボン、半日でオジャン。

※ちなみに写真は帰宅後撮影

車も破壊、ズボンも破壊…(T▽T)ノ

いやぁ、ついてない日ってとことんついてないのね~☆

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やっちゃったぁぁぁぁ

2006-11-22 23:20:11 | アッチャー(°▽°;) な出来事
今日は朝からバタバタしていた。バタバタして慌てていたため、「あちゃー」なことをやってしまった。。。。

起床と同時に気づいたこと…。

「やばい。請求書、今日までだ!!」

つまり、原稿料の請求書を作成していなかったことに気づいた私。

今日が締め切り。今日提出しなければ、振込みは一ヶ月先になってしまう。

やばい~!! 朝、一番で速達で出そう!!

娘を早々に学校へ送り出し、息子が朝食を食べている横で請求書を作成。

息子を幼稚園に送り出すと同時に、郵便局へ自転車を走らせる。

「速達で今日、着きますか?」と聞くと

「たぶん。運が良ければ夕方に着きます」とのこと。運が良ければって何だ???

いや、そんなことは悠長に言ってらんない。

その後、娘の小学校へ自転車をUターンし、キコキコと走らせる。

今日は、娘の小学校の発表会。入学してから初の晴れ姿だ!!

着いてから保護者がビデオを片手にして見学している姿を見て、自分がビデオを忘れたことに気づく。

ビデオだけではない。一眼カメラも忘れた。持っているのはデジカメだけ。

望遠がまったく効かず。ボケボケの写真ばかりになっちゃった。

ごめんね。娘よ。

1年生が終了すると同時に帰宅し、実家へ。

葬儀社の方と打ち合わせ。

な、なんと。喪中はがきも香典返しもすべてやってくれるとかヽ(´▽`)/

しかも、喪中はがきの印刷はタダ!! 香典返しの郵送料もタダ!!

葬儀社様様です~。昨日までの憂鬱が一気に吹っ飛んだ!!ヽ(´▽`)/

しか~し。

急いで、父と昼食を済ませ、次に訪れたのは生保の担当者。

母の生命保険、入院給付金が下りるそうで、その手続きらしい。

いやぁ、母が私の旧姓のまま契約していたので、名義変更をしなくちゃならない。戸籍抄本、印鑑証明などの各書類が必要とのこと。

戸籍抄本…嫌な文字だ。

私の戸籍は旦那の実家なので、香川まで取り寄せなければならない。

面倒くさい。。。。。( ̄Д ̄;;

その他、いろいろな手続きの説明などがあり、担当者が帰宅したのは、3時50分だった。

戸籍抄本の郵送請求には定額小為替が必要だ。

定額小為替は郵便局で購入しなければならない。

急げば間に合うかも~。(←これが仇になるとは…)

急いで、郵便局に車を走らせる。

向かった先はこんなところ。

矢印方向に車を駐車場に停めるつもりだった。黒丸は電柱。



が、違法駐車の車に気を取られすぎたのか、焦りすぎていたのか…

駐車場に入る手前で嫌な音。


ギギギギィィィΣ(゜д゜;)

ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿アワワ  何?何?何~!!!!!!

そう。見事に電柱に車をこすりつけていた。


前に行こうとしてもギギギギギィィィ。。。。

バ、バックだ!! 

後ろに行こうとしてもギギギギギィィィ。

子供たちが、「ママ~車がギギ、ギギって言ってる~(´Д`;)」

わ、わかってるぅぅぅ゜゜(≧Д≦)゜゜

どうしていいか、わかんないよ~


とりあえず、何とか車と電柱を引き離し、確認する間もなく、郵便局へ走る。

「あ、あの~、定額小為替をいただきたいのですが…」

あっさりと「あ、4時までです。」

そう、時計は4時10分を示していました。

車ぶつけに郵便局来たのか、私は…。( ̄Д ̄;;

いや、こんな場合ではない。

今度は5時までに役所に行かねば。印鑑証明のために~。

急いで、車を役所へ走らせ、印鑑証明をもらうため、カードを差し出す。

「あれ?このカード使えませんよ。」もう、破棄されているはずのカードです。。

工エエェ(´Д`)ェエエ工 

何のためにこんな労力かけたんだぁぁぁぁ!!

ブルーな気持ちをめいいっぱい引きずりながら、今度は車屋へ車を走らせる。

んで、改めて、自分が傷つけた箇所を見た。



写真では上手く取れていないのですが、光っている部分が大きく凹んでいます。

やっちゃったよ…。

車屋さんは落ち込んだ私がきっと捨て猫のように哀れに見えたのでしょう。

「大丈夫ですよ。ちゃんと直します。安くしときますよ。」

゜゜(≧Д≦)゜゜ありがとう。車屋さん。ほんとに安い見積もりだった。。。

代車も出してくれるそうだ。。ありがたや~。


だが、この日はまだ、これだけでは終わらなかったんです。。。。

続く…


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葬儀その後…

2006-11-21 22:41:15 | 母のコト
葬儀が終わってホッとしたのもつかの間…

今はさらにバタバタしています。

葬儀が終わって襲ってくるもの…そ・れ・は

●生命保険の手続き
●役所への死亡通知提出
●銀行や郵便局など金融機関の手続き
●年金・健康保険の手続き
●相続&税金関係…

これは役所的な仕事

さらに…

これから年末なので

●喪中のはがき作成
●香典のリスト作成

などもあります。

ちなみに、母の葬儀は香典お断りのスタイルをとりました。

香典返しが大変だと聞いていたので、通夜・告別式でも香典を受け取らないスタイルに徹していました。

ほんとうに200人近く来られたので、「香典を受け取っていたら…」と思うとゾッとします。。。

だって、リスト作成や香典返しの手続きをするのは私と父しかいないのですから…。

が、予想に反して、香典は襲ってきました。

書留で送ってきたり、封筒に同封して送られてきたり、弔問に訪れて置いていこうとしたり…。

弔問の方には我が家の方針を伝え、丁重にお断りできるのですが、

送られてきたものに関してはどうしようもありません。

しかも、住所もなにも書いていない場合は涙もの…(´Д`;)

葬儀が終わってから、インターホンが鳴るたびに「弔問? それとも、書留?」とビクビクしちゃいます。。。

本当はありがたいこと…なのですがね。

毎日、1人1時間ほどの弔問を受けている父曰く

「ワシの時は香典断固お断りにしてくれよ」と。





何だかとっても毎日が疲れます。

ユンケル1本じゃ足りないよ。。。。。

今日、何だか気分転換をしたくて久々にケーキを焼きました。

シフォンケーキ。

でもね、やっぱり疲れていたのでしょうか?

レシピには最初に卵黄をあわ立て、塩と砂糖を入れると書いてあったのに、

私が最初に必死にあわ立てていたのは卵白でした。。。

しかも塩も入れちゃって。。。。(´Д`;)

イヤァァァ!! 間違えた!!と思ったときはすでに遅く…

メレンゲはいつまで泡立ててもピンと角がたってくれませんでした。

まぁ、いいっか…と思いながら、そのまま作ってそのまま焼いたら、

まったく膨らまない座布団ケーキができちゃった( ̄Д ̄;;

ココアシフォンが真っ黒の座布団になっちゃった。。。

つ、疲れているからね。アハハヽ(´▽`)/

ク、クリスマスまでには何とか汚名返上するのだぁぁぁぁ。




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告別式

2006-11-20 13:08:49 | 母のコト
まず、着付けをしなければならなかったので私だけ一足先に葬儀場に向かう。

母が揃えてくれた喪服をもって…。

着付室には着付してくれる担当者がいたが、この人が嫌な感じの人だった。

母の喪服は古いだの、帯が赤茶けているだのなんだのとイチャモンをつける。

(後で呉服屋さんに聞くと、母の方が昔からの正しいスタイルだそう。帯も日焼けなんてしていなかった)

というより、どんなボロ喪服でも良かった。母が揃えてくれたもので、母を見送りたいと思っていたのだから…。

おまけに帯をギューギュー締め上げるので、私は半分窒息状態だった。。。

キツケヘタダヨ。。。。( ̄Д ̄;;

告別式は通夜と同様、無宗教スタイル。

父がまず喪主として挨拶し、母の経歴や人生と思い出をスピーチ。

次に母の教え子や縁のある人が思い出を語ります。

母の大好きだった別れの曲がいっそう思い出を鮮明によみがえらせ、涙をこらえるのが辛かった。

最後に献花する際には、これでもう母の面影が消えてしまうと思うと辛くて辛くて。。。。。何度も何度もお顔を撫でてしまいました。

美しい花に囲まれた母は病床の時よりも美しく、こんなに美しい人だったのか…と涙があふれてしまいました。

たとえ、入院中でも、もっともっと化粧をして美しくさせてあげれば良かった…。

棺には母の好きだったおせんべいとコーヒーを一緒に納めて。


で、そのまま母の棺は霊柩車に乗せられ出棺。

ここで私たちは大慌てしてしまいました。

というのも、こんなにすぐに出棺となると思わなかったので、貴重品やコートやらも控室においたまま。

列席者が見守る中、控室と霊柩車の間を何度も何度も往復し、無様な姿を披露することになってしまいました。

※皆様、献花、最後のお別れの後は即効で出棺です。手荷物は誰かにすべて持ってもらうのがベターです。。。。

で、火葬場へ。

京都市の火葬場は現在、山科の一箇所しかないらしく、しかも一日約60人の火葬が行われるそうです。冬なら80人になることも。

なので、火葬場へ棺を納めるところはとてもシステマティックでした。

焼香の後、向かったのは、ズラーッと並ぶ、炉の扉。7枚ぐらいはあったと思う。

その中の1つの扉の前で手を合わせ、最後の、本当に最後のお別れをしました。

炉に棺が入ると、担当者に誘導され待合室へ。

何かのホテルのロビーかと思うほど、待合室は広く、併設された喫茶店も満員です。

「ここにいる人みんなが今日、告別式をしたんだ」

とても奇妙な気分になりました。

収骨は別室で。

娘と息子を連れて行くか悩んだのですが(ショックが大きいことを懸念して)、

一応、骨壷に入った状態を見せ、おばあちゃんはお骨になったんだよ…と教えようと思っていました。

が、

収骨の部屋への扉が開いた途端、まず足を踏み入れたのは、娘でした。

「あかん。あかん。」( ̄Д ̄;;と制止するのも聞かず、

人体型の母の亡骸をしっかと見届けた娘。

特に泣きもせず、冷静な様子でした。

私はふたり一組で収骨するものだと思っていたのですが、

木の箸と白木の箸を一対とすることでふたり一組の役目を果たしているそうで、

一人づつ収骨するカタチになりました。

ただ、頭蓋骨はそのままの大きさでは骨壷には入らないということで、

ガンガンと担当の方が骨を砕くのですが、何か痛ましくてみていられませんでした。

ちなみに、火葬は天然ガスを使い一気に焼却するそうなので、骨はカラカラ、灰もキレイです。焼け残りはありません。

無事、収骨を終えた後は、親族とともに会場へ戻り、そのまま自宅へ。

叔母たちは母を寝かせるために使った布団などはすべてほかしなさいと父に伝えたのですが、告別式を終えた後の父にはちょっとそれは無理みたい。

今、母のものをすべて始末してしまったら、それこそ、母の暮らした痕跡が失われてしまうようで、私自身も処分する勇気がもてません。

叔母は最後の最後まで「処分、処分」と言ってましたが…。

その気持ちもわかるんだけどね~。

終わったのは午後8時。

あまりにも疲れて、疲労度1000ぐらいだったので、この日は近くのファミレスで外食。

子供たちは大喜びでしたが、父と私はぐったりでした。

メニューを選ぶ気力もなかったほど。。。

お疲れ様とビールで乾杯する音がむなしく響き、料理もビールもちっとも美味しくありませんでした。

ちなみに、この日は帰宅後、すぐに爆睡。

すっごく疲れたんだな~。ほんとに。


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バタバタな通夜の日

2006-11-18 23:33:08 | 母のコト
14日の朝はいつも通りの朝でした。

以外にも落ち着いた朝でした。

娘を登校させ、息子は園の迎えの時間が通夜に間に合わないのでお休みすることに。

とりあえず、私がしなくてはならないこと。

喪服を探すこと!!


が、私、この年になってフォーマルな喪服を持っていなかったんです。

誰かの葬儀はいつも通夜に参列するだけでしたので、黒スーツでOKだったのですが、

さすが自分の母ともなるとフォーマルな喪服が必要。

なのに…用意していませんでした。。。(´Д`;)

いろんな服をとっかえひっかえ出したものの…何か変。。

とりあえず、通夜は黒スーツでいいとして、葬式はどうすんねんっ。

洋服がないなら和装だ!!

急いで母の和ダンスをチェックすると…

ありがたいことに、和装の喪服が揃っていた。

しかも、私の名前入りで…。

夏用喪服、冬用喪服、夏用留袖、冬用留袖…小物一式…。

ありがたくて、母の気遣いがうれしくて涙があふれちゃった。。。。

おかあさん、ありがとう。困ったときに助けてくれてありがとう…。この気持ちを伝えられないのが残念だよ…。

が、普段着物に縁のない私。

小物の名前がさっぱりわからない。

葬儀社が用意してくれた着付けに必要な小物のリストを見ながら悪戦苦闘する。。。

なんだ?コーリンベルトって?

襟芯って何?どれ???

帯留め? 肌着? ジュバン??? もう何がなんだかわかりましぇーん???

そこで、呉服屋に勤めていた友人にヘルプコール。

5分でかけつけてくれて、冷たくなった母を見て泣いてもくれて、しかも、ほこりだらけのたんす部屋で一緒に2時間近くも探してくれた…。

襟芯は最後まで見つからなかったが、自宅まで戻って、届けてもくれた。。。。

ありがとう。本当に困った時に手を差し伸べてくれる友達って、なんてありがたいんだろう…とつくづく思う。

夜、7時からはいよいよ通夜が始まった。

予想外の人が訪れてくれて、しんみりというより始終バタバタ。

私は献花してくれるたびに頭を下げなくてはならないので、思いのほか肉体的に疲れてしまう…。

通夜を終えた後はヘトヘトになってしまい、精神的にもボロボロ…。

親戚の人と寿司を食べたのに、何を食べたか覚えてない。

何の話をしたのかさえ忘れてしまった。

ただ、母の肉体が翌日には失われてしまう…と悲しくなって、棺の中をしばらく覗いていたのは覚えている。

しかも、おバカにも写真まで撮ってしまった。。。。。

何だか母の顔を忘れてしまうのが怖くて…。

祭壇の写真の中でニッコリ笑っている母はとてもふくよかでしっかりとした表情なのに、

棺の中の母はゲッソリ痩せて、蒼白だった。

それでも、最後の母の姿は忘れたくなかった。

あまりにも疲れていたんだろう。

通夜の晩は不覚にも爆睡してしまっていた。

続く…


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