大河ドラマ題字書家の展示会 NHK
去年放送されたNHKの大河ドラマ、「平清盛」の題字を書いた書家として知られる金澤翔子さんの作品を集めた展示会が、米子市で開かれています。
金澤翔子さんは力強い筆遣いで知られる27歳のダウン症の書家で、米子市内の会場には、金澤さんの作品、80点が展示されています。このうち、「平清盛」と書かれた書は、去年放送されたNHKの大河ドラマの題字のために30枚以上書かれた中の1枚です。
ドラマの舞台となった広島県などを訪れた金澤さんが、イメージを膨らませ、本来の字にはない「はね」の筆遣いで、時代を駆け抜けた主人公の躍動感を表現しています。
また、生きることの楽しさを表現したという「楽」という文字は、人が踊っている絵画のようにも見え、金澤さんの作品の特徴をよく表しています。
このほか、「絆」など東日本大震災を受けて書かれた作品も多く展示されていて、岩手県出身の詩人、宮沢賢治の詩、「雨ニモマケズ」を書いた作品は、300字以上使われている詩が丁寧に書かれています。
この展示会は米子市の米子天満屋で来月4日まで開かれていて、来月2日には金澤さんが会場で書のパフォーマンスを披露することになっています。
02月28日 10時01分
去年放送されたNHKの大河ドラマ、「平清盛」の題字を書いた書家として知られる金澤翔子さんの作品を集めた展示会が、米子市で開かれています。
金澤翔子さんは力強い筆遣いで知られる27歳のダウン症の書家で、米子市内の会場には、金澤さんの作品、80点が展示されています。このうち、「平清盛」と書かれた書は、去年放送されたNHKの大河ドラマの題字のために30枚以上書かれた中の1枚です。
ドラマの舞台となった広島県などを訪れた金澤さんが、イメージを膨らませ、本来の字にはない「はね」の筆遣いで、時代を駆け抜けた主人公の躍動感を表現しています。
また、生きることの楽しさを表現したという「楽」という文字は、人が踊っている絵画のようにも見え、金澤さんの作品の特徴をよく表しています。
このほか、「絆」など東日本大震災を受けて書かれた作品も多く展示されていて、岩手県出身の詩人、宮沢賢治の詩、「雨ニモマケズ」を書いた作品は、300字以上使われている詩が丁寧に書かれています。
この展示会は米子市の米子天満屋で来月4日まで開かれていて、来月2日には金澤さんが会場で書のパフォーマンスを披露することになっています。
02月28日 10時01分