福島県産牛の出荷再開…東京などの食肉処理場へより転載
福島原発
福島県は15日、関東地方の食肉処理場に向け、県産牛の出荷を再開すると発表した。
県は8月25日の出荷停止解除後、県内の食肉処理場で県産牛の放射性物質検査を実施したうえで出荷していたが、関東地方の処理場でも検査態勢が整った。16日には東京都中央卸売市場食肉市場に県産牛7頭が出荷される。
出荷が再開されるのは東京都や横浜市、さいたま市など7都県の約15か所の食肉処理場。解体後、それぞれ近くの民間検査施設で枝肉の放射性物質検査を行う。県外出荷は年内に約8000頭が見込まれる。
福島県は現在、計画的避難区域、緊急時避難準備区域内や稲わらの管理状況に問題があった農家の肉牛の全頭検査を実施。それ以外は各農家につき1頭を検査し、県の独自基準(1キロ・グラム当たり50ベクレル)以下であれば、国が出荷を認めていたが、県は「全頭検査しないと消費者には受け入れられない」として、他県の検査態勢が整うまで出荷を控えるよう指示していた。
(2011年9月15日19時58分 読売新聞)
福島原発
福島県は15日、関東地方の食肉処理場に向け、県産牛の出荷を再開すると発表した。
県は8月25日の出荷停止解除後、県内の食肉処理場で県産牛の放射性物質検査を実施したうえで出荷していたが、関東地方の処理場でも検査態勢が整った。16日には東京都中央卸売市場食肉市場に県産牛7頭が出荷される。
出荷が再開されるのは東京都や横浜市、さいたま市など7都県の約15か所の食肉処理場。解体後、それぞれ近くの民間検査施設で枝肉の放射性物質検査を行う。県外出荷は年内に約8000頭が見込まれる。
福島県は現在、計画的避難区域、緊急時避難準備区域内や稲わらの管理状況に問題があった農家の肉牛の全頭検査を実施。それ以外は各農家につき1頭を検査し、県の独自基準(1キロ・グラム当たり50ベクレル)以下であれば、国が出荷を認めていたが、県は「全頭検査しないと消費者には受け入れられない」として、他県の検査態勢が整うまで出荷を控えるよう指示していた。
(2011年9月15日19時58分 読売新聞)