日々精進生活

日々、自己反省をしながら、思うことを綴る日記。

家族への感謝

2006-03-15 11:26:36 | 普段の生活より
昔の若かりし頃の私は「来る者は拒まず、去る者は追わず」の主義でした。根本的なものは今でも変わりませんが、同じ「来る者は拒まず、去る者は追わず」でも昔と今では、気持ちが随分、変化してきました。

昔の私は去って行く人に対して、私の気持ちを「切り捨て」て私の記憶から抹消していました。

「もうあの人と私は関係ない。」
「あの人と私は違う。」
「もうあんな人とは会いたくない。会う必要もない。」

そんなこんな思うことで自分が傷つかないように、自分が嫌なことに蓋をして自分の気持ち、記憶を切り捨ててきました。
(今の私は、心の片隅に去って行った人の存在を残しておけるようになりました。)

私の核にあったものは「自分は自分、人は人」「自分の人生は自分の物、人の人生もその人の物」。
なので、私は周囲にいた人に感謝したこともなく・・・。

それは、家族にも同じことが言えるわけで・・・。

せっかく縁(課題)あって結婚した旦那。私や旦那を親として選んで生まれてきてくれた娘達。
スピリチュアリズムと出会い、自分の課題を見つめることで、仮面夫婦でギスギスしていた旦那への気持ちも、私の思い通りにいかずイライラさせる長女に対する気持ちも落ち着き、随分、変化してきていたけれど、やはり、家族という存在に感謝するまでに至っていませんでした。
そんな私が、今月初めに受けた前世療法により、私の過去世を見ることで家族に感謝する気持ちが心から沸いてきたのです。

私の見た過去世とは・・・。

両親に先立たれ、兄弟もいなくたった一人。孤独な身。
一人で何とか生き延びようと頑張ったけれど、力尽きて幼くして亡くなる。

という人生でした。

この過去世を見ている最中、親が亡くなる場面を見て、それはそれは、とても寂しく泣きじゃくる女の子を見ました。
そして、私自身、とても悲しくて寂しくて涙が出てきそうでした。
その後、たった一人で孤独を感じる女の子。
その孤独で寂しい思いも、私自身にも、ひしひしと伝わってきていました。

私が見たこの過去世が事実なのか、それとも私の妄想から作り上げた作り話なのか定かではありませんが、「孤独の寂しさ」を私自身が身をもって体験したことで、旦那や娘達がいる幸せ、孤独ではない幸せを心底、感じることができました。
そのお陰で、今の私は家族がいることに対し心から感謝できるようになりました。
そして、その感謝は家族だけにとどまらず、私の周囲の人に対しても感謝できるようになりました。

「一人ではない。孤独ではない幸せ」

私の周りに誰もいなく、孤独だと誰も何も言ってくれない。
これから先、旦那や娘達を始め、いろいろな人と係わり合うなかで、私が思い通りにいかない出来事にぶつかることでしょう。
でも、それも、私が孤独ではないことの証。
人と係わりあえることの幸せに感謝しながら頑張っていきたい。頑張れる!!
そう思うことができて前世療法と出会えたことにも感謝したいと思っています^^