興浜(おきのはま)で候 

興(こう)ちゃんの手掘り郷土史

真砂村 妙顕庵で候 その2

2010年07月14日 | 大覚寺

 いつもは閉め切ってある「妙顕庵」を開け放ち掃除しておられるところを一度目撃したのだが、その時は忙しく立ち寄る事ができなかった。

 その後、興浜興伸会の井口君に、「妙顕庵」のお世話をされている井口さんを紹介してもらい中を見せて頂いた。

 掃除は順番制でしておられるようである。
  
 現在は無住であるが、昔は尼さんが住まわれておられたようである。

 昭和12年5月の改築について聞いてみると、茅葺の建物を現在の瓦葺の状態にしたと聞いていると教えて頂いた。

 間取りは、入って6畳、8畳の間があり阿弥陀様をおまつりされているところが6畳で一段高くなっている。となりに手前から4畳半・6畳・4畳半の間がある。

 かつては道路側の玄関の横に台所とトイレがあったが現在は取壊され普段は自動車を駐車している。

 「妙顕庵」に安置されていた「誕生釈迦仏像」が龍野歴史博物館にあるので見てくればと勧められて「妙顕庵」をあとにした。6月22日の事だっただろうか。


                                             つづく