大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

線量、除染、賠償は... 住民、行政に温度差 不安除去し分断解消図る

2012-12-31 18:00:00 | 原子力関係
【伊達の特定避難勧奨地点解除へ】線量、除染、賠償は... 住民、行政に温度差 不安除去し分断解消図るより転載

特定避難勧奨地点について報じる紙面に目を通す男性=13日、伊達市
 局地的に放射線量が高い「特定避難勧奨地点」に指定された伊達市の128世帯が14日にも解除されることが明らかになった13日、市は指定世帯への連絡など解除に向けた準備に入った。指定の有無で地域内には分断が起きており、市は解除で地域の一体化を図る考え。住民の中には放射線量を不安視して解除後も帰宅を見合わせる動きがあり、行政と一部住民の思いは必ずしも一致してはいない。住民の不安をいかに取り除くかが課題となる。

■自宅で正月を
 「ようやく地域の回復に向かうことができる」。東京電力福島第一原発事故に伴い指定された特定避難勧奨地点の解除方針を聞いた伊達市の担当者は胸をなで下ろした。
 昨年6月末の指定以降、市は世帯ごとの指定ではなく、地域全体を指定するよう政府に求めた。しかし、状況は改善されず、指定の有無で賠償などに差が生じ住民間で心情的な摩擦が生まれた。
 このため市は、地域内で家屋や通学路など生活圏の除染を徹底してきた。来年3月中の終了を目指した計画よりも早いペースで、現在、約85%の除染を終え、放射線量が大幅に低減。市は政府に対して早期の指定解除を求めてきた。市関係者は「解除されれば、ある程度時間がかかっても、地域コミュニティーが以前のようになってくれるのでは」と期待を掛ける。
 13日、市職員らは解除に備え、打ち合わせなどに追われた。仁志田昇司市長は「放射線量が下がるという帰宅条件は整った。戻れば自宅で正月を迎えられる」と話した。

■戻らない
 伊達市の特定避難勧奨地点に指定された世帯は、早く避難した家族や、指定後も住んでいる住民などさまざま。昼間は避難先から自宅に戻って過ごしている人もいる。
 「地域全体を除染する前に解除するなんて...」。伊達市霊山町で自宅が特定避難勧奨地点に指定されている会社員女性(42)は突然の政府方針に驚き、不安を募らせた。
 自宅に父親を残し、市内の他の地域でアパートを借りて母親と小学生の長女(7つ)と暮らす。自宅の除染は終わり、毎時3.0マイクロシーベルトを超えていた放射線量は十分の一程度に下がった。しかし、通学路などの除染は終わっていない。「安心できるまでは戻るつもりはない」と言い切った。
 市内霊山町の無職女性(73)の自宅は、指定世帯と数10メートルしか離れていない。放射線を心配し、同居していた長女は県外に避難し、女性は1人暮らしになった。「賠償金をもらっている指定世帯と境遇が違い過ぎ、どうしても割り切れない。解除されても複雑な思いは消えそうもない」と明かした。
 市内霊山町の行政区長の1人は住民間の分断を嘆いた。自身の自宅も指定され、福島市内にアパートを借りて自宅と行き来する。指定されなかった世帯の住民から「賠償金でいい思いをして」と言われた言葉が頭から離れない。原発事故前は餅つき大会や芋煮会などの多くの催しを住民みんなで楽しんでいた。「また仲良く暮らせる日がいつか来るのだろうか」

■きめ細かく対応
 指定解除後に早期に地域コミュニティーを取り戻すため、伊達市は住民からの個別相談に応じていく方針だ。
 避難世帯の放射線への不安解消のためには、地域の放射線量などの説明や住民に配布しているバッジ式積算線量計で、自宅に戻った後の線量の変化を把握し問題がないか、慎重に確認する。
 一方で避難世帯が希望すれば、当面、避難先にとどまることができるような支援も検討している。
 これまでも、除染で指定の有無を区別せずに作業を進めるなど、配慮を重ねてきた。担当職員は「感情的なしこりをなくすため、今後も可能な限り努力を続ける」としている。

(2012/12/14 09:01カテゴリー:3.11大震災・断面)福島民報

石川家畜市場が閉鎖へ 来年3月末、原発事故追い打ち

2012-12-31 18:00:00 | 原子力関係
石川家畜市場が閉鎖へ 来年3月末、原発事故追い打ちより転載


来年3月末での閉鎖が決まった石川家畜市場
 福島県双葉郡などから出荷された子牛の競りを行っている石川家畜市場(福島県石川町)が来年3月末で閉鎖されることが18日、決まった。福島原発事故の影響で出荷が減り、運営主体の石川郡畜産農業協同組合(同)が存続不可能と判断した。
 閉鎖は組合員の投票で決めた。委任状を含めて165人中154人が賛成した。
 取扱数は1995年度の4421頭をピークに減少傾向をたどり、原発事故のあった昨年度は2621頭に減った。競り市は月1回で昨年度は採算ベースの200頭を割る時もあった。ことしは230~240頭で推移している。
 組合によると、畜産農家は放射能汚染で使えなくなった稲わらに代えて輸入飼料を与えざるを得ず、飼料代の増加で経営が悪化している。放牧できず、牛のストレスが高まり、流産や死産も増加。農家の高齢化で組合員が減ったことも閉鎖理由になった。
 県内の子牛の競り市は来年度以降、本宮市の県家畜市場だけになる。
 地元の農家太楽利吉さん(67)は「本宮市まで運ばなくてならず費用がかさむが、仕方ない。出荷の少ない市場は買い手がつかず、値段が下がる悪循環に陥る」と話した。
 渡辺一雄組合長は「原発事故が決定的だった。閉鎖は心苦しかったが、組合員のことを考えるとやむを得なかった」と説明した。
 組合によると、石川家畜市場は明治中期に始まり、百数十年の歴史がある。双葉郡のほか、石川郡やいわき市などの牛を扱っている。


2012年12月19日水曜日 河北新報

ご神木、不審な枯死が相次ぐ 売却目的で薬剤注入か

2012-12-31 17:30:00 | 原子力関係
ご神木、不審な枯死が相次ぐ 売却目的で薬剤注入かより転載


 枯死し、伐採された「ご神木」=26日午前、愛媛県東温市の惣河内神社

 地域住民が長年親しんできた「ご神木」が、何者かの手で枯死させられるケースが相次いでいる。林野庁が今月実施した緊急調査では、被害は愛知以西の5県にある過疎地の神社に集中しており、計14本に上る。巨木が多い神木を建材として高値で売る狙いがあるとみられ、同庁は注意喚起文書を都道府県に送付しており、警察との連携も強化する方針。

 県別では、高知の7本が最多。次いで徳島3本、愛媛2本、愛知、和歌山が各1本。いずれも薬剤を注入するためとみられる穴が幹に開けられていた。穴は深さ4センチほどで、根から養分を吸い上げる管を通じて木を枯らす薬剤が行き渡るようにしたとみられる。

2012/12/26 09:45 【共同通信】

柏崎刈羽原発の燃料接触「レベル1」のトラブル 原子力規制委

2012-12-31 17:00:00 | 原子力関係
柏崎刈羽原発の燃料接触「レベル1」のトラブル 原子力規制委より転載
産経新聞 12月19日(水)12時25分配信
 原子力規制委員会は19日、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)5号機の核燃料の間に挿入する部品「ウォーター・ロッド」が曲がっていた問題について、燃料棒が接触していたことから「異常な状態」と判断し、国際的な事故評価尺度の「レベル1(逸脱)」のトラブルと暫定評価した。

 規制委によると、曲がったロッドは計18本あった。取り付けの際に、見えにくい水中作業で無理な力がかかったとみられるという。

 一部の燃料棒が隣接する燃料棒に接触していたことから、規制委は「放射性物質の漏(ろう)洩(えい)はないが、異常な状態で燃料が原子炉内に設置されていた」と指摘。すでにロッドは原子炉内から取り出されている。

 原子力トラブルの国際評価基準「INES」では、0マイナス~7までの9段階あるが、今回の事象は下から3番目の「レベル1(逸脱)」と判定された。最悪のレベル7は、福島第1原発事故とチェルノブイリ原発事故がある。

<浜岡原発>海水流入で専門家検討委 規制委が設置を決定

2012-12-31 16:00:00 | 原子力関係
<浜岡原発>海水流入で専門家検討委 規制委が設置を決定より転載
毎日新聞 12月19日(水)12時52分配信

浜岡原発。東側の手前右手が5号機=本社ヘリから木葉健二撮影
 中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)5号機の原子炉内などに昨年5月に海水約400トンが流入した問題で、原子力規制委員会は19日、専門家による「監視・評価検討会」の設置を決めた。原子炉内への海水流入は過去に例がなく、炉や燃料への影響などについて意見を聴く必要があると判断した。

 メンバーは更田豊志委員を中心に、腐食などが専門の勝村庸介・東京大教授▽酒井潤一・早稲田大教授▽柴田俊夫・大阪大名誉教授が加わる。田中俊一委員長は「大変な事態。長期的に監視してほしい」と述べた。

 海水流入は、政府の要請で原子炉を停止した直後の昨年5月14日に発生。発電用タービンを回した後の水蒸気を冷やして水に戻す「復水器」内部で、冷却用の海水を流す配管が破れ、海水の混ざった水が原子炉内を循環した。中部電の調査で、制御棒駆動機構など重要機器にさびが見つかり、規制委の前身の経済産業省原子力安全・保安院が専門家会議で影響を調べていた。【西川拓】

今年一年間を振り返って

2012-12-31 15:51:55 | 日記
今年もあと8時間で2012年の幕を閉じます。

頭の中で福島原発事故を占める割合が8割、残りは仕事と個人的なことが2割を意識する一年間でした。

福島原発事故は無いものにしよう、全て解決したことにしようという権力の思惑に抗して、
日々原発事故関連の情報と記事をブログで保存・記録・紹介することにかなりの時間を費やしました。
特別意味のある行為と思いませんが、自分の気が済まないという意地で一年間パソコンに張り付きました。
もちろん、多くの方々に協力していただきました。
昨年の3・11人工地震はアメリカによる日本破壊攻撃であると自分は確信していますが、
日本はいつの日か311前の状況に戻れると信じたいです。

映画は350本、美術館は30ヶ所、クラシックコンサートはワディム・レーピンとレイチェン、辻井伸行が特に良かった…。旅行は五島列島・金沢・京都・etc…、歌舞伎は玉三郎と猿之助を中心に観劇…、お能はあまり観れませんでした。
もちろん二年連続、着物も袖を通さず箪笥の肥やし状態でした。(気分的に無理)

天才アーティストの展覧会を10数カ所で主催し、NHK金沢支局から取材を受け、富山・石川・福井で一日に3回ほど出演しました。
それと国立新美術館内覧会で絵画を観ている所を、日本テレビに一瞬映りました…。

ということで、特別わが人生にとって重大な出来事は何もなかった、平穏な一年でした。
只、空気中の放射性物質と福島原発の動向が気になり、食料品を買う時とレストランで食事をする時の食材に敏感になる自分が哀れに思いました。
人間は死ぬまでしか生きれません。
来年は今年以上に自分を高めたいと思っています。

■シロメバルが700ベクレル!

2012-12-31 15:51:49 | 原子力関係
■シロメバルが700ベクレル!より転載

2012年12月26日、厚生労働省が発表した「食品中の放射性物質の検査結果について(第550報)」により、福島県楢葉町で捕獲されたシロメバルから1キロ当たり700ベクレルの放射性セシウムが検出されたことが判明した。

シロメバル参考画像


緊急時モニタリング又は福島県の検査結果


■海産物21件が放射性セシウム基準値を超える
同調査では食品基準値を上回る放射性セシウムを検出した海産物が21件となっている。

No.2、3、4、5、72、75:福島県産アイナメ(Cs:140、170、180、390、150、240)
No.8:福島県産イシガレイ(Cs:150)
No.22、23:福島県産クロソイ(Cs:490、130)
No.25:福島県産クロダイ(Cs:120)
No.28、91:福島県産コモンカスベ(Cs:250、360)
No.37、104:福島県産ババガレイ(ナメタガレイ)(Cs:510、270)
No.43、108:福島県産ヒラメ(Cs:170、120)
No.50:福島県産マコガレイ(Cs:180)
No.61:福島県産ムラソイ(Cs:120)
No.97、98:福島県産シロメバル(Cs:440、700)
No.129:福島県産マダラ(Cs:490)


16日に発表された「緊急時モニタリング又は福島県の検査結果」では海産物の基準値越えは15件。今回は21件が放射性セシウム基準値を超えることになった。

飛び抜けて高い放射性セシウムの個体は発見されていないが、放射性セシウム汚染が収束している気配も全く無い状況である。

原発作業員、被曝どう把握 長期の健康管理が不可欠

2012-12-31 15:48:33 | 原子力関係
原発作業員、被曝どう把握 長期の健康管理が不可欠より転載



チェルノブイリ、低線量でも白血病
(1/2ページ)2012/12/28付
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 1986年に起きた旧ソ連・チェルノブイリ原子力発電所事故で収束に当たった作業員に白血病の患者が増えているという調査結果を、米国などの研究チームがこのほどまとめた。健康への影響が少ないとされていた低いレベルの放射線量で病気の増加が見つかった。東京電力福島第1原発でも廃炉まで30年以上かかる見通しで、作業員の長期の健康管理が課題となりそうだ。

 調査結果は、米国立がん研究所や米カリフォルニア大学、ウクライナ放射線医学研究センターなどのチームがまとめ、11月に専門誌に発表した。1986~2006年に現場作業にかかわった約11万人を追跡調査した。その結果、137人が白血病になり、うち79人が慢性リンパ性白血病だった。

■原因の16%占める


 研究チームは被曝(ひばく)した放射線が原因で白血病になったかどうかを見分けるため、年齢や居住地域などの影響を取り除いて疫学的に分析した。白血病になった人のうち、16%に当たる19人は放射線が原因だと断定した。作業員の被曝線量は全体の78%が100ミリシーベルト未満で、国際放射線防護委員会(ICRP)などが「人間が浴びても明らかに健康への影響が出るとする科学的なデータはない」としている値だった。研究チームは「低い放射線の被曝でも白血病のリスクが高まる恐れがあり、放射線と病気の関係を調べるためより詳しい調査が必要だ」と指摘する。

 チェルノブイリ原発では事故直後の収束に多くの作業員が投入され、放射線の影響で命を落としたケースもある。原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)などによると、事故発生から現場で働いた作業員は50万人以上。約1000人が事故直後の作業で高い放射線にさらされ、134人は激しいやけどや敗血症などを併発した急性放射線障害を発症した。このうち少なくとも28人が放射線の影響で亡くなったといわれている。

 米国などの研究チームが今回指摘したのは、こうした事故直後の高い線量の被曝ではなく、現場に入ったものの低線量の被曝をした作業員ばかり。これまでも白血病などが増えたとする論文はあった。原爆被爆者の調査を手掛けた福島県立医科大学の柴田義貞特命教授は「今回の論文は分析もしっかりしているが、作業員が被曝した放射線量の推定にバラツキが大きい」と指摘する。白血病になった作業員がどれだけ被曝したのか明確になっていないからだ。

■基準超えた例も



被曝量を正確に把握するため、線量計を受け取る東電福島第1原発の作業員(福島県楢葉町のJヴィレッジ)
 放射線量の推定では作業員1人ずつに線量計を持たせるのではなく、その場で1度だけ線量を測定したデータや、作業員に聞き取りをした行動記録から推定したとみられる。チェルノブイリ原発では、現場に入った作業員が放射線量の情報は十分に知らされなかった例も多く、被曝した線量を特定するのは難しい。今後、病気と被曝量の因果関係をどこまで突き止められるかが課題となる。

 一方、福島第1原発でも通常の原発に比べて放射線量の高い状態が続く。これまでの作業で国が定める基準を超えた作業員もいる。



 東電によると、事故が発生した2011年3月11日から12年10月末までに現場で働いた作業員は2万4575人。このうち、現行の基準である年間の累積放射線量が50ミリシーベルトを超えたのは1132人に上る。これには基準が緩かった11年12月までの作業員も含まれるが、最も高かったのは事故直後に福島第1原発1~2号機の中央操作室にいた東電社員で678ミリシーベルトだった。

 この社員は被曝線量の許容限度を大幅に超えたため、東京都千代田区の東電本店で働いているという。被曝線量が上限を超えた作業員を含め、東電は「これまでの医師の診断から、放射線量の影響で健康に被害が出た人はいない」と説明する。

 厚生労働省は福島第1原発で働いた作業員について「健康管理をしっかりやるよう東電などに指導している」(同省福島労働局)。政府が冷温停止状態を宣言した11年12月16日以前に働いた作業員の一部には、がんなどの検診費用を負担している。ただ、宣言以降は東電などに委ねている。特に実態の把握が難しい協力企業の作業員は事業者任せだ。「国が責任を持って健康管理を続けるべきだ」という専門家の意見も多い。

 福島第1原発は廃炉まで30~40年かかる見通しで、今後も多くの作業員が長期にわたり高い放射線量の現場作業を強いられる。作業員の不安を解消し新たな人員を確保するためにも、国による健康管理が重要だ。

(福島支局長 竹下敦宣)

年越しそばノート

2012-12-31 15:28:05 | 原子力関係
今日は早速年越しそばを食べてきました。
福井県産のそば粉です。
どこのそば粉でも多少のセシウムは入っているでしょう。

<食と放射能汚染>続・年越しそばは大丈夫か?「蕎麦(そば)」「気になる食材、セシウム汚染ランキング」③より転載


昨日の「蕎麦(そば)」の続きを。


これまでの「気になる食材、セシウム汚染ランキング」記事は、下記へ。

<食と放射能汚染>年越しそばは大丈夫か?「蕎麦(そば)」「気になる食材、セシウム汚染ランキング」②今日の放射能拡散予測(12/29~12/31)スイス気象局

<食と放射能汚染>「豚肉」は、2683倍も汚染されている!!「豚肉」気になる食材、セシウム汚染ランキング①・今日の放射能拡散予測(12/28~12/30)スイス気象局



今日は、第21位から第100位まで。

注目してもらいたいのは、上下の数値の差。
例えば、第21位は79ベクレル、第22位は、78ベクレル。




順位 産地 セシウム合計値
日付は採取日・結果判明日・公表日 

(単位:ベクレル/kg)

21 福島県 須賀川市 旧長沼町 非流通品 79
H24.10.20 H24.10.27 H24.10.31

22 栃木県 宇都宮市 ― 非流通品  78
H24.11.9 H24.11.20 H24.11.20

23 栃木県 日光市 ― 非流通品  77
H24.11.1 H24.11.6 H24.11.6

24 岩手県 盛岡市 旧渋民村 非流通品  73
H24.10.15 H24.11.6 H24.11.12

25 福島県 須賀川市 旧長沼町 非流通品  72
H24.10.21 H24.10.29 H24.11.1

25 福島県 須賀川市 旧長沼町 非流通品  72
H24.10.21 H24.10.29 H24.10.31

27 岩手県 盛岡市 旧渋民村 非流通品  70
H24.10.15 H24.11.6 H24.11.12

28 栃木県 日光市 ― 非流通品  69
H24.11.1 H24.11.6 H24.11.6

28 宮城県 栗原市 ― 非流通品  69
H24.10.30 H24.11.1 H24.11.8

28 岩手県 盛岡市 旧渋民村 非流通品 69
H24.10.15 H24.11.6 H24.11.12

31 福島県 須賀川市 旧長沼町 非流通品  68
H24.10.24 H24.10.27 H24.11.1

31 岩手県 盛岡市 旧渋民村 非流通品  68
H24.10.15 H24.11.6 H24.11.12

31 岩手県 一関市 旧大原町 非流通品  68
H24.10.25 H24.11.3 H24.11.12

31 福島県 須賀川市 旧長沼町 非流通品  68
H24.10.24 H24.10.27 H24.10.31

35 福島県 須賀川市 旧長沼町 非流通品  67
H24.10.15 H24.10.29 H24.11.1

35 岩手県 盛岡市 旧渋民村 非流通品  67
H24.10.15 H24.11.6 H24.11.12

35 岩手県 盛岡市 旧渋民村 非流通品 67
H24.10.15 H24.11.6 H24.11.12

35 福島県 須賀川市 旧長沼町 非流通品  67
H24.10.15 H24.10.29 H24.10.31

39 宮城県 大崎市 ― 非流通品    66
H24.11.5 H24.11.13 H24.11.14

39 宮城県 加美町 ― 非流通品  66
H24.11.5 H24.11.13 H24.11.14

39 福島県 福島市 旧平野村 非流通品  66
H24.10.18 H24.10.19 H24.10.24

42 栃木県 日光市 ― 非流通品  65
H24.11.1 H24.11.6 H24.11.6

42 岩手県 盛岡市 旧渋民村 非流通品  65
H24.10.15 H24.11.6 H24.11.12

44 栃木県 日光市 ― 非流通品  64
H24.10.31 H24.11.6 H24.11.6

44 岩手県 盛岡市 旧渋民村 非流通品  64
H24.10.15 H24.11.6 H24.11.12

46 岩手県 一関市 旧大原町 非流通品  61
H24.10.25 H24.11.3 H24.11.12

46 宮城県 大崎市 ― 非流通品  61
H24.11.5 H24.11.13 H24.11.14

48 福島県 白河市 旧大屋村 非流通品 58
H24.11.7 H24.11.12 H24.11.14

48 福島県 福島市 旧平野村 非流通品 58
H24.10.18 H24.10.19 H24.10.24

48 福島県 福島市 旧平野村 非流通品  58
H24.10.18 H24.10.19 H24.10.24

51 福島県 国見町 旧小坂村 非流通品  57
H24.10.25 H24.10.29 H24.11.1

51 福島県 国見町 旧小坂村 非流通品  57
H24.10.25 H24.10.29 H24.10.31

53 栃木県 日光市 ― 非流通品  56
H24.10.22 H24.11.2 H24.11.5

53 福島県 川内村 旧川内村 非流通品  56
H24.11.7 H24.11.22 H24.11.27

53 福島県 福島市 旧平野村 非流通品  56
H24.10.18 H24.10.19 H24.10.24

56 栃木県 日光市 ― 非流通品  55
H24.10.26 H24.11.2 H24.11.5

56 栃木県 日光市 ― 非流通品  55
H24.11.1 H24.11.6 H24.11.6

56 宮城県 栗原市 ― 非流通品  55
H24.10.30 H24.11.1 H24.11.8

59 福島県 須賀川市 旧長沼町 非流通品  54
H24.10.24 H24.10.27 H24.11.1

59 福島県 須賀川市 旧長沼町 非流通品  54
H24.10.24 H24.10.27 H24.10.31

61 栃木県 日光市 ― 非流通品  53
H24.10.22 H24.11.2 H24.11.5

61 栃木県 日光市 ― 非流通品   53
H24.10.26 H24.11.2 H24.11.5

61 栃木県 那須町 ― 非流通品  53
H24.10.30 H24.11.2 H24.11.5

64 岩手県 盛岡市 旧渋民村 非流通品  52
H24.10.15 H24.11.6 H24.11.12

65 福島県 白河市 旧大屋村 非流通品  49
H24.11.7 H24.11.12 H24.11.14

66 栃木県 日光市 ― 非流通品  48
H24.10.22 H24.11.2 H24.11.5

66 栃木県 日光市 ― 非流通品  48
H24.11.1 H24.11.6 H24.11.6

66 宮城県 加美町 ― 非流通品  48
H24.11.5 H24.11.13 H24.11.14


69 福島県 西郷村 旧西郷村 非流通品  47
H24.10.25 H24.11.3 H24.11.6

69 福島県 西郷村 旧西郷村 非流通品  47
H24.10.31 H24.11.3 H24.11.6

69 宮城県 大崎市 ― 非流通品 47
H24.11.5 H24.11.13 H24.11.14

69 福島県 田村市 旧文珠村 非流通品  47
H24.8.6 H24.8.10 H24.8.13

73 福島県 須賀川市 旧長沼町 非流通品  46
H24.10.16 H24.10.29 H24.11.1

73 福島県 須賀川市 旧長沼町 非流通品  46
H24.10.21 H24.10.27 H24.11.1

73 福島県 須賀川市 旧長沼町 非流通品  46
H24.10.16 H24.10.29 H24.10.31

73 福島県 須賀川市 旧長沼町 非流通品  46
H24.10.21 H24.10.27 H24.10.31

77 栃木県 日光市 ― 非流通品  45
H24.10.22 H24.11.2 H24.11.5

77 福島県 西郷村 旧西郷村 非流通品  45
H24.10.25 H24.11.3 H24.11.6

77 福島県 白河市 旧大屋村 非流通品  45
H24.11.7 H24.11.12 H24.11.14

80 栃木県 日光市 ― 非流通品  44
H24.10.22 H24.11.2 H24.11.5

80 宮城県 栗原市 ― 非流通品 44
H24.10.30 H24.11.1 H24.11.8

80 福島県 須賀川市 旧白方村(岩瀬村) 非流通品  44
H24.11.12 H24.11.16 H24.11.20

83 宮城県 加美町 ― 非流通品  43
H24.11.5 H24.11.13 H24.11.14

84 栃木県 日光市 ― 非流通品  42
H24.10.22 H24.11.2 H24.11.5

84 栃木県 日光市 ― 非流通品  42
H24.10.15 H24.10.16 H24.10.17

86 栃木県 日光市 ― 非流通品  41
H24.10.15 H24.10.16 H24.10.17

87 福島県 鏡石町 旧鏡石町 非流通品  40
H24.11.1 H24.11.3 H24.11.6

87 福島県 西郷村 旧西郷村 非流通品  40
H24.10.25 H24.11.3 H24.11.6

87 宮城県 大崎市 ― 非流通品  40
H24.11.5 H24.11.13 H24.11.14

90 栃木県 日光市 ― 非流通品  39
H24.10.22 H24.11.2 H24.11.5

90 福島県 白河市 旧大屋村 非流通品  39
H24.11.7 H24.11.12 H24.11.14

90 福島県 郡山市 旧丸守村 非流通品  39
H24.11.16 H24.11.16 H24.11.20

93 福島県 須賀川市 旧長沼町 非流通品  38
H24.10.16 H24.10.29 H24.11.1

93 宮城県 栗原市 ― 非流通品  38
H24.11.5 H24.11.7 H24.11.8

93 栃木県 日光市 ― 非流通品  38
H24.11.5 H24.11.9 H24.11.12

93 宮城県 大崎市 ― 非流通品  38
H24.11.5 H24.11.13 H24.11.14

93 栃木県 塩谷町 ― 非流通品 38
H24.11.8 H24.11.13 H24.11.14

93 岩手県 金ケ崎町 旧永岡村 非流通品 38
H24.10.18 H24.10.22 H24.10.24

93 福島県 福島市 旧水原村 非流通品  38
H24.10.18 H24.10.19 H24.10.24

93 福島県 須賀川市 旧長沼町 非流通品  38
H24.10.16 H24.10.29 H24.10.31





とりあえずは、100位(100番目)までで、いったん切りますが、
ご覧のように、数値の差が、上下でほぼ無しか、わずか1ベクレルほどです。

これが、この後も、最後の793位まで続きます。
最後の方は、0.1ベクレルの差になります。


ちなみに、ベクレル数が、やっと10を切るのは、第396位の宮城です。

395 福島県 郡山市 旧片平村 非流通品  10
H24.10.22 H24.10.24 H24.10.24

396 宮城県 大和町 ― 非流通品   9.9
H24.10.29 H24.10.31 H24.11.1




この数値の出現状況から見て、やはり、ほぼ全部がまんべんなく汚染されているという感じがします。


とりあえず、今夜は、どうします?


年に1回、汚染されてるのを承知で食べますか?
1回ぐらいならと食べたその「年越し蕎麦」、ロシアンルレットより、かなりの確率で大当たりかも。。。



ということで、今日はここまで。

磯子火力発電所、不具合で新2号機停止/横浜

2012-12-31 15:00:01 | 学習
磯子火力発電所、不具合で新2号機停止/横浜

2012年12月5日
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 電源開発(Jパワー)は4日、磯子火力発電所新2号機(横浜市磯子区)に不具合が見つかったため、発電を停止したと発表した。

 同社によると、同日午前10時ごろに同機のタービンに振動が発生。点検に入るため発電を停止した。復旧見込みは未定だが、少なくとも数日は発電できないという。

 同機の出力は60万キロワットで、東京電力と東北電力に売電している。東京電力のピーク時の供給力は4日現在、4650万キロワットで、磯子の新2号機が担う割合は全体の2%に満たない。

【放射能】韓国が輸入を禁止している「8県」の「ヤバい食品」

2012-12-31 15:00:00 | 原子力関係
放射能】韓国が輸入を禁止している「8県」の「ヤバい食品」
【韓国が輸入を禁止している「8県」の「ヤバい食品」】
より転載

2012年8月5日日曜日

放射能による汚染を理由に韓国が輸入を停止している日本の食品一覧が、農林水産省のHP上にアップされています。

2012年7月23日現在、韓国が放射線を懸念している主な食材は、次のとおりです。


【主な輸入停止食材一覧】

・岩手県

きのこ類、ぜんまい、たけのこ、マダラなど

・福島県

ほうれんそう、梅、ゆず、栗、キウイフルーツ、米、原乳、きのこ類、たけのこ、わらび、アユ、クロダイ、スズキ、ヒガンフグ、マアナゴ、ヒラメ、マダラ、キタムラサキウニ、飼料など

・宮城県

きのこ類、たけのこ、ぜんまい、スズキ、マダラ、ヒガンフグ、ヒラメ、クロダイなど

・群馬県

ほうれんそう、茶、ヤマメ、イワナ、飼料など

・栃木県

ほうれんそう、きのこ類、たけのこ、さんしょう、こしあぶら、茶、ぜんまい、わらび、飼料など

・茨城県

ほうれんそう、きのこ類、たけのこ、こしあぶら、茶、原乳、スズキ、ヒラメ、アメリカナマズ、ウナギ、飼料など

・千葉県

きのこ類、たけのこ、茶など

・神奈川県



(ソース)
・農水省のHP:韓国の日本産食品等の輸入に対する規制の概要(最新)
(平成24年7月23日現在。PDFファイル)

8県の野菜や、山菜、魚介類の放射性物質には、注意する必要がありそうです。

なお、リンク先の文書によれば、韓国は、少しでも放射性ヨウ素、セシウムが検出された場合、輸入業者に対してプルトニウムやストロンチウムの検査を実施するよう指示しているということです。


【食品の放射能検査ニュース】

遅ればせながら、facebookをはじめました。

・食品の放射能検査ニュース
http://www.facebook.com/hosyanokensa

「ヘタの横好き」ということで(汗)、私は複数のブログをやっています。
ですが、食品の汚染については、facebookページ中心に情報発信していく予定です。

また、福島原発事故など、「気になるニュース全般」については、twitterに集約するようにしています。よろしければご笑読ください。

・twitter
https://twitter.com/#!/saito_mitsuo

引き続き、どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m

栃木県産乾シイタケ9割減 11年生産量 出荷制限と風評被害直撃

2012-12-31 14:48:38 | 原子力関係
風評被害じゃない!

県産乾シイタケ9割減 11年生産量 出荷制限と風評被害直撃
(12月31日)下野新聞



 東京電力福島第1原発事故に伴い、2011年の県内の乾シイタケ生産量は事故前の10年に比べ93・8%減と大幅に減少したことが30日までに、県の調べで分かった。一部から基準値を超える放射性物質が検出され出荷自粛要請を受けたことや、風評被害の影響とみられ、全国有数の産地が大打撃を受けていることがあらためて浮き彫りになった。

 11年の県産乾シイタケ生産量は10トン。10年の162トンから激減した。全国での生産順位は前年の6位から26位に大幅に落ちた。

 県産原木乾シイタケをめぐっては、2011年11月末から12月初めにかけ、県が県内22市町と下野市の一部(旧南河内町地区)に出荷自粛を要請した。だが、それ以前から風評被害で出荷しても売れない状態が続いていたという。出荷自粛は現在も解除されていない。

 また、県産生シイタケは11年中に出荷制限を受けなかったが、生産量は3395トンで、10年の4146トンから18・1%減少。風評被害の影響とみられる。全国順位は5位から6位に下がった。

 県産生シイタケは12年2月以降、県の出荷自粛要請や国の出荷停止指示が相次いだ。露地栽培の原木生シイタケは22市町、施設栽培の原木生シイタケは10市町でそれぞれ出荷制限を受けている。菌床栽培の生シイタケは制限を受けていない。

 県は「風評被害は続いており、12年の生産量はさらに落ち込む可能性がある」と指摘。風評被害の払拭と早期の出荷再開に向け、安全な生産資材への切り替えや放射性物質の汚染を受けない生産管理手法の確立、消費者への安全性PRなどの取り組みを強化する方針だ。

<安倍首相>「国民的な理解を得て」…原発新増設に前向き

2012-12-31 14:43:24 | 原子力関係
言葉遊び?国民を愚弄している安倍は福島県に住め!
<安倍首相>「国民的な理解を得て」…原発新増設に前向き
2012年12月30日 21時23分 (2012年12月30日 23時06分 更新)


安倍首相=和田大典撮影
[拡大写真]

 安倍晋三首相は30日、首相官邸でTBSのインタビューに応じ、今後の原子力政策について「新たにつくっていく原発は、40年前の古いもの、事故を起こした(東京電力)福島第1原発のものとは全然違う。何が違うのかについて国民的な理解を得ながら、それは新規につくっていくことになるのだろう」と述べ、新増設に前向きな考えを示した。

 首相は21日の記者会見で、原発の新増設を原則認めないとした民主党政権の方針について「もう一度見直していきたい」と述べ、新増設を認める可能性を示唆していた。

 首相は「当面の電力需要にどう対応していくかが国民も不安なのだろう。だから、簡単に『脱原発』『卒原発』とやや言葉遊びに近い形で言ってのける人たちは(衆院選で)信用されなかったのだろう」とも述べた。

 茂木敏充経済産業相も27日の記者会見で、既に着工しているJパワー(電源開発)大間原発と中国電力島根原発3号機の建設を容認する方針を表明。着工前の原発の新増設についても「専門的知見を十分蓄積したうえで政治判断していきたい」と含みを持たせていた。

 国内には未着工の原発建設計画が9基ある。大半は、開発当初の設計に安全性や効率面で改良を加えた「改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)」「改良型加圧水型軽水炉(APWR)」と呼ばれる原子炉を採用している。

 新増設を認めた場合、「2030年代に原発稼働ゼロ」という民主党政権の方針は白紙に戻る。首相は29日、「直ちに政策になっていくということではない」と述べゼロ方針を踏襲しない意向で、「脱原発依存」の転換を図る姿勢が鮮明になっている。

 ただ、自民、公明両党は連立政権合意に「可能な限り原発依存度を減らす」ことを盛り込んだ。公明党は新増設に反対の立場で、原発政策を巡り温度差が生じている。【中島和哉】

甲状腺検査拠点を整備へ

2012-12-31 14:00:00 | 原子力関係
甲状腺検査拠点を整備へより転載

県は原発事故を受けて行っている子どもの甲状腺検査について、今年度中に郡山市を中心とする県中地方といわき市の2か所の医療機関で新たに検査ができる態勢を整備することにしています。
原発事故で放出された放射性ヨウ素は、子どもの甲状腺に溜まるとがんを引き起こすおそれがあることから県は原発事故当時、18歳以下だったすべての子どもを対象に検査を行っています。
しかし、これまで検査ができる病院は少なく、県立医科大学の医師が学校や公共施設に出向いて検査を行っていて、保護者からは検査態勢の充実を求める声が上がっていました。
このため県は、今年度中に郡山市を中心とする県中地方と、いわき市の、あわせて2か所の医療機関に専門の検査機器を導入したり検査員を配置したりして甲状腺検査ができる態勢を整えることにしました。
県は2回目の甲状腺検査が始まる平成26年度に向けては、さらに検査が行える拠点を整備したいとしています。
県健康管理調査室は「医師を対象にした検査技術の講習会を開くなど人材育成に努め県民の声に応えられるよう検査態勢を充実させたい」と話しています。
12月20日 12時27分 NHKニュース

行政・政治 : 今年度2品目売却へ 豊田終末処理場の下水汚泥の金含焼却灰

2012-12-31 13:00:00 | 原子力関係
行政・政治 : 今年度2品目売却へ 豊田終末処理場の下水汚泥の金含焼却灰より転載
更新:2012-12-18 6:00 長野日報

 県諏訪建設事務所は、諏訪湖流域下水道豊田終末処理場(諏訪市)で生じた「金」を含む飛灰などについて、有価物として売却する一般競争入札を公告した。昨年度は4品目をかけたが、応札がなかった焼却灰と不良スラグは今回外し、溶融飛灰など2品目に限った。原発事故以降、放射性物質が検出されているため、引き続きセシウム濃度のデータを示した上で実施する。

 売却するのは、下水汚泥の焼却灰を高温で溶かす際に飛散する溶融飛灰5・1トン、配管に付着する煙道スラグ0・3トン。飛灰は昨年9月から1年間の発生分、煙道スラグは年2回行う定期修繕時の回収分で、来年1月18日まで申し込みを受け付け、同31日に物品ごと入開札する。

 入札は4回目。今回の売却分について県が行った事前調査では、溶融飛灰で1キロ当たり7・5~0・22グラム、煙道スラグで同22~4・4グラムの金を含んでいた。金価格は高値水準を維持しているが、これらからは同2800~260ベクレルのセシウム濃度が検出されており、落札価格に影響しそうだ。

 焼却灰と不良スラグを除いた理由について、諏訪湖流域下水道事務所は「他2品目に比べると含有量が少ない。昨年度も応札がなく、売却は難しいと判断した」と説明。特別産業廃棄物や産廃として処分する方針という。

 同処理場に金が流入する要因としては、流域に金めっき工場が多いことや、金鉱脈が温泉に溶け出していることなどが挙げられている。入札初年の2009年度は2578万円、10年度は2260万円で買い手がついたが、放射性物質の影響を受けた11年度は617万円だった。売却益は施設の維持管理費に充当している。