河北新報
福島第1原発の港湾内の海水から高濃度のトリチウムが検出された問題で、原子力規制委員会は26日の定例会合で「高濃度汚染水の漏えいが海にも及んでいる可能性が強く疑われる」との認識を示した。
東京電力は「第1原発事故直後に海に漏れ出した汚染水の拡散」などと説明し、新たな漏えいを否定している。更田豊志委員は「予断を持たず対応してほしい。敷地内(地下)の漏えいと違い危険性が非常に大きい」と指摘し、原子力規制庁に監視強化を求めた。
島崎邦彦委員長代理は「潮位が下がると地下水が海に出やすくなる。信頼できるサンプリング調査をするためにも、港湾内の海水が潮位変化でどう循環するのか把握する必要がある」と述べた。
2013年06月27日木曜日
福島第1原発の港湾内の海水から高濃度のトリチウムが検出された問題で、原子力規制委員会は26日の定例会合で「高濃度汚染水の漏えいが海にも及んでいる可能性が強く疑われる」との認識を示した。
東京電力は「第1原発事故直後に海に漏れ出した汚染水の拡散」などと説明し、新たな漏えいを否定している。更田豊志委員は「予断を持たず対応してほしい。敷地内(地下)の漏えいと違い危険性が非常に大きい」と指摘し、原子力規制庁に監視強化を求めた。
島崎邦彦委員長代理は「潮位が下がると地下水が海に出やすくなる。信頼できるサンプリング調査をするためにも、港湾内の海水が潮位変化でどう循環するのか把握する必要がある」と述べた。
2013年06月27日木曜日