先日、目白の椿山荘で行われていた『真夏の夢』という現在美術の展覧会で冷やかし半分で入札した岩岡純子さんの作品を無事、落札しました。下の写真の一番右のマシーンと、下の写真パネルです。(マシーンと写真でセットです。)写真パネルはエディション5だそうです。マシーンには白い包帯がぐるぐるに巻いてあっておばちゃんがマシーンに座ってほっぺたを左右に引っ張られているちょっと痛々しい姿なのですが、なんとなく考えさせられるところがあって興味を持ちました。(僕は少し頭が変かもね)今朝、僕の携帯に岩岡純子さん、作家本人から電話があって僕がこのマシーンを落札したとの知らせを頂きました。この厳しいご時世にコアで、思いっきりコンセプチュアルアート作品をゲットするなんて……でも今まで見たことない、誰もやったことのない愚行に近いパフォーマンス作品は現代社会へのオマージュだと僕は勝手に解釈しておきます。いけてるね、この作家。


↑一番右のこのマシーンです。
このおばちゃん、両方のほっぺたを金具で左右に引っ張られていて痛々しい姿ですが、極端にゆがみを伴った人間の変身願望が痛覚を思いっきり刺激しているところが、とても興味深く思い作家の将来性と才能を感じました。



↑一番右のこのマシーンです。
このおばちゃん、両方のほっぺたを金具で左右に引っ張られていて痛々しい姿ですが、極端にゆがみを伴った人間の変身願望が痛覚を思いっきり刺激しているところが、とても興味深く思い作家の将来性と才能を感じました。